• 津軽最古の酒蔵から

  •  当蔵は、江戸初期・正保年間(1644〜1647)に越前敦賀国から十三湊に至り、岩木川を遡って『板屋野木村』(現板柳町)で造酒を開くと『津軽古今偉業記』に伝えられている、津軽最古の酒蔵です。

  •  当時の板屋野木は、藩都・弘前の川港としてたいへん栄え、酒造に必要な米・水・人に恵まれていたといいます。

  •  以来当蔵では、実り豊かな津軽平野越しに見上げる岩木山の名を冠し、岩木山の伏流水を汲み、津軽平野の米を主原料として、米洗いから麹造り、醪、上槽まで、一貫した手仕事で酒造りを続けてまいりました。