AZIKとは何か
日本語入力方法には、いろいろな方法があります。
旧JISキーボード式かな入力と、ローマ字入力が趨勢と思われますが、より効率的な方法があるのです。
そのうちの一つが、AZIK です。エイズィック と発音します。
高性能センサー kpswnp sdsa:
敏感に反応する bkkz ni hznp sr
入場券 nghjpkd
漢字直接入力などと比べれば効率は落ちるかもしれませんが、上の例を見ての通り、かな入力とほとんど変わらないタイプ数で入力することも可能です。
入場券などは、親指シフトよりもストローク数で優っています。
また、見ての通り、1ストローク目つまり子音はローマ字と完全に一致し、2ストローク目以降を工夫することで効率的な入力を実現します。
日常的な文章入力では、もっ とも現実的な選択の一つであろうと考えています。
こんにちは klnitiha または klntha
東京特許許可局 tpkgpto;kgokgokakgoku
ティーパーティー tgi:pa:tgi:
例えば「か」は「KA」ですが、「かい」と「かん」を「KQ」「KZ」という、Aの上下のキーで入力します。
同様に「け」は「KE」ですが、「けい」と「けん」を「KW」「KD」という、Eの隣接キーで入力します。
このような方針で、50音全てが簡単に入力できます。
音引きは : キー、小さい「っ」は ; キーで入力します。
指の動きに逆らわず、自然な入力支援を追加したローマ字入力の発展形、それがAZIKです。
公式ページも御覧下さい
拡張ローマ字入力『AZIK』/『ACT』現状
元々はWXGで使われていた入力方法です。既にCD-ROMを紛失してしまい、再インストールできないので、今は諦めてATOKで使えるように工夫をしています。
ATOKは、ローマ字のカスタマイズ性能があまりよくなく、フルセットのAZIKを実装することができませんが、実用になる程度の実装は可能です。
また今回、Google日本語入力がローマ字テーブルのカスタマイズ機能に対応したため、Google日本語入力で使えるように変換したものを用意しました。
ATOKから変換しただけなので、同様にフルセットのAZIKではありません。
制限事項
ATOKのローマ字設定の数の上限が厳しいため、殆ど使わないだろう組み合わせは、削除されています。
例えば「きょう」は「KYP」と「KGP」がありますが、KY* は打ちにくく普段は使わない(少なくとも自分は)ので、KG* のみを入れてあります。「きょ」なども同様、KGO のみ入っています。
KYAなどKY*系が入っていないのは仕様です。
撥音拡張(KK, KL, KJ, KD, KLなど)や、二重母音拡張(KQ, KH, KW, KPなど)は、全て登録されているはずです。
2ストローク目のFキー(KF, MF, NF, YF, JF, PF)も、全て登録されているはずです。
特殊拡張(KT, ST, TT, HT, WTなど)も、全て登録されているはずです。
このほか、独自の拡張と仕様変更を入れてあります。
ゐ WHI うぃ WI
ゑ WHE うぇ WE
ゐゑ よりも、うぃ、などの方が良く使うと見込まれるため。Hなのは、タッチタイプしやすいキーの選択。
V の各種ヴ行が登録されています。
小さい文字は、正規の方法が使えないため、Lを冠して入力します。ぁ=LA 等。
もしおかしなところを発見しましたら、報告いただければ修正など致します。
ダウンロード
Google日本語入力用ローマ字テーブルATOK2010用も、もし需要があれば公開します。
使い方
Google日本語入力用ローマ字テーブルは、ダウンロードしたあと、次のようにします。
1 プロパティを開く
2 ローマ字テーブル[編集] のボタンを押す
3 [編集 ▼] のボタンを押す
4 インポート... を選ぶ
5 「現在のローマ字テーブルを上書きしますか?」とでるのでOKする
6 ダウンロードしたGoogle日本語入力用ローマ字テーブルを選択
テスト nihlgonghryoku > 日本語入力