24年暮らしてきたイタリアが、大変なことになっている。
























サボりながらも長いこと続けてきた
「ピエモンテのしあわせマダミン」を
お引越しリニューアルしようと思っていたら、
イタリアではコロナウィルスの感染があっという間に
広がって、今、恐ろしい状態になっている。

今日3月18日現在、感染者数28.710人、
死亡者数は1日で475人も増えて2.978人

日本でも心配してくださっている
イタリアファンの皆さんのために、
状況の変化を時系列に並べて書いてみた

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2月の中旬までは、個別の感染ケースが数件見つかったものの、
水際対策での押さえ込みに成功していたかに見えたイタリア。
あっという間に感染が広がり、今や、中国に次ぐ大きな感染国となってしまった。
事実上の外出禁止になってからすでに10日、自粛ムードになってからも数えれば、
もう一ヶ月近くがたつ。先の見えない重苦しい気分や不安が
だんだんと膨らみ、身近に忍び寄ってきている。

2月21日(金曜日)

イタリア北部のヴェネト州(州都ヴェネチア)で、
新型コロナウィルス感染による初の死亡者が確認される。


  観光客がいなくなって、ゴンドラも休業のヴェネチア。いつもは濁って汚い運河の水が綺麗になってきているという皮肉な報告も。

2月22日(土曜日)

在ミラノ日本領事館から注意喚起のメールが入る。
感染者が集中するロンバルディア州の10の市町村などで
宗教儀式を含むあらゆる公的イベントの中止、生活に必要不可欠な物資、
サービスを提供する仕事を除き、すべての労働活動を中断、学校は休み、
などなどの連絡。

あら、大変なことになった、とは思ったものの、
150キロも離れていない隣の州ではあるものの、ピエモンテ州トリノに暮らす私は、
この時点ではまだ対岸の火事気分。明日からカーニバル休暇で
アオスタへ家族でスキー。イタリア人は大げさに騒いで
パニックになったら面倒だから、明日、出発前にスーパーへ寄って
水やトイレットペーパー、パスタなどを少し多めに買っておこう。
(その後、私の予想は残念ながら的中し、ミラノでスーパーの棚がガラガラになった、
消毒液やマスクが市場から消えるなどが起こった)

2月23日(日曜日) 

スキー場は平和そのもの。アオスタは、ピエモンテ州とロンバルディア州の
どちらかも比較的近いので、両州のスキー客や別荘所有者が多い。
普通にバカンスを楽しみながらも、人が多いところは感染の危険があるかも? 
ということで、普通なら外食するところ、定宿のレジデンスで夕食を作って食べる。
こういうのを自粛というんだね。せっかくのバカンスなのに。

                          アオスタのCogneという可愛い村のスキー場で。娘サラとラブラドールのグレース。
                          のんきに雪で遊んでいたあの日から1ヶ月も立っていないのに。

2月24日(月曜日) 

テレビではずっとコロナ関連のニュース。感染者がどんどん増え、
死亡者の増えかたも日本よりも早いようなのがちょっと気になる。
高校生の娘の学校から、ピエモンテ州も今週いっぱい休校の連絡。
もともと水曜日まではカーニバル休暇だから、たったの2日増えるだけだね、
残念ー、などと軽く言っている。

2月25日(火曜日)

3月初頭に予定していた、ロンバルディア州フランチャコルタ地域への
プレスツアーが延期の知らせ。イタリアが誇る発泡性ワインの生産者などを取材して
某誌に掲載予定だったのに、それもボツ。

トリノの中心街でAirbnb(エアー・ビー・アンド・ビー)として貸している
我が家のアパート、滞在中だったアメリカ人の学生さんが急遽帰国して行った。
これもコロナの影響。


             我が家のエアビーアプリ画面。2月中旬から5月までキャンセル続きで、すでにカレンダーは真っ白。


2月26日(水曜日)

スキーから戻り、トリノの中心街で中華レストランをやっている友人に
メッセージを書く。1週間臨時閉店を決めたとのこと。コ
ロナウィルス先輩国である中国人の彼女は、イタリア人は
大げさに怖がって騒ぐわりに、予防策を何も取らない、と怒っている。

2月28日(金曜日)

日本の某婦人雑誌のイタリア旅行企画ペンディングの知らせ。
予想はしていたけど、とても残念。フリーランスの私にとっては、収入にも大きく響く。

そういえば、この企画を出す前に、取材候補地のツーリズムオフィスに連絡を取った。
数年前に別件でお世話になったところ。その時はとても対応がよく、
親切にしてくれたのに、今回もお世話になりたいとメールをすると、
けんもほろろな感じで断られたことを思い出す。
その時は、日本の方が状況が悪く、プリンセス・ダイアモンド号のことなどもあり、
感染しているアジアの国の観光客は来ないでほしい、
そんなふうに言われているような印象だった。ところがほんの2週間で、
状況が逆転して、もはやアジア人が怖い、でなくて
ロンバルディア人が怖い、なんて悪い冗談。

学校は来週火曜日まで休みが延長され、すぐに来週いっぱいと変更になる。

3月2日(月曜日)

自粛ムードのおかげで、北イタリアのレストランが経営難に陥っているという。
特にチャイニーズレストランは客足が激減で、一時閉店の店も多いらしい。
そんな中、一部の人たちは「大げさに騒ぎ立て、
経済にダメージを与えるなんて馬鹿げている。
いつも通り、好きなレストランへ行き、好きな時間を過ごそう」と宣言したり、
SNSに投稿したりしていた。
トリノで、中国人から支持の高いチャイニーズレストランの一軒が、
連日イタリア人で満員になるという現象も起きているという。
イタリア語でいう「ソリダリエタSolidarieta' 」、助け合いの精神というわけだ。

感染者数 1835人 死亡52人


            マスクをし、イタリアで一番ポピュラーな除菌ジェルを手にした名画のパロディーまで。

3月3日(火曜日)

自粛ムードでレストランが閑古鳥という今なら、普段は予約が超困難店も、
予約取れたりして? しかも値段も下がっていたりして? と思いつく。
フードライターという職業柄、ミシュランの星付きレストランなども
たくさん食べ歩いている私だが、未だ、どうしても行けていない一軒で、
予約超困難なある店のサイトを見てみると、やっぱり! 
ガラガラではないけれど、予約可能日がカレンダーに並んでいる。
友達を誘って行くことにして予約を入れる。
家から車で行って、12席しかない店でおとなしく食べて帰ってくるだけ。
何の問題もないでしょ。

それにしても仕事はすべてキャンセルで暇なので、
娘のために桜餅を作る。今日はひな祭り。


3月4日(水曜日)

250キロも離れた遠くの高級レストランへ行って、何百ユーロも使うより、
こんな時だもの、地元トリノのレストランでお金を落としてあげたほうが
いいのかも、とモデナの有名レストランを予約したことを
ちょっと後悔し始める。どうしよう。

感染者数 2706人 死亡107人


3月5日(木曜日)

仕事の打ち合わせに、雑誌社のオフィスへ。
久しぶりに会った親しい編集者が、ハグもキスもなしの挨拶
イタリア人にとっては、「会いたかった」「会えて嬉しい」などの感情を
自然にスキンシップで表現できないのはもどかしいらしく、
照れたようにモジモジしてる。
これが感染防止のための最近の流行り(っていう?)。
でも、こんなこと、役に立つかな?
私は日頃から、多くのイタリア人が、鼻や口を盛んに触り、
爪を噛み、鼻をほじる(人前でだよ!)人が多いのが
とても気になっているのだけど、それは感染拡大に関係ない?

3月6日(金曜日)

トリノ在住の日本人の友人宅にランチにお呼ばれ。
大勢人が集まるところは避けたほうがいいけれど、
個人宅で2人だから安心。美味しい和食をいただきながら、
仕事がなくなって暇なはずなのに、ネットのコロナ情報ばかり見てしまって
何もできない、やる気が出ない、頭変になりそう、という話になる。
大学で教鞭をふるう知的な彼女でさえもそんな状態なのか。
いったいみんな、どんな思いで過ごしているんだろう。


























友人が作ってくれた、こんな素敵なカフェランチ。
お皿も彼女の作。大学の先生でありながら陶芸家でもあるのです。






彼女のイタリア人のご主人が外出から帰ってきて、
やあ、久しぶりとハグ&バーチョ(頰同士をくっつけあうキス)。
え、いいの? と思うけど、まあ、いいか。


3月7日(土曜日)

ミラノを州都とするロンバルディア州全体がレッドゾーンで、
その他、ヴェネト州(州都ヴェネチア)やエミリア・ロマーニャ州(州都ボローニャ)、そして私の住むピエモンテ州の一部の、合計14県がレッドゾーンに指定され、
出入りが禁止されるというニュースが夕方飛び込んでくる。
友人のシングルマザーK子ちゃんは、レッドゾーンに指定された街で息子と二人暮らし、
ソムリエをして生計を立てているのに、18時以降はレストランやバールは
営業禁止という。病気も怖いけど、暮らしのこと、どんなにか不安だろう? 

予約したレストランがあるモデナもレッドゾーン。当然、キャンセル。

3月8日(日曜日)

朝、フェイスブックやテレビのニュースを見ていると、
昨夜、ミラノから南イタリアへ逃げるように帰って行く人が大勢いたとのこと。
東京と同じく、「地方出身者」が多いミラノで、中部、南イタリア出身者たちが、
マンマの、家族の側に帰るため、移動禁止令が実施される前に
慌てて電車に飛び乗ったということらしい。
一番感染度の高いロンバルディアから、ウィルスをお土産に持って行って
いいと思ってんの? などと大きな批判を浴び、
帰った先でも自宅隔離を強いられたり、家に入れてもらえない人もいたという。
こうしてイタリア全国へウィルスが運ばれて行った。


               家族に会えないまま隔離されたらたまらん!とミラノ中央駅から急ぎ出発する人々

同時に、ミラノではスーパーの棚が空っぽになったとか、
それはフェイクニュースだとかの情報が錯綜する。

3月9日(月曜日)

犬友達のティツィアーナにしばらく会っていないので、どうしている? 
とメッセージを送ったら、なんと、彼女の義理の弟が感染して重症化し、
ICUに入院中という。重症化するのは高齢者ばかりだと言われていたのに! 
コロナウィルスの恐怖が、現実のできごととして急に近づいてきた。
しかもすぐ隣のロンバルディア州はレッドゾーンに指定され、
州全体が隔離状態。
今夜予定していたトリノの日本人友達5-6人を招いての飲み会、
やらない方がいいのでは?と思い始める。

私の娘は、軽い喘息持ちだから、呼吸器疾患の既往症がある人は
若くても注意が必要と言うコロナウィルスに、万が一でも
感染させるわけにはいかない。娘もそれを当然知っていて、
はっきり言わないけれど、怖がっているようだ。
ニュースで見る限り、一番感染の激しいロンバルディア州では、
一気に感染者が増えたため、病院のICUベッド数も医療スタッフも足りず
混乱している。そんなところに入院する羽目になったら怖すぎる。
しかも今夜、飲み会に招いている友人のうちの数人はレストラン関係者で、
普通の人より多く人と接しているし。

断りの電話を入れると、ドタキャンなのにみんな快く同意してくれた。
それにしても、こんな時だからパーっと飲もうよ、と計画したのは、
たった5日ほど前のこと。数日で、状況は急激に悪化している。

そしてその夜には、全イタリアがレッドゾーンとなり
(その後、レッドゾーンという呼び方から、保護地区という名称に変更)、
仕事、必要最低限の買い物、健康上の理由以外では
外出を控えることを「強く要請する」という政府の通達が出る。
外出する場合は、指定の用紙に必要事項を記入し携帯すること、
違反した場合は高額な罰金、逮捕もあり得る、とのこと。
この措置は3月25日まで続く。

3月10日(火曜日) 

イタリア全国の5カ所の刑務所で、面会が禁止されたことを不満に暴動が起こる。
たった2-3週間、面会できないぐらい我慢してよ、
と外部の人間は思うのだが、狭いところに大勢閉じ込められている
彼らからすれば、感染の不安などストレスは最高潮なのかもしれない。
そういえば中国の刑務所で集団感染、というのがあったっけ。

駐在員の奥様方を対象に私が開催しているお料理教室も延期。
駐在員の方々は続々と帰国されているよう。
政府がチャター機を出すかも、という噂も流れる。
後に日本政府の発表で、チャーター機の可能性は低いとわかるが、
それぐらい逼迫した恐ろしい事態の真っ只中に私はいるのね? 

3月11日(水曜日) 
今日からはさらに対策が強化され、イタリア全国で、スーパーや食料品店、
薬局、新聞スタンドを除く全ての店舗、レストラン、バールが営業停止。

「イタリアの未来は、私たちみんなの手にかかっています。
それぞれが、自分の役割を自覚して、責任を果たしましょう。
私たちの大切な人、両親や子供達、祖父母の健康が危険に
さらされているのですから」というコンテ首相の言葉を思い出し、
今はただ、外出しないで我慢するのがイタリアを助ける、と肝に銘じる。







自国民を守る、その一点に集中してコロナヴィールスと戦っている
イタリアのジュゼッペ・コンテ首相は、経済よりも自国民の命を守る
という毅然とした態度、政策で人気急上昇とか(しかもイケメンだし)。
「明日、抱きしめあえるように、今日は離れていよう。
明日、もっと早く走れるために、今は立ち止まっていよう」。



薬局へ行く必要があったので、法令が出されてから初めて外出。
街は、駐車してある車が少なような気もする?という程度で、
人も歩いているし、普通に見える。まずは薬局へ。店内では床に
テープが貼ってあって、1メートル以上客同士が近づかないよう工夫されている。

薬局の次に近くのスーパーへ行こうとすると、外まで行列ができている。
混んでいるのではなくて、人混みができないように、入店制限をしているのだ。

床に赤いテープが貼ってある。グレースもお利口さんに間隔をあけて並ぶ。

3月12日(木曜日)

家から車で20分ほどのショッピングパーク内にある、
オーガニック専門のスーパーへ食料品などを買いに行く。
夕方のいつもは渋滞する道路がガラガラ。到着すると、
広い駐車場には数えるほどしか車が止まっていない。
スポーツ用品店、家電量販店、インテリアショップなど、
いつもは人気の店も、全て閉まっている。
不安が胸に迫り、涙が出る。25年暮らした大好きなイタリア、
どうなってしまうんだろう。

感染者数 12839人
死亡 1016人

3月13日(金曜日)

中国から30トンの医療品と医師団が到着。中国とイタリアの
経済的つながりを批判し、中国をコロナウィルス発生の元凶とするのは仕方がないとしても、
中国政府への批判と、中国人個々人への悪口をごちゃ混ぜにした
ヘイトスピーチまがいの日本人の発言をSNS上で頻繁に見かける。
今はそんなことよりも、
ありがとうと受け入れて、一人でも多くの命を救ってほしい。

18時にはフラッシュモブ(ゲリラパフォーマンスの一種)。
バルコニーでそれぞれ歌を歌ったり、楽器を演奏したりが、
いつしかイタリア国歌合唱になっていく動画を見た。
国歌を歌うなんてベタではあるけれど、こんな時は胸に迫る。










家にこもっていなければいけない人々はバルコニーへ出て、スーパーなどで働く人々も、いっせいに歌を歌ってイタリアを、自分自身を元気付けた。


3月14日(土曜日)

昼の12時に、みんなでバルコニーに出て、
必死の体制で頑張ってくれている医療従事者たちに拍手を送ろうという
フラッシュモブがある。私はトリノ郊外の森の中に暮らしていて、
それを目にすることはできなかったけれど、家で一人、心の中で拍手を送る。
普段は残業なんて絶対しないイタリア人たちが、
感染の危険もあるというのに、一人でも多くの命を救おうと必死で戦ってくれている。
先が見えないこんな状態で何もやる気が起きず、
家でダラダラ過ごしているしかないのが、本当に申し訳ないと思う。
でも医療ばかりは、専門家でないと手も足も出ない。


3月16日(月曜日)
とても水準の高い医療技術を持つというキューバの医師団が到着。
いったいどれだけ飛行機を乗り継いでやって来てくれたのだろう。胸が熱くなる。

先週までは、イタリアがヨーロッパ圏内での感染の目玉と言われていたが、
数日前からスペイン、フランス、イギリスなどにも拡大が始まっている。
そして北米にも。
今現在、イタリアでは食料品店と薬局を除く全ての店が3月25日まで一時閉店、
4月3日までが幼稚園、学校が休校という措置が取られているけれど、
それまでに終息はあり得るだろうか。世界はどうなってしまうんだろう?
自分の仕事の見通しも、娘の高校卒業国家試験(7月予定)と秋の大学入試は?


感染者数 20603人 うち9268人は自宅隔離
死亡 1809人
回復 2335人

3月18日(水曜日)

北イタリアのベルガモなどでは、高齢者が次々と感染し重症化して、
病院のICUも治療設備も医療スタッフも足りていないという
悲痛なニュースが毎日のように流れてくる。
今日はついに、1日の死亡者が400人を超えるという事態に。
ベルガモ市内では埋葬する場所も棺も足りなく、
遺体を軍のトラックに乗せて他所へ運び出しているという
あまりにも悲しい報道もあった。
亡くなった方々は、感染症であるがために
家族に看取られることも、別れをすることもなく
一人ぼっちで入院生活を続け、そして亡くなったのだ。
お葬式すらしてあげられない家族や親しい人たちの
悲しみは計り知れない。
こんな悲痛なこと、これ以上広がりませんように、
祈るしかできないのが歯がゆいばかりだ。

                     遺体を別の地域に運ぶ軍のトラックの列。
























コメント

  1. 胸が苦しくなります。日本は、まだ政府批判を肴にコーヒーを飲むおばさんを見かけるほどに余裕があります。何か必要なものやことがあればおっしゃってください。国際物流が止まる前に

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  2. 優しいお気遣い、本当にありがとうございます!日本はこのまま、感染がひどくならないまま終息することを祈っています。

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  3. 読ませて頂きました。胸が痛くてたまりません。イタリア頑張れ。それしか言葉が出ない。日本人は政府の批判ばかりしているけど、明日は我が身だと何故思わないのか。イタリアの悲惨な情報を対岸の火事だと、のほほんとして構えていられるのもいつまでか。 何も出来なくて申し訳ない。どうか、頑張って下さい。一日も早い終息を願っています。

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    1. ありがとうございます。本当に、私も家にいてネットを見てるばかりで何もできないのが苦しいです。そして日本のニュースを見ていると、心配で心配でたまらないです。おっしゃる通り、本当にのほほんとしているから。無用の心配になることを祈っています。

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  4. すみません 一部引っかかるところがあったので書かせて下さい 「中国をコロナウィルス発生の元凶とヘイトスピーチまがいの発言をする日本人も多い」と書かれていますが、実際ウイルスは中国から広まりましたし中国政府の対応の遅さ(特に初期)は批判されても仕方ないと思います。最近だと中国外務省の趙立堅報道官がコロナウイルスを米軍が持ち込んだ可能性があるとする見解をツイッターに投稿したり他国の対応を批判したりと批判されても仕方ない行為をしています。 一切ヘイトスピーチではない事を理解していただけると幸いです

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    1. こんにちは。コメントありがとうございます。ちょっと言葉が足りなくてすみません。中国政府のことを書いている人たちは論理的で、きちんと批判されているのですが、ヘイトスピーチまがいの、と書いたのは、中国人個人を批判、というか悪口を書いているSNSが目についたので、そのことでした。

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    2. Twitterでそういう人居ますね(´・ω・`)

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  5. 「中国をコロナウィルス発生の元凶とヘイトスピーチまがいの発言をする日本人も多いけど」
    とありますが事実を指摘したらヘイトスピーチまがいなのでしょうか?それに中国共産党は当初は隠蔽していた事がもう判明しています。
    そういう中国への批判を認めないような言動は流石にちょっとどうかと思いツッコませて頂きましたが貴重な現地情報をありがとうございました。

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    1. コメントありがとうございます。Aさんへの返信にも書いたのですが、ちょっと言葉が足りなくてすみません。中国政府のことを書いている人たちは論理的で、きちんと批判されているのですが、ヘイトスピーチまがいの、と書いたのは、中国人個人を批判、事実と関係ない悪口を書いているSNSが目についたので、そのことでした。

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  6. 18日の部分を日本人全員に

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  7. 貴重で分かりやすい記録を公開していただきありがとうございます。
    日本では一部の人達は気が緩んできたような雰囲気を個人的に感じます。
    特に3月18日の部分を気が緩んできている日本人全員に読んでもらいたいです。
    新型コロナウイルスに感染して亡くなった方は看取られることもできずお葬式もあげられず、という厳しい現実を迎えることになるということを認識してもらいたいです。
    基礎疾患ありの高齢者を介護している身としてそう思います。

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    1. ありいがとうございます。私も日本がとても心配です。杞憂のまま終わってくれたらいいと願うばかりです。介護のお仕事、頑張ってください。

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  8. 昨年結婚して、ハネムーン 先がイタリアでした。もう1カ国一緒に行きましたが、人が明るく優しくて、ご飯も美味しくイタリアでの滞在が一番の思い出になりました。あんなに素敵な国がこんな状況になっているのが心苦しいです…ただただ早く収束しますように。

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    1. ありがとうございます。明るくてかわいい人たちが悲しい毎日を送っているのが胸が痛いです。

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  9. はじめまして、Twitterで貴方の記事を知りました。
    ご家族の方が喘息持ちだとしても、ストレス緩和のパーティすら自粛する貴方の判断は英断だと思います。
    そして、それと同時に同じ日本人として日本が情けなくなりました。
    全世界で感染者が30万人を越えようが感染爆発してない日本では心配しすぎといった声が多く、皆どこか対岸の火事としか受け取っていません。
    休校措置を取っても若者は遊べる時間が増えたとばかりに外出するだけ。確かに若者の感染率は低いですが、高齢者への配慮が全くない。
    高水準の教育を受けておきながら、このモラルの低さには呆れるばかりです。
    どうか一日でも早く貴方の生活が元に戻り、ご家族と健やかな生活を送れることを祈ってます。
    そして、祈ることしか出来ず申し訳ありません。

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    1. はじめまして。ありがとうございます。そうですね、学校を休みにしたのに、外で遊んだり、会社に連れて行ったりして、あまり意味がないですね。これは会社に連れていった個々人の親御さんが悪いと言っているのではなくて(共働きだったら仕方がないですものね)、対策をちゃんと取れない日本政府に問題があると思います。日本も落ち着いているようですが、気をつけてお過ごしください。

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  10. まさに地獄
    日本も紙一重やな…

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    1. そうならないことを祈ります。

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  11. イタリアの現況読ませていただきました。

    テレビニュースでは、看護師達の悲痛なSNSへの投稿が流れています。

    今が大変な時ですが、頑張って下さい。

    ありきたりの言葉しかありませんが、今はまだ治療薬がないので、じっと我慢です。

    仕事がないという兵糧攻めは大変ですが、世界中みんな同じです。

    日本国内はまだ対岸の火事と考えている人も多く、違和感を感じています。

    又イタリアの現況報告お願いします。

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    1. ありがとうございます。本当に、みんなでじっと我慢して、これ以上の感染拡大をおさえるしかありません。

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  12. 明日は我が身という言葉を胸に刻み感染症予防に務めるしかない

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    1. 本当に、その通りだと思います

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  13. 3/13のヘイトスピーチまがいの発言をする日本人というのは
    在伊日本人でしょうか、国内在住日本人でしょうか。
    TV報道などマスメディアを通した情報でしょうか、ツイッターなどで日本人と思しき人物の発言を直接ご覧になられたということでしょうか。

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    1. そうですね、私の言葉が足りなくて誤解を生んでいるかもしれないのですが、中国政府への批判と、中国人個々人への攻撃がごちゃ混ぜになっている発言を、FBなどで直接読んでいます。

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  14. 福島第一原発事故の数か月前、チェルノブイリ原発事故の映像を見て
    まさか日本ではこんなこと起きないよな、と思っていました。
    その数か月後・・・一寸先は闇ですね。

    5日で様相が一変する様子は驚きました。
    明日は我が身。感染せず、そして人にうつさず。
    接客業をしているので気を引き締めようと思います。
    貴重な情報ありがとうございました。

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    1. 読んでくださてありがとうございます。本当に、あれよあれよ、と言う間に状況が悪化していきました。日本はこのまま収まっていきますように祈っています。

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  15. ネットの海から流れ着きイタリアの今についての日記を読ませて頂きました。
    筆者様、耐えがたい事ばかりで辛いでしょうが、どうかこの一年を強く生き抜いて下さい。失われるものも多いでしょうが、心を強く持ち生きてさえいれば立て直せるものも多いはずです。筆者様とイタリア国民の健康と幸福を祈らせて頂きます。

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    1. ありがとうございます。そうですね、イタリアのコンテ首相も、生きてさえいればまた立ち上がれる、と言って国民を元気付けています。応援、ありがとうございます。

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  16. イタリアの現状を知らなかったので驚いています。
    大変な状況ですが一緒に乗り越えていきましょう。
    遠くの地から応援してます。

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    1. ありがとうございます!! 

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  17. はじめまして。日記の方拝見させていただきました。
    日々大変だと思いますが、一日も早く収束することを祈っております。
    お体にお気を付けください。

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    1. 心配してくださってありがとうございます!日本も気をつけてくださいね。

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  18. 初めまして、Twitterからこの日記を知り、拝見させて頂きました。
    僕はイタリアの町や明るい人々が大好きです。
    だから、こんな悲しい事が今起こっていると思うと胸が苦しいです。
    1日でも早い終息を祈っております。
    また、日本では野党がコロナウイルスについての会議でまだ桜を見る会についての野次や質問を飛ばしているような始末です…。
    イタリアの人々や政府はこんなに頑張って居るのに…、本当に恥ずかしい限りだなと思いました。
    危機感が足りないのです。
    だから少しでもこの記事を拡散して、多くの人に危機感を持って貰いたい、そう思ってRTさせて頂きました。
    必要以上の外出が出来ない状況、とても大変で辛い事とお察ししております。
    僕はまだ高2の未熟者で、何の役にも立てなくて悔しいです。
    Madaminさん含むイタリアの人々が一日でも早く、普段通りの生活や素敵なコミュニケーションが取れるようになる事を心から祈っております。
    長文になりましたが、くれぐれもご自愛くださいませ。

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    返信
    1. はじめまして。読んでくださって、そしてイタリアの状況を思いやってくださって、本当にありがとうございます。そして心配しすぎる必要はないけれど、日本の、ちょっとゆるい感じに危機感を抱く若い方がいてくださって、心強いと思いました。イタリアを、世界を、応援していてください。

      削除
  19. こんにちは、
    報道でも聞いていましたが
    イタリアは相当大変なようですね。日本はまだ危機感にイマイチ欠けた感じですが…
    自分も娘さんと同じく学生なので1ヶ月近く自宅待機をさせられています。
    筆者様は大変辛く厳しい状況におかれていると思われますが、
    どうか希望を捨てずに1日1日を生き抜いてください。
    明けない夜はありません。いつか必ず朝が来ます。
    最後になりますが
    イタリアの皆さん、そして筆者様とそのご家族の皆さん、頑張ってください。

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    返信
    1. はじめまして。読んでくださってありがとうございます。うちの娘や、貴方のような若い方が、1ヶ月も家に閉じこもって、友達にも会えず、学校にも行けないのは、本当に辛いことだと思います。でも、終息は近い、そう信じて、外出を控えて、頑張っていきたいと思います。日本の皆さんも気をつけてお過ごしください。

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