フレッツ光の法人と個人の違い!料金や契約方法、サービスを解説

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法人や個人事業主、SOHOなどでフレッツ光の契約をお考えでしょうか?

法人や個人事業主、SOHOが利用するフレッツ光は法人プランでいいのか、それとも個人プランがいいのか、ホームページで調べてもよく分かりませんよね。フレッツ光には個人向け・法人向けで色々なプランがあります。

この記事では、法人や個人事業主が契約するのに適したフレッツ光のプランを、法人契約・個人契約の違いを踏まえながら解説しています。

また、法人・個人事業主がフレッツ光を申し込むのにお得な窓口をランキング形式でご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

小規模オフィスの法人や個人事業主ならフレッツ光の個人プランで十分

個人もビジネスも可

法人や個人事業主(SOHO)が契約できるフレッツ光のプランには、個人プラン法人プランの2種類があります。

個人プランは一般家庭向けに提供されているプランのことで、法人プランは帯域優先機能などを備えたビジネス向けのプランです。

では、法人や個人事業主は法人プランを契約するのが普通なのか?

そんなことはありません

以下のような小規模なオフィスや店舗なら、個人プランでも十分ビジネスユースに対応することができます。

  • 中小企業向けのオフィス
  • 大企業の事務所
  • 個人事業主(SOHO)などの自宅兼事務所
  • 個人事業主が経営する飲食店などの店舗
  • 建設現場の仮設事務所

フレッツ光の個人プランと法人プランの違い

フレッツ光の個人プランと法人プランの違いは、

  1. 法人プランは月額料金が高い
  2. 法人プランはビジネスに特化した機能がある
  3. 個人プランは法人プランよりもキャッシュバックが高額

主にこの3点が挙げられます。

一つ一つ見ていきましょう。

フレッツ光の法人プランは月額料金が高い

まず、フレッツ光の個人プランと法人プランの料金を比較してみたいと思います。

法人プランの月額料金

プラン月額料金
NTT東日本フレッツ 光ネクスト
プライオ
プライオ120,000円
プライオ1041,100円
フレッツ 光ネクスト
ビジネスタイプ
41,100円
NTT西日本フレッツ 光ネクスト
ビジネスタイプ
41,100円

個人プランの月額料金

住宅タイププラン月額料金
NTT東日本戸建住宅フレッツ 光ネクスト
ギガファミリー・スマートタイプ
4,700円
集合住宅フレッツ 光ネクスト
ギガマンション・スマートタイプ
3,050~4,050円
NTT西日本戸建住宅フレッツ 光ネクスト
ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼
4,300円
集合住宅フレッツ 光ネクスト
マンション・スーパーハイスピードタイプ 隼
2,850~3,950円

法人プランで一番安いNTT東日本の「フレッツ光ネクスト プライオ1」でも、月額料金が20,000円なので年間で240,000円になります。しかし、個人プランなら60,000円にも満たないですよね。

このように法人プランと個人プランでは、月額料金に大きな差があります。

フレッツ光の法人プランはビジネスに特化した機能がある

なぜここまで法人プランと個人プランの月額料金に差があるのかというと、法人プランはよりビジネスに特化した機能やサービスがあるからです。

  • 帯域優先機能がある(NTT東日本限定)
  • 24時間出張修理オプションが無料で利用できる

この2点は法人プランにしかないサービスです。どんなサービスなのかご説明しますね。

NTT東日本 プライオの帯域優先機能

NTT東日本の「フレッツ光ネクストプライオ」にある帯域優先機能は、インターネットにアクセスが集中した場合でも一定の帯域(プライオ10は10Mbps、プライオ1は1Mbps)で優先して通信できる機能です。

簡単に言うと、常時安定したインターネットを利用できるよう配慮してくれる機能です。

また、プライオよりも上のランクのプランの「フレッツ 光ネクストビジネスタイプ」は、回線が混雑した時にも上下最大1Gbpsでの通信が可能です。

個人利用よりも大容量のデータの通信が必要になるビジネスの場で、快適にインターネットを利用するための機能が備わっているんですね。

24時間出張修理オプションが無料で利用できる

また、法人プランでは「24時間出張修理オプション」(月額2,000~3,000円)を無料で使うことができます。

24時間出張修理オプションは、365日24時間、NTTによる保守対応を受けられるサービスです。(詳細はオプション紹介でご説明しています)

フレッツ光の個人プランは法人プランよりもキャッシュバックが高額

フレッツ光の法人プランと個人プランでは、申し込みをした時にもらえるキャッシュバックの金額が大きく異なります。キャッシュバック金額を比較してみました。

キャッシュバック金額比較

公式代理店
法人プラン0円
個人プラン0円30,000~80,000円

フレッツ光の法人プランの申し込みは公式のみで受け付けていますが、キャッシュバックは0円です。

しかし、個人プランを代理店で申し込むと30,000~80,000円のキャッシュバックがもらえます。これは法人、個人事業主(SOHO)の契約限定で、個人契約だと受けられない特典です。

パソコン10台以下なら個人プランを選ぶ

法人や個人事業主(SOHO)でも、小規模なオフィス・店舗であれば個人プランで十分とお伝えしました。しかし、「小規模」というのは一体どれくらいの規模を指すのでしょうか?

目安としては、接続するパソコンの数が10台以下の利用環境であれば、個人プランで十分に対応が可能です。ちなみにスマホやタブレットをWi-Fi接続している場合も、台数に含めます。

当然ながら、同時接続するパソコンの台数が増えれば増えるほど、アクセス集中による速度低下が起こりやすくなります。同時接続数10台というのは、速度低下せずに安定的にインターネットを利用できる上限です。

法人プランは帯域優先機能など安定した通信のための機能がありますが、個人プランでも接続数が10台以下であれば、十分に安定したインターネットを利用できます。

フレッツ光の法人契約と個人契約の違い

法人と個人の違い

法人や個人事業主でも個人プランを契約できると言っても、個人契約とは何か違いがあるのではないか?と思いますよね。

フレッツ光の法人契約(法人・個人事業主・SOHO)と個人契約の違いは、

  1. 法人契約には書類が必要
  2. 個人契約にはつけられない法人契約限定のオプションがある
  3. 法人契約はフレッツ・テレビに申し込むことができない
  4. 個人契約よりも法人契約の方がキャッシュバックが高額

この4点です。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

※ここからは法人契約=法人・個人事業主・SOHOが個人プランを契約すること、の意味で書いていきます。

フレッツ光の法人契約には書類が必要

個人契約と違って法人契約には、手続き上で必要な書類があります。

  • 法人の場合:登記簿謄本
  • 個人事業主(SOHO)の場合:身分証

身分証は免許証やパスポートなど顔写真つきのもので、保険証の場合は住民票などもう1点確認書類が必要です。

法人名義での申し込み・支払いも可能

個人契約と違い、法人契約の場合に問題になるのが名義ですね。

フレッツ光では、法人契約の場合は会社名義での契約や支払いが可能です。
会社名義で支払いの登録をすれば、請求書も会社名義で届きます。

実際に僕の知り合いの会社が個人プランを法人名義で契約していたので、NTTから届いた請求書を貸してもらいました。

フレッツ光の請求書の写真NTTからの請求書

領収書は口座振替で支払いをしている場合は郵送で届き、コンビニ払いにしている時は支払い後にコンビニで渡されます。

フレッツ光以外の光回線では会社名義での申し込みができないこともありますが、フレッツ光は法人契約に特化しているので手続きもスムーズです。

個人契約にはつけられない法人契約限定のオプションがある

法人契約の場合、よりビジネスシーンに合ったオプションをつけることができます。例えば、NTT東日本の「ITサポート&セキュリティ」や「ギガらくWi-Fi」などです。

今後は法人契約一本に注力していくだろうと言われているフレッツ光なので、法人をサポートするサービスは整っています。もちろん、オプションが不要な方は無理矢理加入する必要はありませんよ。

法人契約はフレッツ・テレビに申し込むことができない

家庭では当たり前に使っているフレッツ・テレビですが、法人契約では原則的にフレッツ・テレビの利用ができません。これはフレッツ・テレビが個人を対象にしたサービスであるためです。

フレッツ・テレビでは、地デジだけでなくBS・CSの一部も視聴できます。本来BSやCSは設備や費用なしでは見られないものです。しかし、店舗などにテレビを設置してしまうと、月額料金を払っていない不特定多数の人も見ることになってしまいますよね。

そのためフレッツ・テレビは個人契約限定のサービスとなっているんです。

個人契約よりも法人契約の方がキャッシュバックが高額

現在フレッツ光の申し込みで一番高額なキャッシュバックを行っているのは代理店ですが、法人契約と個人契約のキャッシュバック金額には大きな違いがあります。

キャッシュバック金額比較<代理店の場合>

法人契約個人契約
30,000~80,000円~5,000円

(ちなみに公式では法人も個人もキャッシュバックは0円)

個人契約では最大5,000円だったキャッシュバックが、法人契約では最大80,000円。なぜここまで法人契約の特典が厚いのか、それには理由があります。

NTTは個人向けよりも法人向けに力を入れている

2015年に始まった光コラボレーション(以下光コラボ)により、NTT以外の会社(光コラボ事業者)もフレッツ光を販売できるようになりました。ソフトバンク光やドコモ光がその例ですね。

光コラボ事業者はNTTに利用料を払いフレッツ光を販売しますが、逆にNTTは利用料をもらっているので自分たちでフレッツ光を販売する必要がなくなりました。

一方で、光コラボは個人向けでほぼ法人契約に対応していません。そこでNTTは今後は法人契約に注力することにしたというわけです。

代理店は契約数に応じてNTTから手数料(インセンティブ)を受け取り、そこからキャッシュバックを捻出しています。代理店のキャッシュバックが高いということは、NTTがそれだけ高額な手数料を払っているということであり、法人・個人事業主への販売意欲が高い証拠なんです。

フレッツ光でなくてもいい?法人契約はフレッツ光の一強

ここまでお伝えした通り、法人契約と個人契約の違いは、

  1. 必要書類
  2. オプション
  3. キャッシュバック

この3つだけです。インターネットの回線や品質、月額料金も変わりません

法人契約も個人契約もあまり変わらないなら、フレッツ光にこだわる必要ないかも?と思った方もいるかもしれませんね。現在は光コラボなど数えきれないくらいの光回線の事業者があります。

しかし、光コラボはほぼ個人向けサービスであり、そもそも法人契約できないところがほとんどです。やっていても法人名義で契約できなかったり、法人向けオプションがなかったりします。

つまり、法人契約はフレッツ光の一強なのが現状です。フレッツ光ほど法人契約に特化した回線はないと言っていいでしょう。

フレッツ光の法人契約のエリアや料金、解約金などを徹底紹介!

フレッツ光っていくら

では、ここからはフレッツ光を法人契約する上で必要な費用や、フレッツ光の速度などを具体的にご紹介していきたいと思います。すでにお伝えしている通り、一般家庭向けの個人プランと全く同じ内容です。

フレッツ光の提供エリアは全国

まず、フレッツ光の提供エリアは全国です。auひかりやNURO光など人気の光回線でも提供エリアが狭いものがあるので、さすがのNTTというべきでしょう。

提供エリアが広いメリットは、

  1. 利用したい場所で利用できる可能性が高い
  2. 他の地域に引越した場合、引越し先で利用できる可能性が高い

この2点です。

ただし、提供エリアが全国といっても、地域によってはまだフレッツ光が通っておらず利用できないエリアもあります。まずは利用したい場所が提供エリアにあるのかを確認しましょう。

提供エリアの確認は、フレッツ光の申し込み窓口(公式サイト、代理店など)ならどこでもできます。

フレッツ光の速度は下り最大1Gbps

フレッツ光の下り最大速度は1Gbpsです。これは現在主流の光回線と同じ速度で、ビジネス利用に十分な速度です。ただし、1Gbpsというのは理論値で、実測速度で1Gbpsで出ることはほとんどありません。

これはフレッツ光に限らず全てのインターネット回線に言えることで、ベストエフォート型を採用しているからです。ベストエフォート型とは、「最大値ではここまで出せるけど、必ず出せる保証はありませんよ」という意味で、実際の速度がどの程度出るかは使ってみないと分かりません。

フレッツ光の申し込みから開通までの時間

フレッツ光を申し込んでからインターネットの開通までどのくらいの時間がかかるのか?というのは、誰でも気になることですよね。目安は以下の通りです。

申し込みから開通までの日数<目安>

戸建住宅集合住宅
平常期1~1ヶ月半2~3週
引っ越しシーズン(2~5月)2~2ヶ月半1ヶ月半~2ヶ月

どうしても引っ越しシーズンは申し込みが殺到するので、平常よりも開通までに時間がかかります。店舗のオープンが近づいているなど、法人ならではの問題もあるでしょうが、法人契約だからと言って優遇されることはないので、フレッツ光を引くと決めたら早めに申し込むようにしましょう。

フレッツ光の初期費用は契約料と工事費のみ

初期費用としては、契約料工事費がかかります。

戸建向け集合住宅向け
契約料800円
工事費18,000円
(分割:初回3,000円&500円×30ヶ月)
15,000円
(分割:初回3,000円&400円×30ヶ月)

工事費は戸建ては18,000円、集合住宅は15,000円で、分割払いと一括払いを選択できます。

一つ注意していただきたいのは、工事費を分割払いにした場合、完済する前にフレッツ光を解約すると、解約の時点で残っている工事費の残額を支払わなくてはいけない、ということです。最後に支払いが残るのはイヤだな、という方は、分割払いの途中で残額を一括で支払うのもいいでしょう。

また、工事を土・日・休日に行う場合には別途3,000円がかかります。

フレッツ光の月額料金

2年契約する方が多いので、ここではフレッツ光を2年契約した場合の月額料金を挙げてみます。

NTT東日本(2年契約の場合)

住宅タイププラン月額料金
戸建住宅フレッツ 光ネクスト
ギガファミリー・スマートタイプ
4,700円
(31ヶ月目以降5,000円)
集合住宅フレッツ 光ネクスト
ギガマンション・スマートタイプ
プラン23,050円
(31ヶ月目以降3,250円)
プラン13,450円
(31ヶ月目以降3,650円)
ミニ4,050円
(31ヶ月目以降4,250円)
  • プラン2:16契約以上見込める場合
  • プラン1:8契約以上見込める場合
  • ミニ:4契約以上見込める場合

NTT西日本(2年契約の場合)

住宅タイププラン 月額料金
戸建住宅フレッツ 光ネクスト
ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼
4,300円
(2年契約、3年目以降4,110円)
集合住宅フレッツ 光ネクスト
マンション・スーパーハイスピードタイプ 隼
プラン22,850円
(3年目以降2,680円)
プラン13,250円
(3年目目以降3,080円)
ミニ3,950円
(3年目目以降3,720円)
  • プラン2:16契約以上見込める場合
  • プラン1:8契約以上見込める場合
  • ミニ:4契約以上見込める場合

2年契約の場合、契約は2年の自動更新となり、解約しない限り2年ごとに自動的に更新されていきます。

自動更新ではない単年での契約もできますが、単年契約の場合は料金が割高(戸建てタイプだと月額+1,000円弱)になるので、2年契約がおすすめです。

マンションタイプには「プラン2」「プラン1」「ミニ」の3つのプランがあり、同じ建物内でフレッツ光の契約がどれくらい見込めるかにより決まります。見込める契約数はフレッツ光の公式HPで一部確認できますが、フレッツ光の申し込み窓口(公式や代理店)に問い合わせてみるのが一番確実でしょう。

フレッツ光のプロバイダ料金

フレッツ光では様々なプロバイダを選ぶことができますが、ここでは法人契約でおすすめのプロバイダを比較してみたいと思います。

プロバイダって何?という方もいるかもしれませんが、フレッツ光を利用するためには、NTTとプロバイダの2社と契約をします。そのためNTTに支払うネットの月額料金とは別に、プロバイダにプロバイダ料を支払うことになります。

ちなみにNTTとプロバイダの役割の違いは、回線を引くのがNTT、回線をインターネットにつなぐのがプロバイダです。

プロバイダ月額料金違約金
@スマート500円5,000円
GMOとくとくBB760円5,000円
OCN戸建1,100円7,400円
集合900円6,200円
Yahoo!BB戸建1,200円5,000円
集合950円
楽天ブロードバンド戸建950円5,000円
集合900円
USEN NET3年プラン890円15,000円
2年プラン1,280円10,000円
V6 2年プラン1,380円10,000円

一番おすすめのプロバイダはUSEN NETです。違約金は高めですが、USEN NETは法人に特化したプロバイダだからです。法人契約に特化していないプロバイダだと、法人名義で契約できないなどの不都合が生じることがありますが、法人特化型のプロバイダならその点の心配はありません。

USEN NETのV6プランは次世代高速通信のIPv6を利用できるので、ネットの速度を重視する方向けのプランです。

USEN NETは高い…と感じる方は値段で選ぶのもいいでしょう。格安のプロバイダなら、あまり知名度は高くありませんが@スマートがおすすめです。@スマート光という光コラボ事業も展開している会社のプロバイダなので安心して契約できますよ。

次に低価格なのはGMOとくとくBBで、WiMAXの取扱いなどで最近注目のプロバイダです。

人気で選ぶなら、会員数NO.1のOCNがおすすめですね。

なお、違約金は各プロバイダで定められた、最低利用期間内の解約や更新月以外での解約の場合にのみ請求されます。

ひかり電話は法人でもファミリータイプ・オフィスタイプどちらも選べる

どちらも選べる

ひかり電話は文字通り光ファイバーを使った電話サービスで、フレッツ光のネット回線とセットで利用できます。光ファイバーを使った電話回線と言うとなんだか難しそうですが、これまで利用していた加入電話の電話番号と電話機をそのまま使うことができます

ひかり電話には、オフィスタイプファミリータイプがあります。法人契約だからと言ってオフィスタイプを契約しなければならないというわけではなく、どちらも選べます

ひかり電話の初期費用

まず、ひかり電話の新規の申し込みでかかる初期費用は、オフィスタイプ・ファミリータイプに関わらず次の料金がかかります。

料金
ひかり電話交換機等工事費基本機能1,000円
同番移行工事費2,000円
加入電話の利用休止工事費1,000円

新しいオフィスにフレッツ光を引き、ひかり電話を設置する場合は、基本的に初期費用はひかり電話交換機等工事費(基本機能)の1,000円のみです。

自宅に引いていた加入電話(アナログ電話)をひかり電話に切り替える場合は、ひかり電話交換機等工事費(基本機能)1,000円に加えて、加入電話の利用休止工事費1,000円がかかります。現在利用している電話番号をそのままひかり電話でも使いたい場合は、同番移行工事費としてさらに2,000円がかかります。

ひかり電話の月額料金と通話料

ひかり電話の月額料金と通話料は、オフィスタイプとファミリータイプでそれぞれ次の通りです。

月額料金と通話料<オフィスタイプ>

月額料金月額料金に含まれているもの通話料
オフィスA(エース)プラン11,100円6つのオプションつき6~10円/3分
プラン28円/3分
オフィスタイプ1,300円8円/3分

オフィスタイプには、6つのオプションが月額料金に含まれたオフィスA(エース)と、オフィスタイプの2つがあります。

月額料金と通話料<ファミリータイプ>

月額料金月額料金に含まれているもの通話料
基本プラン500円8円/3分
ひかり電話A(エース)1,500円480円分(3時間相当)の通話
6つのオプションつき
安心プラン1,400円1,280円分(8時間相当)の通話 7.2円/3分
もっと安心プラン3,900円4,800円分(30時間相当)の通話

ファミリータイプには4つのプランがあり、一番ライトな基本プラン、オプションがセットになったひかり電話A(エース)、たくさん通話する方向けの安心プランもっと安心プランがあります。

どっちがいい?ファミリー・オフィスの選び方

ファミリータイプ・オフィスタイプの選び方の基準は、

  • 3電話番号以上、3チャンネル以上必要ならオフィスタイプ
  • それ以下ならファミリータイプ
  • ビジフォンを使いたい場合はオフィスタイプ

の3つです。

プランごとの最大電話番号数最大チャンネル数を表にまとめてみました。

タイプファミリーオフィス
プラン基本プラン
ひかり電話A(エース)
安心プラン
もっと安心プラン
※ひかり電話A(エース)は6つのオプションつき
オフィスA(エース)
※6つのオプションつき
オフィスタイプ
月額料金500~3,900円1,100円1,300円
電話番号数111
最大電話番号数57,00032
追加料金/1番号100円100円100円
チャンネル数113
最大チャンネル数23008
追加料金/1チャンネル200円1,000円400円

補足すると、チャンネル数とは1回線で同時通話できる数のことで、電話番号数はチャンネル数に対して割り振れる電話番号の数です。ファミリータイプの最大電話番号数は5個ですが、最大チャンネル数が2個のため実際に割り振れる電話番号数は2個までとなります。

そのため、3電話番号・3チャンネル以上利用する場合はオフィスタイプを選ぶといいでしょう。

ビジフォンを利用したい場合も、自然と多チャンネル利用となるのでオフィスタイプとなります。ビジフォンは中古・リースの両方があり、専門業者で手配するのが一般的です。

月額料金に追加料金を払えば、それぞれのプランの最大番号数・最大チャンネル数まで数を増やせすことができます。

オプションつきなら、ひかり電話A(エース)かオフィスA(エース)

ファミリータイプのひかり電話A(エース)とオフィスタイプのオフィスA(エース)には、ナンバーディスプレイなどの6つのオプションがついています。

6つのオプションの内容

機能通常料金
1ナンバー・ディスプレイ
かかってきた相手の電話番号がディスプレイに表示される
400円
2ナンバー・リクエスト
非通知でかけてきた相手に、電話番号を表示してかけ直すよう自動音声で伝える
200円
3ボイスワープ
かかってきた電話をあらかじめ指定した別の電話番号に転送する
500円
4迷惑電話おことわりサービス
迷惑電話登録した番号からの着信を拒否する
200円
5キャッチホン
通話中にかかってきた別の電話を取る
300円
6着信お知らせメール
不在時の着信をメールで知らせてくれる
100円

ビジネスに便利で、しかも通常料金だと6つで合計1,700円のオプションが月額料金に含まれています。6つのオプションつきがいい方にはA(エース)のプランがおすすめです。

6つのオプション全部は必要ない、という方は、A(エース)以外のプランを契約した上で個別に必要なオプションだけをつけるという方法もあります。

なお、ボイスワープの契約には本人確認が必要です。

光電話→ひかり電話は電話番号が変わる場合がある

自宅を職場として利用する場合、電話回線を切り換えることで「現在の電話番号が変わってしまわないか」気になる方もいるでしょう。電話番号が変わると、変更の手続きがちょっと面倒ですよね。

すでにお伝えしたように、現在利用中の加入電話(アナログ電話)からフレッツ光のひかり電話に切り換える場合、追加料金を払えば電話番号を引き継ぐことができます。

しかし、光電話(光回線を利用した電話)を利用していて、NTT発番ではない電話番号を利用している場合は、電話番号が変わります。「光電話(光回線を利用した電話)」とは、例えば光コラボレーション(ソフトバンク光やドコモ光、楽天光など)や独自回線(auひかりやNURO光)などの回線を利用した電話のことですね。こちらもNTT発番の電話番号であれば番号は変わりません

引っ越しの時は工事費がかかる

新規契約の際に引っ越しの可能性がある方はほとんどいないと思いますが、例えば事務所の移転などで引っ越しが必要になることがあります。

現住所から引っ越した場合、新居でインターネットを使うためには工事が必要です。しかし、すでにフレッツ光を利用している契約者は、移転工事という扱いになり新規の半額で工事ができます。

移転工事費

戸建住宅集合住宅
9,000円7,500円

土日・休日の場合は追加で3,000円かかります。

ただし、移転工事扱いで工事費が半額になるのは東日本と西日本をまたがない場合です。NTTは東日本と西日本で運営会社が異なるため、エリアをまたぐ場合は移転工事費ではなく、新規と同じ工事費がかかります。

新規の工事費

戸建住宅集合住宅
18,000円15,000円

<移転工事費がかかる引っ越し>
・NTT東日本→NTT東日本
・NTT西日本→NTT西日本

<新規の工事費がかかる引っ越し>
・NTT東日本→NTT西日本
・NTT西日本→NTT東日本

なお、プロバイダの移転手続きは住所変更するだけで、費用はかかりません

フレッツ光は更新月以外に解約すると解約金がかかる

インターネットの契約で気になるのが解約金ですね。高額な解約金が設定されているインターネットは、契約を躊躇してしまうものです。

フレッツ光の2年契約では、契約は2年の自動更新となり、更新月以外に解約すると解約金がかかります

解約金

戸建住宅集合住宅
東日本9,500円1,500円
西日本10,000円7,000円

フレッツ光の解約金は、他社の回線と比べて決して高くはないのでご安心ください。

更新月は、東日本と西日本でそれぞれで以下のように定められています。

  • 東日本=契約期間満了月の翌月と翌々月
  • 西日本=契約期間満了月と翌月

解約金をかけないためには、更新月に解約することをおすすめします。

法人契約の料金をシミュレーション

みなさんが気になっていることの一つが料金だと思うので、フレッツ光を法人契約した場合にどのくらいの初期費用・月額料金がかかるのか、一つモデルケースを示したいと思います。

シミュレーションの条件

場所
:東京都
住宅タイプ:賃貸マンションの一室
建物内で見込める契約数:8契約
事業形態:個人事業主
工事日:平日
ネット:フレッツ光ネクスト ギガマンション・スマートタイプ
プロバイダ:USEN NET(3年プラン)
ひかり電話:ひかり電話A(エース)
※現在利用している加入電話と同じ電話番号でひかり電話を利用する

この場合の初期費用・月額料金は次の通りです。

初期費用

料金
ネット契約料800円
初期工事費15,000円
【分割払い:3,000円×1回+500円×30回】
ひかり電話交換機等工事費1,000円
加入電話 利用休止工事費1,000円
同番移行工事費2,000円

月額料金

料金
ネットフレッツ光ネクストギガファミリー・スマートタイプ
(プラン1)
3,450円
※31ヶ月目以降は3,650円
プロバイダUSEN NET(3年)890円
ひかり電話ひかり電話A(エース)1,500円
通話料利用に応じて

今回は工事日が平日の設定だったので工事費は15,000円でしたが、休日であれば3,000円が追加になります。固定IPアドレスを使う場合は、プロバイダ料は固定IPアドレスの月額料金となり、プロバイダによっては初期費用もかかります。

フレッツ光の法人契約でキャッシュバックが高額なのは代理店

代理店ならキャッシュバックがもらえる

フレッツ光を法人契約しよう!そう決めたら、次はどの窓口で申し込むか?ですよね。せっかく申し込むなら、お得な窓口で申し込みたいものです。

フレッツ光の法人契約の窓口は、公式代理店の2択ですが、結論から言うと代理店からの申し込みが一番お得です。

公式と代理店のキャッシュバックを比較してみました。

公式サイト代理店
法人契約のキャッシュバック金額0円30,000~80,000円

公式でのキャッシュバックが0円なのに対して、代理店では30,000~80,000円のキャッシュバックを行っています。

なぜ代理店では高額キャッシュバックが可能なのかというと、代理店は店舗を構えずキャンペーンサイトを運営して集客を行うため、店舗の家賃や常駐するスタッフの人件費をかけずに資金をキャッシュバックに回せるからです。

また、代理店はフレッツ光の契約数に応じてNTTから手数料(インセンティブ)をもらっており、その手数料からキャッシュバックを捻出しています。

代理店と公式の契約の違い

そもそも代理店って何なの?というと、フレッツ光の新規受付をNTTの代わりに行っている会社のことです。正式には正規販売代理店と言って、NTTの許可をもらって代理店を名乗っています。

代理店は新規受付専門の申し込み窓口なので、インターネットを利用開始したあとに故障や不具合があった場合には代理店ではなくNTTが対応します。

つまり、代理店が代行するのは受付のみなんですね。契約したあとは公式サイトでの申し込みと何ら変わりはありません。ちょっとお得な入り口からフレッツ光を始める、そんなイメージです。

インターネットに不具合などがあった時は、公式から申し込んだ人と同じようにNTTが対応してくれますよ。

フレッツ光の代理店のキャッシュバックを比較!

さて、フレッツ光は代理店での申し込みがお得ですが、代理店も色々あります。そこで、フレッツ光の法人契約でよく話題になる代理店のキャッシュバックでどこが一番お得なのか比較してみました。

キャッシュバック金額振込までの時間オプションキャッシュバック申請
ネット

電話
(ひかり電話A)
ネットのみ
NEXT東:40,000円
西:45,000円
東:30,000円
西:40,000円
東:3ヶ月
西:1ヶ月
なしなし
アウンカンパニー東:40,000円
西:45,000円
東:30,000円
西:40,000円
2ヶ月なしなし
ベストリンク70,000円4ヶ月ありあり
ネットナビ70,000円1年ありあり
エフプレイン 80,000円7ヶ月ありあり

上の表を見ると分かるように、オプションなし・手続きなしで申し込めるキャンペーンを行っているのは、NEXT(ネクスト)とアウンカンパニーだけです。ベストリンク、ネットナビ、エフプレインは超高額キャッシュバックな分、オプション加入必須でキャッシュバック申請も必要です。

フレッツ光の法人契約でおすすめの代理店ランキング!

第1位:株式会社NEXT(ネクスト)

ネット+電話
(特典は①~⑤から選ぶ)
ネットのみ
(特典は①~④から選ぶ)
東日本①40,000円
・オフィスまるごとサポート加入で+5,000円
・ギガらくWi-Fi(ハイエンド)加入で+20,000円
・24時間出張修理オプション加入で+5,000円
②PlayStation®4+好きなソフト1本
③Nintendo Switch+好きなソフト1本
④液晶TV VIERA
⑤ノートパソコン+無線ルーター
①30,000円
②PlayStation®4
③Nintendo Switch
④ノートパソコン
西日本①45,000円 ※ネットのみは40,000円
②PlayStation®4+好きなソフト1本
③Nintendo Switch+好きなソフト1本
④液晶TV VIERA
⑤ノートパソコン+無線ルーター

第1位は、最大45,000円の高額キャッシュバックを行っている代理店のNEXT(ネクスト)です。NEXTの人気の理由は、とにかく手軽に高額なキャッシュバックがもらえること。

NEXTのキャッシュバックは、オプション加入なしでネットのみの申し込みでも受け取れるのが特徴です。実はインターネットの代理店のほとんどが、キャッシュバックを受け取るためにはオプション加入が必須です。その中でオプション加入なしでもOKのキャンペーンをやれば、人気が出るのも当然ですよね。

なお東日本エリアなら、オプションをつけた分キャッシュバックが増えます。オフィスまるごとサポート、ギガらくWi-Fi、24時間出張修理オプションに興味がある方は、必要なものだけ追加してキャッシュバックを増額してもらいましょう。

キャンペーンが豊富なので、キャッシュバック以外にゲーム機やテレビなども選べます。ただ、プレゼントされる機種は決まっているので、キャッシュバックをもらって好きな機種を自分で買ってもいいと思います。

キャッシュバックの振り込みは最短1ヶ月後と業界でも最速クラス(東日本は3ヶ月後)。特にキャッシュバック申請もないので、申し込みの電話で口座番号を伝えれば開通後は振り込まれるのを待つだけです。

とにかく速く、手軽にキャッシュバックをもらいたいという方におすすめです。NEXTはフレッツ光の取次においてNTTから感謝状ももらっておりネットの評判も良いので、「どこの代理店が信用できるのか分からない」という方も安心して申し込めます。

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第2位:株式会社アウンカンパニー

ネット+電話
(特典は①~④から選ぶ)
ネットのみ
(特典は①~③から選ぶ)
東日本①40,000円
②PlayStation®4+好きなソフト1本
③液晶テレビ
④新品ノートパソコン
①30,000円
②PlayStation®4
③新品ノートパソコン
西日本①45,000円 ※ネットのみは40,000円
②PlayStation®4+好きなソフト1本
③液晶テレビ
④新品ノートパソコン

第2位はNEXT同じく最大45,000円の高額なキャッシュバックを行っている、代理店のアウンカンパニーです。

上の表を見れば分かるように、アウンカンパニーではオプション加入一切なしでキャッシュバックがもらえます。申し込むメニューは「ネット+電話」「ネットのみ」の二択です。特典はキャッシュバック以外にもゲーム機やパソコン、テレビなどを選べるのが嬉しいですね。

アウンカンパニーもNEXTと同じくキャッシュバックの手続きがないので、振り込み用の口座番号を申し込みの電話でオペレーターに伝えるだけで開通後にキャッシュバックを振り込んでくれます。個人情報を口頭で伝えるのは不安だ、という方はショートメールでの登録もできます。大抵の代理店は書類の返送やWeb登録などが必要で、これを忘れるとキャッシュバックは1円ももらえないのですが、申し込みの電話で伝えるだけなら忘れる心配はありませんね。

開通から2ヶ月後に振り込んでくれる速さもメリットです。

アウンカンパニーはフレッツ光以外にもソフトバンク光やビッグローブ光などの取次もしていて、ソフトバンク光の取次ではソフトバンクから5回表彰された実績を持つ優良代理店です。

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第3位:株式会社エフプレイン

キャッシュバック金額適用条件
80,000円フレッツ光+指定プロバイダ+ギガらくWi-Fi+即日申込完了

第3位は代理店エフプレインです。オプション加入不要の代理店がおすすめですが、オプション加入必須の代理店で選ぶならエフプレインですね。

適用条件は上記の通り、まずプロバイダは選べないのでエフプレイン指定のプロバイダと契約します。

オプションはギガらくWi-Fi一つ。ギガらくWi-Fiのプランは月額2,980円、3,300円、4,480円の3つですが、どのプランが条件になっているのかは分かりません。電話で問い合わせもできますが、「即日申込完了」がキャッシュバック条件のため、一度問い合わせたらそこで申し込みの即決が必要です。

注意点は、ギガらくWi-Fiには最低利用期間(2~5年)があり、最低利用期間以内に解約すると残日数分の解約金が発生すること。月額2,980円のベーシックプランは最低利用期間2年なので、1年で解約した場合は12ヶ月×2,980円=35,760円の解約金が発生します。

そのため、ギガらくWi-Fiの加入を前提に申し込みを考えている方向けの窓口と言えるでしょう。必要ないのにキャッシュバックのために加入するのはおすすめしません。個人的には、ギガらくWi-Fiをつけるなら、簡単手続きのNEXTで確実に65,000円もらう方をおすすめしますね。

キャッシュバックの手続きは必要で、開通月を1ヶ月目として3ヶ月以内にキャッシュバック申請します。キャッシュバック申請用紙に記入してエフプレインに返送しますが、この期間に手続きをしないとキャッシュバックは1円ももらえません。

80,000円の超高額キャッシュバックなだけあって、条件は「厳しい!」の一言ですが、ベストリンク、ネットナビに比べると良い方かなと思います。

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フレッツ光の法人契約はNEXTが一番おすすめ

フレッツ光の法人契約で一番おすすめの申し込み窓口はNEXTという結果になりました。

オプションなしで手続きが簡単な代理店で契約することが、まとまった金額を確実にかつ手軽に手にする方法だと断言します。その上で本当に必要なオプションをつけるのが一番スマートだと思いますよ。

NEXTのおすすめポイント
・豊富なキャンペーンから特典を選べる
・オプション加入不要
・振り込みは最短1ヶ月後(東日本は3ヶ月後)
・面倒なキャッシュバック手続きは一切なし
・NTTから感謝状を受けているので安心

Twitterにもこんな口コミがありました。

代理店での申し込みは不安もあるかもしれませんが、優良代理店のNEXTなら安心して申し込めますね。

NEXTでの申し込みから開通までの手順

最後に、NEXTからフレッツ光を申し込む手順をご紹介したいと思います。

手順1
必要書類を準備する

法人契約に必要な書類を用意します。法人なら登記簿謄本、個人事業主なら身分証です。

手順2
電話またはWebから申し込む

電話の場合は、フリーダイヤル(0120-961-104)に電話します。
Webの場合は、以下の画像からNEXTのホームページに移動し、右上の「お申し込み」ボタンをクリックします。申し込みフォームが出てきたら入力して送信します。

手順3
電話で料金プラン・工事費などの説明を受ける

電話で申し込みしている場合はその電話で、Webで申し込みしている場合はNEXTからの折り返しの電話で、料金や工事費、キャンペーンなどについて一通りの説明を受けます。

内容を聞いて問題がなければ正式申し込みとなります。
必要情報(キャッシュバック振り込み用の口座番号を含む)や希望の工事日を伝えます。

手順4
NTTから工事日の連絡が来る

NTTからの連絡で、工事日が決まります。

手順5
開通工事

工事日に業者の人が来て工事を行います。工事には立ち合いが必要なので、日程を調整するようにしましょう。

パソコンの設定が終わったら、無事インターネットが使えます。

手順6
NEXTからキャッシュバックが振り込まれる

インターネットの開通月の翌月末(東日本は3ヶ月後)に、NEXTからキャッシュバックが振り込まれます。

フレッツ光を法人契約する上での注意点

フレッツ光の法人契約はキャッシュバックが大きかったり非常にメリットがありますが、一点気をつけたいことがあります。それは、料金の未払いがあるとNTTに履歴が残るということです。

どこの誰に料金の未納があったという情報はNTTに残ります。何度も未納があると、再契約の際に断られる可能性もあるので注意してください。

法人契約で便利なフレッツ光のオプションをご紹介

最後に、フレッツ光を法人契約する際に便利なオプションをご紹介します。

オプション名NTT東日本NTT西日本
リモートサポート
24時間出張修理オプション
ITサポート&セキュリティ
おまかせサイバーみまもり
ギガらくWi-Fi
固定IPアドレス
VPN(Virtual Private Network)
8ウィルスクリア
9セキュリティ対策ツール

残念ながら、西日本は東日本に比べて利用できるオプションが少ないですが、お住まいのエリアで使えるものをチェックしてみてくださいね。

リモートサポート


※公式サイトより引用

インターネットやスマホ、タブレットなどに関するサポートを、365日9:00~21:00まで受けられるサービスです。月額料金は500円。

主なサービスは設定サポート操作サポートの2つです。

設定サポ―ト

  • インターネット、プリンタ、無線LAN、ゲーム機の設定
  • スマホ、タブレットのWi-Fiの設定
  • ウィルス対策ソフトの設定

操作サポート

  • スマホ、タブレットの使い方、アプリのインストール方法
  • 音楽プレーヤーへの音楽データのダウンロードや、再生ソフトについて
  • デジカメ写真のバックアップ方法や、知りたいとの共有方法

上記のことを電話と遠隔操作でサポートしてもらえるので、インターネット初心者の方、機械は苦手という方におすすめです。

また、パソコンやSNSの基本講座やエクセルの基礎講座など、マンツーマンのオンラインパソコン教室も開講しています。

24時間出張修理オプション【NTT東日本限定】

フレッツ光の故障時に24時間365日、保守対応を受けられます。

今やインターネットはビジネスには欠かせないツールとなっているので、インターネットにつながらないと仕事にならない、という職場はたくさんあるでしょう。24時間出張修理オプションでは、時間を問わずNTTがサポートしてくれます。

例えば、こんな方におすすめです。

  • 自宅を仕事場にしている個人事業主
  • ネットに詳しい人がいない会社
  • 夜間営業している飲食店
  • システムにインターネットを利用している飲食店
    例)システム=スナックにあるカラオケ、飲食店のレジ・カード決済機

月額料金は以下の通りです。

月額料金<フレッツ光ネクストの場合>

契約タイプ料金
戸建住宅3,000円
集合住宅2,000円

ITサポート&セキュリティ【NTT東日本限定】

※公式サイトより引用

パソコンや周辺機器、インターネットの設定方法や使い方に関する問い合わせに、月5回まで電話で答えてもらえるサービスです。

  • メールの企業ドメイン設定
  • インターネットの接続設定
  • エクセル、パワーポイントの使い方
  • ネットにつながらない、などのトラブル解決

例えば、上記のようなサポートがあります。電話サポートで解決しない場合は、日・祝・年末年始を除く9時~17時の間で訪問サポート(有料)を月1回受けられます。

さらに、訪問サポートの結果機器が故障しているとわかった場合は、代替機を貸し出ししてもらえます。

ITサポート&セキュリティ 月額料金

ライトあんしんプラン1ライトあんしんプラン2
月額料金2,000円3,000円
サポート台数3台まで5台まで
サポート回数月5回まで月10回まで

「24時間出張修理オプション」がインターネットの不具合・トラブルなど修理に対するサービスなのに対し、「ITサポート&セキュリティ」は設定やセキュリティに対するサービスです。

どちらも社内にシステム担当者がいない会社にとっては、入っておくと安心なオプションです。

おまかせサイバーみまもり【NTT東日本限定】

※公式サイトより引用

NTT東日本が情報セキュリティに関する運用を代行してくれるサービスです。

専用BOXを設置してプロが通信状況をモニタリング。不正通信をした場合などの有事の場合は、原因究明・環境復旧をサポートします。

社内にセキュリティの担当者がいない場合におすすめです。

おまかせサイバーみまもりの利用には、初期費用月額料金専用BOX利用料がかかります。以下は同時接続機器数が50台以下の場合の料金です。

Standardプラン

月額料金
初期費用
※標準的な工事の場合
14,500円
月額料金10,000円
専用BOX 24時間訪問修理オプション
月額利用料
2,000円

ただし、「おまかせサイバーみまもり」には60ヶ月(5年)の最低利用期間が定められていて、4~60ヶ月の途中で解約した場合は解約金がかかります。残月数×2,500円の高額な解約金がかかりますので、長期利用を見据えた上での契約をおすすめします。

ギガらくWi-Fi【NTT東日本限定】

※公式サイトより引用

ギガらくWi-Fiは、オフィスや店舗などの利用に便利なWi-Fiです。Wi-Fiアクセスポイント装置1台あたり50台まで、PC・スマホ・タブレットが接続できます。高速無線通信規格IEEE802.11acに対応しており、NTTのサポートもあるのでネットに詳しくない方にもおすすめです。

セキュリティ対策もしっかりしているのもメリットの1つです。オフィスの会議室などで従業員と来訪者の両方がWi-Fiに接続する場合、社内の情報が社外に漏えいする危険性があります。しかし、ギガらくWi-Fiでは、来訪者が社内ネットワークに接続できない設定になっているんです。

ギガらくWi-Fi月額料金

プラン月額料金解約金
ベーシックプラン2,980円残月数×月額料金
ハイエンドプラン
バリュータイプ(5年タイプ)
3,300円残月数×1,800円
ハイエンドプラン
2年タイプ
4,480円残月数×月額料金

一点注意していただきたいのは、ギガらくWi-Fiには最低利用期間があり、最低利用期間の途中で解約すると残月数分の解約金がかかります。ベーシックプランの最低利用期間は24ヶ月。「やっぱりいらなかった」と言ってすぐに解約すると、数万円の解約金を支払うことになるのでご注意ください。

固定IPアドレス

固定IPアドレスは、本来固定されていないIPアドレスを固定できるサービスです。

そもそもIPアドレスとはインターネット上の住所のようなもので、通常はネットに接続する度に異なるIPアドレスがプロバイダから付与されています。しかし、プロバイダから固定のIPアドレスを付与してもらうと、何度接続しても同じ自分だけのIPアドレスを持つことができます。

固定IPアドレスを使うとどんなことができるかというと、

  • 外出先から自宅のパソコンにアクセスする
  • 会社の他の支店から共有フォルダにアクセスする
  • 外出先から家にあるWebカメラでペットの様子を見る

このように、固定IPアドレスを利用することでインターネット利用の幅が格段に広がります

ここでは、固定IPアドレスが使える代表的なプロバイダをご紹介します。

固定IPアドレス料金 プロバイダ比較表

初期費用月額料金
1IP
(IP数:1 個)
@スマート3,000円1,500円
GMOとくとくBB0円1,100円
OCN東日本3,000円9,800円
西日本6,800円
(戸建は9,800円)
plala5,000円
(IP8以上は10,800円)
4,500円
ビッグローブ8,000円3,500円

固定IPアドレスは、プロバイダのオプションとして契約します。

固定IPアドレスの月額料金にはプロバイダ料が含まれているので、固定IPアドレスに申し込む場合は前章の「プロバイダ料金」で紹介したプロバイダ料はかかりません。

VPN(Virtual Private Network)

※公式サイトより引用

VPNは、企業のネットワークをより安全に構築するための一つの方法で、仮想プライベート・ネットワークとも呼ばれます。インターネット上に暗号化された専用の通信経路を作成し、仮想のネットワークを構築することを指します。

通常のインターネットは開かれているネットワークのため、情報漏洩や改ざん、なりすましなどの危険性があります。しかしVPNを構築することにより、ネットワークをより安全に使用でき機密性の高いデータを守ることができます。

VPNが使われる場面は、複数の拠点間での情報共有や顧客への情報提供などです。

VPNの利用には、工事費と月額料金がかかります。

VPN ワイド 初期工事費

基本工事費交換機等工事費
VPN開設1,000円1,000円
VPN参加者申し込み1,000円1,000円

月額料金

プラン(拠点数)VPN管理者VPN参加者
プラン10(10)1,800円1,800円
プラン30(30)3,000円
プラン100(100)10,000円

ウィルスクリア【NTT東日本限定】

1契約で3台までの端末をまとめて保護できます。マルチOS対応なので、WindowsやMac、Android、iOSにもインストールが可能です。月額料金は400円です。

セキュリティ対策ツール【NTT西日本限定】

月額料金380円で利用できるセキュリティ対策ツールです。1契約で2台までインストールすることができます。

まとめ

法人・個人事業主(SOHO)でも、パソコン10台以下のオフィスや店舗であれば、フレッツ光の一般家庭向けの個人プランが利用できます。

個人契約と法人契約の違いは必要書類やオプション、キャッシュバックのみです。そして、法人契約の場合、代理店なら高額なキャッシュバックがもらえます。中でもおすすめは、オプション加入なしでもキャッシュバックがもらえるNEXTです。

フレッツ光以上に法人契約に特化した光回線はありません。フレッツ光をお得に申し込んで、気持ちよく事業のスタートを切りましょう!

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