※追記:記事の公開から12時間後に該当の動画削除。さらに24時間後、謝罪のメールが届きました(後述参考)。
おはっく~!KENT(@kentworld2 )です!
当ブログでは2017年に以下のような記事を公開しました。
この記事は「ダークソウル」を代表とするソウルライクゲームの特集記事で、公開から3年が経った今でも少しずつ紹介タイトルを増やして育てています。
そんなソウルライクゲーム特集記事ですが、人気YouTuberに文章をほとんどそのままパクられていることが判明しました!
↑こちらがキャベツの人さん が公開した該当の動画。
ソウルライクゲーム特集というテーマが被っているのは問題ありません。
が、当ブログの記事に書かれていることを9割がた台本として喋っているのは問題があります。
分かりやすくどのシーンがパクられているのかまとめてみたので比べてみてください。
以下の文章は該当記事からの引用ですが、赤文字がパクられている部分になります。
ソウルライクゲームとは?のくだり
そもそも、「SOULS-Like(ソウルライク)」の定義が分からない人も多いでしょう。
明確な定義がある訳ではありませんが、「あ、これダークソウルっぽい」と思ったタイトルは「ソウルライク」と見なしても良いと思います。
以下、ぼくの中での「ソウルライク」を箇条書きでまとめてみました。
SOULS-Like(ソウルライク)の共通点
難易度が高い。
世界観が暗い。
スタミナゲージが存在し、ダッシュや攻撃を行う毎に消費する。
各エリアにはボスが待ち構えている。
エスト瓶を代表とするチャージ式の回復アイテムが存在する。
各地には拠点が存在し、訪れると体力が全回復する代わりに倒した雑魚敵が復活する。
探索要素が強く、脇道にはアイテムが隠されている。
倒れると経験値をロストしてしまうが、倒れた場所まで戻ると一度だけ回収出来る。
育成の自由度が高く、ステータスを好きなように割り振ったり、様々な職業・武器が存在する。
SINNER(シナー): Sacrifice for Redemptionのくだり
大罪を犯した兵士アダムが主人公の高難易度3Dアクションゲーム。
ダークな世界観、スタミナゲージを駆使してのボス戦など、あらゆる要素が「ダークソウル」っぽい作品です。
しかし、決定的に違う部分が大きく分けて2つあります。
1つめはボス戦のみに特化していること。
道中と言えるような部分はほとんど存在せず、各ステージに侵入するとすぐにボス戦になります。
もう1つはボスを倒せば倒すほど主人公が弱くなること。
例えば体力の最大値が減ったり、武器の攻撃力が下がってしまうんですよ。
幸いにもボスは好きな順番から攻略出来るので、得意なボス戦は後回しするなど新たな戦略性を生み出すことに成功しています。
アクションゲームとしての完成度は低め。
とにかく動きが安っぽく、その辺りはインディーズゲームっぽく感じました。
ロード オブ ザ フォールンのくだり
「ダークソウル」シリーズにインスパイアされたドイツ産の高難易度アクションRPG。
世界観からモーション、システムなど何から何まで「ダークソウル」にインスパイアされて作られています。
しかし、選択出来る職業やエリアの数半分以下となっていて、全体的にコンパクトな作りとなっていました。
難易度も本家と比べたらやや低く、モッサリ感はありますが、意外と初心者向けです。
特徴的なのが、チェックポイント(篝火)を使用せずに敵を倒し続けると入手経験値の倍率が上がるシステム。
「ダークソウル」のように倒れてしまうと持っている経験値をすべて失ってしまうので、実にハイリスクハイリターンでゲームらしいシステムに感じます。
イモータル:アンチェインドのくだり
三人称視点のハードコアアクションRPG。
本作で特徴的なのが、銃撃戦を中心としたバトルシステム。
「ブラッドボーン」などでも銃が武器として登場しましたが、あくまでもサブのような感じでした。
一方、本作では銃がメインとなり、近接武器はサブ的なポジションに調整されているんです!
その影響で戦い方がサードパーソンシューティング形式に変化。
従来のソウルライクゲームとは一線を画したバランス調整になっています。
それ故にソウルライクゲームとしてのバランス調整は理不尽さが目立っていますが、これはこれでアリなんじゃないかと。
ザ・サージのくだり
「ロード オブ ザ フォールン」の開発会社が手掛ける高難易度アクションRPG。
世界観はSFになり、主人公は外骨格パワードスーツを装着してロボットたちと戦うことになります。
本作で特徴的なのが、部位破壊の要素。
敵の部位を狙って破壊することが可能で、一定確率で部品を自分の物にすることが出来るんです!
マップデザインは本家よりも複雑。
大量に存在するダクトを行き来してゴールを目指していくようになっています。
その一方でボス戦は少なめなので、ソウルライク系の中でも探索の比重が強めの作品。
3Dのメトロイドヴァニアのような作品をプレイしたい人は注目です!
そんな「The Surge(ザ・サージ)」ですが、海外での売上は好調で「ロード オブ ザ フォールン」の90万本を大きく上回って500万本も売れています(これは本家に匹敵するほどの売上)。
それに気を良くしたのか海外では2019年に早くも続編が発売されるようですw
コードヴェインのくだり
バンダイナムコが贈るドラマティック探索アクションRPG。
グラフィックはソウルライク系では異質のアニメタッチとなっていて、イベントシーンも長めになっています。
また、キャラクタークリエイトも充実しているので、ソウルライク系としてはキャラゲー要素が強く感じられました。
難易度もソウルライクゲームにしては控えめで、入門用としても最適な作品。
ただ、「ダークソウル」の見よう見まねで作った部分が散見され、ソウルライクゲーマーの視点から見ると粗削りにも感じられます。
あくまでも本作を手掛けたスタッフの前身となる「ゴッドイーター」から「ダークソウル」への架け橋的な位置付けの作品で、ソウルライクゲーマーがとやかく言うには不適切に感じられました。
ソルト アンド サンクチュアリのくだり
海外のインディーズゲームメーカーが手掛けた2Dの高難易度アクションRPG。
「ダークソウル」シリーズにインスパイアされていますが、2Dに上手く変換していて完成度はかなり高い作品です。
特徴的なのが、ツリー形式のレベルシステム。
ステータスはすごろくのような形式のスキルツリーを通じて高めることが出来ます。
イメージ的にはPS2「ファイナルファンタジーX」のよう。
さらに特徴的なのが、新アクションの取得によって広がる行動範囲。
このような要素は従来のソウルライクゲームでは見られませんでした。
それよりは「メトロイド」や「悪魔城ドラキュラ」を始めとするメトロイドヴァニア(探索型2Dアクションゲーム)で見られるレベルデザインに感じます。
そのため本作はソウルライクとメトロイドヴァニアの架け橋となったタイトルとも言えるので、フォロワータイトルとは言え凄いことをやっているんです。
本作の発売以降、メトロイドヴァニア系タイトルもソウルライクの要素を取り入れるようになりました。
仁王のくだり
コーエーテクモが手掛けた高難易度アクションRPG。
本作はTeam NINJA(チームニンジャ)が手掛けているだけあって「NINJA GAIDEN(ニンジャガイデン)」のようなアクションも楽しめました。
また、ハクスラやコレクション要素も強く、本家ではあまりなかったアイテムを集める中毒性も感じられます。
一方、マップデザインはエリア制で、各ステージは個別に分かれてしまいました。
その分リトライ時のロード時間が短くなり、熱中度の高さは本家に匹敵するどころか上回るレベルだったりします。
ストーリー要素は高難易度アクションRPGにしては高め。
戦国時代のアフターストーリーが描かれていて、歴史物に強いコーエーの強みを活かしています。
セールスの方は全世界累計で300万本を記録(国内では15万本)。
これは、コーエーテクモ製ではトップクラスの売上だったりします。
比べてみたら分かると思いますが、大半が被っていないでしょうか?
偶然、少しだけ被ることはあると思います。
ですが、さすがにここまで被るのは確信犯でしょう。
↑動画の概要欄にもこのようなコメントを見かけました。
目次 [非表示]
何が問題なのか?
YouTuberのモラルが問われる
当ブログの文章は立派な創作物です。
該当の記事もぼく自身がプレイしたソウルライクゲームの感想を手短にまとめた内容になります。
そこに書かれてあることを第三者がほぼそのまま読み上げてコンテンツにするのは盗用になるので、モラル的にどうかと思うのですよ。
せめて当ブログ記事の引用であることを概要欄などに明記してほしかった。
再生回数5万超え&広告付き
該当の動画は2020年3月22日の時点で再生回数が5.4万を超えています。
しかも広告付きなので、広告費も入っていることでしょう。
人の記事をパクッたコンテンツに広告費が入るのは受け入れられません。
ぼく自身が動画コンテンツ化しようと思っている
少し前の記事でも触れたように、今後、ぼくKENTはYouTubeでも本格的に活動しようと思っています。
その際は過去に公開したブログ記事に書かれてあることを台本にしようと思っているので、今回のようにパクられると困るのですよ。
ソウルライクゲームの特集動画だって今後は公開する可能性があります。
その際はブログ記事版を台本にすると思うので、上記のような動画がYouTube上にアップロードされていたらこちらがパクリになるじゃないですか。
チャンネル登録したばかりなのに残念
動画を投稿されたキャベツの人さん はチャンネル登録者数が5万人を超えるほどの人気YouTuberになります。
そのためか少し前からおすすめ動画に挙がってきたので視聴してみたところ面白かったので、最近、サブアカウントでチャンネル登録しました。
キャベツの人さんの動画は渋い声が癖になって好きだったんですが、まさか、当ブログの記事をパクられるとは・・・。
チャンネル登録したばかりなのに残念です。
他にもあったら教えて下さい
今回は読者の方からの報告で知りました。
おそらく、今回の件に限らずブログの文章をそのまま台本にして動画化しているケースはあると思います。
何故ならブログ記事と動画コンテンツは全く異なる特性を持っているので、内容が同じでもよ~く比べてみないと分からないからです。
同じ方がパクっているかも知れませんし、他のYouTuberがパクっている可能性もあるでしょう。
ゲームブロガーさんはゲームの紹介系、考察系YouTuberの動画コンテンツで自分が書いた記事と同じようなテーマを見つけた場合、注意深く聴いた方が良いかも知れません。
追記:謝罪のメールが届きました
該当の動画削除から24時間後。
ご本人から謝罪のメールが届きました。
ご本人の動画やTwitterでも謝罪の言葉を確認次第、本記事は非公開にさせていただきます。
【お知らせ】仁王2のレビュー動画を公開しました
最近、PS4「仁王2」のレビュー動画を公開しました!
この動画はこちらのレビュー記事に書かれてあることを台本にして作ったものです。
今後はこのような形でブログ記事の動画版を作っていきたいと思うので、他のYouTuberに書かれてあることを台本にして読み上げられると困るのですよ。
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