日記

　結論として、ホモガキは努力をするのが嫌いであり、その割に知名度ばかり欲しがる。ホモガキはしばしば奇行に走るが、奇行の理由の一つとして、「努力せずに有名になりたいから」があるだろう。自分のちんぽに自ら香辛料を塗ってお湯をかけ、痛がるふりをするだけでふぁぼリツを稼ぐツイッタラーもいるしな。とりあえず先ほど述べた結論だけ理解してくれたら後の文章は読まなくてもいいくらいだ。

　私はここ最近、東方ボイスドラマを作ることで有名になろうとするホモガキを約3名観測した。ヒト科ヒト属のホモ・ガキエンスである。多くのボイドラ企画者は主な目的が「自分の作品が有名になって欲しい！」なのだが、ホモガキは違う。主な目的が「作品を通して自分が有名になりたい！」なのである。もちろん自分が劇中で声当てをする。脚本・声・絵への拘りなどは視界にない。できるだけ労力をかけず最低限の成果物を残し、知名度だけ欲しいのである。知名度を得てどうするのか？後にその知名度を利用して何かがしたいのか？と思うかもしれないが、そうではなくて、知名度を得ること自体が目的なのである（なぜ？）。有料でTwitterでのフォロワーを増やす業者というのが存在しているらしいが、そういう業者を利用するのは上記のような人間だろう。

　とあるホモガキAは「今の衰退してるク☆界隈に革命を起こす！再生数で自己矛盾☆を超える！」と宣うが、動画編集能力も鍛えようとせず、脚本の書き方についてググることすらせず、なんなら企画進行も放棄して他人に任せている。そもそもホモガキAがボイドラを制作しようと思った動機は「偽SZとせっかく仲良くなれたし、こいつのネームバリュー使えばどんなお粗末なボイドラ作っても大ウケ確定じゃね？」というものだった。はい出ましたネームバリュー。人気を得たかったらネームバリュー。海外映画の吹替に声優初挑戦の人気芸人を起用するくらいつまらん。

　あとで連呼するから一応補足しとくと「ネームバリュー」とは和製英語であり「名前のもつ価値や効果、世間での知名度」って感じの意味。

　多少話が逸れるようだが、養殖ボイドラのネームバリューに関して、2019年にれう姉貴が配信で興味深い話をしていた。私のうろ覚えの意訳になるが共有したい。「東方ボイドラへの勧誘は今でもよく来るんですか？」との質問コメに対し、れう姉貴は「よく来るし、まさに今日も来たけど全て断っている。私に依頼する方々って、私の声質の良さや演技力の高さを評価して依頼しに来てるんじゃなくて、私のネームバリューが欲しいだけでしょ。」という旨の話をした。確かに。皆さんご存じれう姉貴を東方ボイスドラマに出せば、どんなに脚本と絵が適当でもみんな見に来るだろう。そういう下心丸出しで依頼するのは失礼であり、甘えであり、断られるのも必然である。

　最近の養殖ボイスドラマはす～～～ぐネームバリューで勝負するなぁ？

　聞いてるか？「ボイスドラマをできるだけ多くの方に見てもらいたいという思いから、視聴者の認識性を鑑みて「AKIRA」と「超早口おばさん」を併記することにいたしました。」と明言してる企画者！！！！！！あとＡＫＩＲＡという名前は全角だって本人が言ってっから！！！！お前「動画説明文の声優様の箇所ですが、本来は全員掲載したかったのですが、人数が多く煩雑になりますので、作中のメインキャラと、この界隈的に人気の方を優先して掲載しました。」って言ってるけどそれ他のボイスコにめちゃめちゃ失礼であるという自覚ないんか！？？つまりネームバリューのある人間を掲げとけばホモガキは見に来るけど他の知名度のない声優は視覚的ノイズだってことだろ！！！

　あと…緋翠姉貴、やみん姉貴、ほか有名養殖声優で固めたTRPGをしようとして都合が合わずいつまでも延期している企画者！！！！！お前もネームバリューに甘えすぎだろ！！！！ちゃんとTRPGに慣れてるかどうか、激面白展開になりそうかどうかで声優選んだか！？？？

　ごめん。今思いついた、天然声優を起用してる2人だけ書いちゃったけど2人だけじゃなくてみんなそうだからな。ペ、タ、ザ、レ、み、最近の養殖ボイドラがネームバリュー勝負になってるのマジで当該の養殖声優に失礼だと思う。いや養殖声優の彼女らはチヤホヤされればそれでいいのかもしれんけど。

　ネームバリューじゃなくて演技力を見ろ演技力を！！！！！ネット探せばもっと演技力高くて音域の広いボイスコいっぱいおるやろが！！！しりりはバースデー☆作るときにインターネットを東奔西走して好みのノンケボイスコを集めたのやぞ！！！見習え！！！

　熱が入ってしまったのでここから完全に話が本筋から逸れるのだが、私は養殖声優をボイスドラマに起用することに疑問を抱く。養殖声優を愛でること自体はいい。ネットでの過去の活動をガン掘りするのもいい。その活動の不器用さを笑うのもまあいい（ダメだが）。

　ただ、世の中には発掘されていないだけで、ダイヤの原石のような、もっと愛くるしい姉貴がたくさんいるということを忘れてはいないか。

　私は阿刀田先生を尊敬する。あの膨大なネット声優が存在するこえ部からあの逸材を発掘してきたのだから。もし阿刀田先生が別の声優を起用していたら、いまごろ別のボイスコが「声が独特！」「キャラが濃い！」と人気になってTwitterとニコニコでモテはやされ、今頃にょん姉貴はあのめちゃかわいい声が発掘されないままネットの片隅で安全に活動していたのだろうから。

　こえ部がなくなった今でもcocommu、iikoe、Koe-Koe、Lispon、nanaなど似たようなサービスは複数あるので、ボイスコなら星の数ほどいるはずだ。自分のDNAにビビッと響くような素敵な声の持ち主を探して依頼すればいいだろう。

　よく考えて欲しいのだが、声優を発掘することができるのはボイスドラマ企画者だけなのである。絵師にもMAD投稿者にもROM専にも、声優の発掘できない。いや、個人的に発掘すること自体はできるが、その声を周知させることはできない。

　もし岸部露伴先生がクッキー☆厨なら絶対天然声優探すよ。「この岸辺露伴が養殖声優を起用してちやほやされるためにボイドラを企画してると思っていたのかァーッ!!」って言うよ（ジョジョ知らない方にはごめんなさい）。

　せっかく発掘できるのに、なぜ養殖声優に甘えてしまうのか？答えは簡単。養殖声優の方がネームバリューがあるからである。ホモガキは「あっ！この姉貴知ってる！○○兄貴のボイドラにも出ててTwitterでも友好的な○○姉貴でしょ！知ってるから見る！」というパターンで行動するのである。声質や演技力など見ていない。

　ラーメンハゲが見たら嘲笑しますよ。「奴らはボイドラを観てるんじゃない。情報を観てるんだ！」って言いますよ（ラーメン発見伝知らない方にはごめんなさいい）。

　ホモガキは知ってる事、知ってる人間に対して不自然に贔屓をする。「あっ！それ知ってる漫画のパロディでしょ！知ってるから笑える！あっそれクッキー☆語録でしょ！○○姉貴知ってる？知ってる者同士友達だな！」といった具合である。シコイドも先ほど元ネタを知らない読者にパロディネタでウケをとろうとしてしまったので同罪である。

　まあ養殖声優しか使わない理由として他には、そもそも養殖以外の声優をどうやって探せばいいのか知らないから、という理由も挙がるだろう。ちなみにこの文章を読んでくださっているあなたは、先ほど例に挙げた「cocommu、iikoe、Koe-Koe、Lispon、nana」をご存じだっただろうか。もし他にもいい音声投稿サイトがあったら教えて頂きたい。

　まあ話がかなり脱線したが、要約するとホモガキは労せずに自分の知名度だけ稼ぐ手段として、知名度の高い声優を起用しがちということである。

　とあるホモガキAの話に戻るが、ホモガキAは声優と絵師を集めるのにTwitterでの公募という手段をとった。きっと全然集まらないだろうから自分から好みのネット声優に声をかけて廻った方がいい、というのがシコイドの意見だった。

　だって声当てって面倒じゃないですか？脚本を読み込んで、どういう演技にしたらいいかニュアンスを汲み取り、練習し、いろいろ気を使いながら録音するだろうし、ファイル分割してファイル名つけてノイズ除去して提出するわけでしょ？それで無償なんだからやりたがらないよなあ。と思った。

　でも実際は違った。ホモガキAの募集ツイートにはじゃんじゃか希望者が集まり、17枠あった役はすぐに埋まった。何故…？

　思った以上にボイスコの方々は演技に飢えているようだ。中には「募集ツイートをTwitter検索から見つけたから依頼した」という方もいた。脚本も開示されていないし、企画者がどういう人間かもよく知らないのにだ。無差別か？

　やると引き受けたからには責任もってやれよ？それで脚本が実は反韓的な脚本だったり、実は喘ぎまくりのR-18脚本だったり、あるいは再生時間に換算すると100時間になる激長脚本の主役だったとしてもやれよ？

　私は日課として「東方ボイスドラマ」「東方ボイドラ」でTwitter検索をしているのだが、声当てに飢えている女ホモガキ…もとい、養殖声優の卵が、掃いて捨てるほど…もとい、星の数ほどいるので、驚いている。いつか協力を仰ぐことがあるかもしれないので、一人残らずブックマークしている。ちゅっちゅ。

　まあこの通り、ボイドラ企画の門は広いので、この文章を読んでくださってるそこのあなたも、ご気軽に激寒脚本書いて、ボイスドラマ企画始めてみませんか？

　まーそんなこんなでホモガキAのボイドラに必要なボイスコは集まった。だがちょっと待って欲しい。まともなボイスコ募集だったら、普通サンプルボイスの提出を求めないか？とも思った。

　しかしホモガキAは、声当てをしたがっている人間であるなら男でも女でも誰でもいいのであった。応募者の声もまともに聴いていないため、誰がどんな声をしているのかも不明であり、作中の役の男女比と実際集められたボイスコの男女比も違う。

　結果、誰が何役をするのかあやふやになりメンバーは混乱し、企画は停滞し、「え？私がその役やるって聞いてないんだけど？」という声も挙がった。

　絵に関しても同様。速筆だけど絵がものすごい下手なホモガキBがおり、そのホモガキBがホモガキAのお気に入りなのであった。理由は、協力的だから。協力的なら誰でもよく、最初から絵など見ていない。

　そして問題が発生する。いや企画自体が大問題みたいなものだけど、中でも特に笑える問題が発生する。以前、企画のグループでは身内4人で雑談したり、たまにホモガキAの脚本に文句をつける通話をしていた。その企画グループにたくさんのボイスコが入ってきたため、通話で雑談する人数も増えたのである。結果、ホモガキAは雑談が楽しくなり、これまで企画進行を怠ってきたのに、より一層怠るようになってしまった。

　文化祭は文化祭当日よりも準備してる間の方が楽しいよね。楽しいから当日を迎えずに一生準備してたいよね。それと同じ感じである（は？）。

　そして、通話に入ってくる人間が増えると当然、激寒脚本に文句をつける人間も増えるわけである。激寒なので必然である。脚本を改善してやるというホモガキCとホモガキDが現れ、グループは、ホモガキA脚本、ホモガキC脚本、ホモガキD脚本の3つに分かれ、混沌を極めていた……

　ホモガキAはほならね理論の論者であった。ケチをつけるなら自分でやれと言われたホモガキCは独立して改変脚本で東方ボイドラを作ることになった。通話中にホモガキAとCは「つまりはこのままとんとん拍子で話が進めば似たようなシナリオのボイドラ二本が同時期に投稿されることになる」という旨の雑談をしていた。とんとん拍子の定義ってなんだ…？

　ちなみにホモガキDは脚本へのダメ出しが過激だったのでグループを追放された。ホモガキ線ボイドラ企画列車をご利用いただき誠にありがとうございます。次は終着、頓挫、頓挫です。

　そして、独立してボイドラ企画をすることになったホモガキC、どうせセリフとか背景が大体同じならホモガキAのグループの絵師と声優を流用すればいいと考えたらしい。「声優と絵師使いまわせばよくね？」という旨の発言をした。無償でやって貰う側なのによく「声優と絵師使いまわす」なんて失礼な言葉使えるよな…まあおそらく他人のことを「無料でなんか提供してくれる丸アイコン」程度にしか認識していない。「こっちのグループの声優さんは私のボイドラ制作グルにも入ってください！」と雑な依頼をしていたが、よくそれで参加して貰えると思ったな…？その丸いアイコンの向こう側には人間がおるのやぞ…？

　人間は見返りなしで慈善行為をすることはない。無償で慈善行為を行う人間は、見返りとして達成感を得ているので、見返りは一応ある（もちろんそれは偽善ではない）。ボイドラの脚本家・編集者・企画者・絵師・声優は、金銭は求め合わないが、それぞれ達成感を見返りに自分の技術を提供しているのであって、達成感がなければ参加などしない。即ち、「どんな低音質・棒読みでもいいから参加してくれ」「ノートにシャーペンで書かれた落書きでもいいから絵師参加してくれ」と言われても、参加したいとは思わないだろう。

　ホモガキCは結局、脚本の役の数だけのボイスコを集められなかったのだが、場所を変えて色んな所で「○○役が足りません！誰か声当てを！あと動画編集をお願いします！」と募集して回っている。自分から気に入った声優を探して依頼することは一生かかってもしないだろう。

　ホモガキのボイドラ制作を料理に例えるとしたら、食材をどう買ってきたらいいのかわからないからその辺に生えてたニラでもミントでもいいから引っこ抜いてフライパンに突っ込み、親が買い置きしてたマヨネーズとかをとりあえずかけてみてとりあえず焼き、盛り付け方もわからないし食器も洗いたくないからラップもかけずに放置して、仕事から帰ってきた親に調理を押し付け、結局誰にも食わせずに終わるようなものだ。

　また、最近ホモガキA、B、Cはク☆本スレで叩かれている。しかし、ホモガキCは「炎上してるから自分のボイドラも伸びる！間違いない！」と喜んでいる。努力せずに影響力だけ高めたかったら有効な手段かもしれない。

　借り物脚本で、誰でもいいから声当てを依頼し、誰でもいいから絵を描かせ、誰でもいいから動画編集させ、それでいてできた動画をニコニコに投稿するのはおそらく自分のアカウントで、クレジットにはでかでかと「脚本アレンジと企画進行は自分がやったぞ」と書くのだろう。自分は何も努力していないのに達成感を覚え、知名度だけ欲しがる。ホモガキとはそういう生き物なのである。

　ホモガキはネットスラング禁止・パロディ禁止・メタ発言禁止の一次創作を書けと言われたらプロットすら書けないと思う。他人の袴を借り、安直にパロディとメタ発言と百合とネットスラングを入れれば動画が30万以上再生されると思っている人間なのである。

　冒頭でも述べたが、結論として、ホモガキは努力をするのが嫌いであり、その割に知名度ばかり欲しがる。のである。

　蛇足になるが、ホモガキAは現在脚本だけ残して企画は他人に押し付け、鬼滅ボイドラと、ホモガキBのボイドラの続編を企画しているらしい。どちらも完成しないと思う。