終わるはずだった夢

幾千もの人々がその夢に挑み続けた。


のべ2700人以上が挑み、200大会を超えた素晴らしき夢。


その夢は美しい形で終焉を迎えるはずだった。


しかし、その夢は止まらなかった。


終着駅を過ぎても、さらに前へ進み続けた。


今思えばあのときすでに脱線していたんだ。


もう元には戻らない


もうそこには届かない。


あの場所には帰れない。


皇帝の座は戻らない。


別れても夏の日に手招きされるが


待ち人がいなければ成り立ちませぬ


瞳から涙が溢れます


覆水盆に返らず




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