マスク売りで888万円 県議おわびも「暴利ない」[2020/03/09 20:32]
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新型コロナウイルスを巡り、許し難い行動です。ネットオークションでマスクを高値で販売していた静岡県の県議が会見で謝罪。一方で、苦しい弁解も重ねました。
静岡県議会議員・諸田洋之氏(53):「心よりおわびを申し上げます」
まずは冒頭で深く頭を下げた諸田議員。諸田議員によりますと、自身が経営する貿易会社で在庫として保管していたマスクをネットオークションに出品。約1カ月間に89回の出品で合計888万円の売り上げがあったといいます。マスクの高額転売が問題視されているなかで、公職である議員による転売ですが…。
静岡県議会議員・諸田洋之氏:「まず『転売ではない』ということ。そして、2つ目は『暴利を得ていたわけではない』ということ。そして『県議会議員が』と言いますけど『会社でやっていた』ということ」
諸田議員の主張によりますと、倉庫にあったものなので「転売ではない」。送料や経費があり「大きな利益は出ていない」。議員としてではなく「会社で行っていた」とのこと。さらに、欠品があるマスクを県外の病院や看護学校に無償で配ったことも感謝状や写真とともに紹介。しかし、不安定な答えに会見は紛糾。諸田議員は社長は辞任するものの、議員は続けるとしています。