緊急事態SF、こんな時にしか開眼しないのならば、芸術文化に生きる我々との時差時空差がどおりで縮まらないと思いました。余命を告げられて慌てて生きるような無様さだけは、持ち前の無様さの中に持ち合わせておりませんでした。放出してしまった時点で穢れそうです。密室でありたい、その欲動があるだけですので、何か言う際にのみ開いていきたいですが、そうでなければまた仕舞い。たい。
解放は私の中でのみあるべきで、自由とは伝わらなさの中にしか真理はなく、あなたに届いた自由は社会的自由と極私的自由のどちらですか。前者のものをあなたはこうであるべきと振りかざすのなら、それは簡単にこの今の変動に押し潰されてしまうようなつまらないもので、私はそのようなものをつくったつもりはありませんので、もう少し、受け手の創造として、それは自由であるのですが、鍛えてもらわなければこちら側では操作できない範囲であるので、希望します。