HP Pavilion 500の実機レビュー(2)
以下、静音性、パーツの温度、消費電力の計測結果を掲載していますが、CPUやグラフィックスの構成が異なる場合、結果が変わります。その点はご了承ください。
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし騒音値が高いと作業時に不快になります。
いくつかの構成のPCでテストしましたが、どの構成においても、高い負荷をかけても動作音は変わらず静かでした。
騒音値の計測結果
実験内容は上と同じ
騒音値の計測結果
実験内容は上と同じ
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
なお、AMD A6-7400K APU搭載時はCPU温度を取得できなかったため、省略します。
どの構成でも低めのCPU、GPU温度です。
各パーツの温度の測定結果
実験内容は上と同じ
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。
高性能なグラフィックスを搭載できるわけではないため、デスクトップパソコンとしては、低めの消費電力です。
消費電力の計測結果
実験内容は上と同じ
消費電力の計測結果
実験内容は上と同じ
外観のチェック
外観のチェックです。
前面には、USB3.0、ヘッドフォン、カードスロットなどがあります。
天面はフラットです。
背面と側面です。 背面は搭載するパーツによって異なります。
ケースの内部とエアフローのチェック
ケース内部とエアフローです。
AMD APUモデル(500-430jp/CT)
インテルCPUモデル(500-540jp/CT)
AMD APUモデルの場合は、メモリスロットが4つあります。
インテルCPUモデルの場合、メモリスロットが2つしかないためご注意ください。
5インチベイは1つです。
ハードディスクを収納する3.5インチベイはなく、ケースの側面に直接ネジ止めします。
カスタマイズ画面からは1台のみストレージを選択できます。ただし、この上側に2.5インチハードディスクも同時に取り付けできそうです。
電源は最大300Wです。
斜めから見たケース内部の画像です。
反対側の斜めから見た画像です。
まとめ
以上が、HP Pavilion 500のレビューです。
価格が非常に安価なパソコンです。安価でも信頼できるメーカーですし、東京生産(500-305jpは除く)という面も安心です。安くて安心して使えるデスクトップPCを探している方に適した製品だと思います。
また、Core i7-4790を選択でき、CPUは高性能にすることが可能です。
ただし、グラフィックスは性能の良いパーツを選択できません。電源も少ないため後で高性能グラフィックスを搭載することも難しいでしょう。
また、5インチや3.5インチベイが少なく本体の大きさの割には拡張性が悪いです。後々、高性能なグラフィックスを搭載したり、ストレージを追加しようと考えている方は、ENVY 700シリーズや、ENVY Phoenix 810シリーズのほうが良いです。
インテルCPUモデルは、メモリが2スロットしかないためご注意ください(AMD APUモデルは4スロット)。
なお、初期構成がDVD-ROMとなっているモデルもあります。書き込みが出来るDVDスーパーマルチドライブではないためお気をつけ下さい。
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