「話したいことがたくさん。会えてうれしい」2週間ぶり登校 沖縄各地、新型コロナ休校から再開

「話したいことがたくさん。会えてうれしい」2週間ぶり登校 沖縄各地、新型コロナ休校から再開

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休校していた沖縄県内の小中学校は16日、多くの学校で授業が再開された。うるま市立具志川東中学校では4日の休校開始以来約2週間ぶりに「おはようございます」と生徒たちの元気な声が響き渡り、教員らが「おはよう、久しぶり」「元気そうだな」と声を返す場面が見られた。

 生徒らは授業前に再会を喜び合いつつ、発熱の有無や体調管理について記録した健康観察シートを提出していた。朝会では久々の登校に「給食当番は何班だったっけ?」と首をひねる姿も。2年の塗矢音羽さん(14)は「みんなに会えない間、話したいことがたくさんあった。会えてうれしい」とよろこんだ。

 同校では当面部活動は休止を続けるが、野球部の座間味聖良さん(14)は「早く部活もやりたい。休校中は宿題が多くて大変だった」と笑顔を見せた。

 玉城祥校長は「子どもたちの声がしばらく聞こえず寂しかったが、今日から元気に登校する姿が見られてうれしい。まだ安心できる状況ではないので、健康管理はしっかりするように指導したい」と話した。

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