3月19日 20時44分

北陸新幹線　５年目は利用者減少

北陸新幹線の開業５年目の利用者数は８０３万人となり、開業以来最も少なくなりました。去年の台風被害や新型コロナウイルスの感染拡大が大きく影響しました。ＪＲ西日本の発表によると北陸新幹線開業５年目にあたる去年３月１４日から１年間の利用者は８０３万４０００人で前の年より８％、６６万人減少しました。前年の実績を下回ったのは２年ぶりです。去年１０月の利用者は台風１９号による車両の水没で東京ー金沢間の運転を２週間にわたって取りやめたため前年比５３％となりました。今年１月には前年並みに回復しましたが新型コロナウイルスの感染拡大の影響で２月は前年比９２％３月は１３日までで前年比４５％と需要が低迷しています。現在も予約は低調に推移していて開業６年目は先行きが見えない状況となっています。