性犯罪・性的表現・ジェンダーに関しての様々の問題について

元ライターでもあった国内外ロビイストからの視点

「正当な善意や正義と言える活動」への弾圧は許されません!

先日、撤去して頂いた不適切展示物の件で撤去の為に動いてくださった複数の著名人・活動家のTwitterが一時凍結され、一部はその解除にあたり、多くの被害者のアカウントを個人情報を攻撃者に明け渡すという許しがたい事態が発生しました!

どのように攻撃されたかと言いますとデジタル著作権保護法「Digital Millenium Copyright Act」(DMCAと略されております)の制度を悪用し、被害を受けた多くのアカウントの写真等の著作権を「本人ではない者が勝手に著作権を悪用した」と大量の通報を行われたことです。

hbol.jp

こちらにもありますように異議申し立て等を行う場合、通報者に個人情報を提供しなければならない決まりになっており、そのことで攻撃者に個人情報が「提供」され、それを元にさらなる攻撃を行われてしまう危険性があります。

この法律はアメリカの法律のため、こういった脆弱性を修正させるにはアメリカ側に改善を要求しなければならず、修正への壁は固いと言えます。

本来であればこの法律は海賊版対策や無断転載、不適切な表現がされないように本来は全面違法とすべき二次創作への対処として運用されなければならないシステムがこのような悪用をされたことに大変遺憾であり、許しがたい行為です。

正当な善意や正義ともいえる活動にこのような犯罪行為で攻撃されることを絶対に許しません!

なお、私達の活動についてを安易に「言論・表現の自由」を訴えることとしてはいけません。これを言えば不適切表現やそれを容認する声もまた「表現の自由」のうちと認めてしまうからです。

神原元弁護士が、愛知トリエンナーレ中止事件においてこうおっしゃられていたようにです。(引用、失礼いたします。)

 私達の訴えは、性・暴力を容認しかねないことを不適切を感じ、それをやめさせることを「正当な善意や正義と言える活動」であって「言論・表現の自由」の一部であるとは一切思っていません。社会にとって当たり前でなければならない「善」を言論や表現の自由のひとつだと片付けられることに憤りを感じます。

 

良くないニュースもあります。その撤回した展示物に関するイベントですが、再開するとされる話もあります。その時に不適切なものが展示されないか、さらには都市全体がどこまでこういった創作物に踏み込まれてしまったのか今後視察していき、適切な対処を求めつつ、香川県などをはじめ他の都市でそうさせないためにどうすればいいか、対策を練らなければなりません。

不適切な流れは宗教・寺院も広がっており、昨年11月末、寺院が貼っていた不適切な掲示物について撤去を求めさせた方がいましたが一切応じないとする問題行為もあり、邪教化する懸念から神社本庁等から是正をさせることや不適切寺院の解体への着手も検討すべきでしょう。