Reviewers

Philosophy

創るものは、
今のためのものではない。

Statement

創造力を未来のために

The Issue

私たち人類は、過去、幾度となく変革を起こしてきました。これは、往々にして、私たちの人生、すなわち「直面する課題を解決しようとする活動」に費やすエネルギーの非効率性を、技術進歩を背景に、新たな効率的エネルギー消費活動に変革していく態様でした。その中でも、きわめて変革量の大きいもののことを、私たちは革命と呼んでいます。
近年、ICT(Information Communication Technology)の進歩は著しく、きわめて多くの変革が短期間に起こっているように見えます。しかしながら、データや剰余利益は一部の企業や集団に寡占され、情報の非対称性は改善されず、格差の拡大は止まることを知らず、機会は平等に与えられず、貧困は未だ世界中に蔓延し、対処療法的に肥大化し続ける金融システムは日増しに規模を増大させ、さらには紛争や戦争がなくなる気配もなく、「技術進歩によって人類は豊かになった」と、言える状況には未だ到達していません。
これが私たち人類に共通する問題です。非効率性の問題は、日を追うごとに顕在化の規模を大きくしており、いつ臨界点に達してもおかしくない状況にあります。

Mission

MAXELEのミッションは、文明の進化につながる真にイノベーティブなグローバル・マネタリーシステムと情報流通インフラとを提供することによって、世の中の相関性を最適化し、社会に創造される価値を最大化させることです。MAXELEは通貨流通と情報流通とにアプローチすることによって、「沸き起こる情熱のままに生きたい」という、人々の基本的欲求に応えます。

Solution

新時代のためのミディアム
最も小さく最も大きなアプローチ

通貨は利用者相互の信認性をもって存在することができ、また利用者相互の信認性が保たれる範囲に流通することができます。換言すると、通貨は価値観を共有する人々の中に流通し、人々による価値観の共有範囲は通貨の流通する範囲になります。経済とはコミュニティを合理化した社会的メカニズムであり、通貨は経済圏に支えられ、他方で経済圏は通貨に支えられ、そこに人々による生産と消費の循環が生じます。
価値交換媒体として最も優れた通貨とは、自らに購買力を宿した本位貨幣、且つ信用創造が可能な信用貨幣です。そして、経済活動領域として最も大きな経済圏とは、無限の拡張性を有するインターネットです。最も優れた通貨と最も大きな経済圏とが一体不可分のプラットフォームとして提供されるとき、かつてない新しい経済が社会に誕生します。

MAXELEは、ファウンダーによって生み出された3つの特許発明を組み合わせることによって、従来の金融システムを含む情報流通メカニズムの課題を根本から解消した、世界がまだ見たことのないICTプラットフォームを提供します。

コア・テクノロジー

価値尺度機能を自らで発揮する通貨(購買力本位通貨)の生成方法

通貨の消却と発行とを管理するサーバの処理であり、無償で提供、及び取得される価値に含まれる経済価値を定量化し、ユーザ間の相関性から購買力を還流させるように、発行する通貨に購買力を本位させる処理を行います。

世界中のユーザが利用した時、購買力の異なる複数の国家をまたがり、人類共通の「価値の度量衡」を生成することができるようになります。

特許発明A
特許発明B
特許発明C
インターカレンシー®
グローバル・スタンダード・カレンシー
インターヴァース®
グローバル・サイバー経済圏

インターカレンシー®とは

  • ユーザ間の相関性から生じる購買力そのものが本位する通貨(購買力本位通貨)
  • 本位させる購買力の大きさを制御することのできる通貨
  • インターヴァースと一体構成され、無償価値の媒介手段としても機能する通貨
  • 実社会におけるバンクマネーとしての信用創造システムも従属的に構築可能な通貨

インターカレンシーは、従来のステーブルコインはもとより、法定通貨等のバンクマネーの課題さえも根本から解消した、国や法律やペッグ対象資産や為替の存在をまったく必要とせず、自らで独立して流通し得る、自律的に金利の生じるグローバル・ステーブルコインです。インターヴァースに流通する第1通貨と、実社会においてブロックチェーン・ネットワークに流通する第2通貨とが一体となって1つの通貨機能を構成し、インターヴァースと実社会とを縦横無尽に流通します。
インターカレンシーは、人類共通の「価値の度量衡」機能を担います。

インターカレンシー®と他通貨の比較

購買力

通貨の単位あたりに内在する購買力の根拠
(俗に言う、通貨の中身/価値尺度機能の中核)
尺度制御
(単位価値の制御)
信用創造
(Money creation)
グローバル
(国際的なストレスのない流通性)
シニョリッジ
(通貨発行益)
ドルやユーロや円等の
バンクマネー
Libra等の
ステーブルコイン
購買力本位通貨
インターカレンシー
これは驚くことであろうが、実際に通貨(バンクマネー)とは単なる計算単位であって、その計算単位が表す数量としての価格は、価値を計算する上での計算単位の倍数にすぎない。
すなわち、バンクマネーには「何の価値も本位していない」ということであり、ゆえに無限の信用創造(Money creation)を可能にしている。

通貨価値の根拠たる購買力を有さないが、国際為替メカニズムによって、外生的に何とか通貨価値のボラティリティを低く抑え込んでいる。
これがハイパーインフレの生じる原因である。
「ステーブル」を図る対象資産とのバランシングによって自らの単位価値を対象資産の価値に従属させるステーブルコインは、その購買力を対象資産に委ねている。
またステーブルコインは、対象資産との交換メカニズムによって自らに対象資産の購買力を転移させている。
すなわち、発行主体による対象資産の保有が前提であり、当該対象資産の購買力がステーブルコインを担保することから、その管理には細心の注意が必要であり、運用損はあってはならない。
例えば、本質的に購買力を有さないバンクマネーを根拠としたステーブルコインの購買力は本質的に生じ得ず、また発行主体は発行数量に応じたバンクマネーを保有する必要があることから、ステーブルコインは電子マネーと大差ない。
インターカレンシー&インターヴァースを利用するユーザの購買力そのもの。

ユーザはインターカレンシーを消費(消却)してインターヴァースに生じる経済価値を取得するが、当該消費(消却)されたインターカレンシーの数量は、当該取得された経済価値が定量化されたものである。このとき、インターヴァースでは、評価発行アルゴリズム(特許発明)によって、消費(消却)されたインターカレンシーが当該経済価値を生じさせる原因となったユーザに対して発行される。これにより、インターカレンシーに購買力が本位する。
流通数量を増加させて通貨価値を下落、及び流通数量を減少させて通貨価値を上昇させるというが、ただの思い込みに過ぎず、実際にそうなっていない。
インフレ・デフレという概念が存在する時点で、尺度制御という概念に到達し得ない。
ペッグ対象資産という基準資産の単位価値に均衡させているだけであるため、自らの尺度を独自に制御することはできない。
仮に基準となるペッグ対象資産との交換比率を変動させて単位価値を変動させたとしても、そもそもペッグ対象資産の単位価値が変動してしまえば、それに従属するステーブルコインの単位価値も変動してしまう。
そもそも、購買力を完全に本位させる通貨だけが、通貨の単位に本位させる購買力の大きさを制御することができる。
インターカレンシーには、インフレ・デフレの概念が生じ得ない。尺度の本質は度量衡であるが、インターカレンシーは任意に「価値の度量衡」を生成でき、さらにこの制御を可能としている。
現代通貨のコア・メカニズム
融資による通貨の創造が可能
外部のペッグ対象資産の存在によって、融資による通貨創造は不可能
本位通貨でありながら、Dual circulating mechanism(特許発明)によって、融資による通貨の創造が可能
強制通用力、為替、及びSwiftに依存しているため流通は限られている。
ペッグ対象資産等の設計によっては流通に制限はない。
価値尺度を自ら発揮する仮想通貨のため流通に制限はない。
発行と消却の差分利益としての金利のみ
マイナス・シニョリッジ(通貨発行損)発生
発行と消却の差分利益としての金利+発行対価の調達益

インターヴァース®とは

  • インターカレンシーの流通する、インターネット上に構築される地球を覆うグローバル・サイバー経済圏
  • かつてないウォレット機能によって、実社会と同調して経済活動が実施される領域
  • ビッグデータを有償の公共財として取り扱うことのできる領域
  • 無償で提供され取得される「価値」に含まれる経済価値が定量化され、「価値」を無償で提供したユーザに対して定量化された経済価値と等価のインターカレンシーが発行される領域

インターヴァースは、従来のECサイトはもとより、SNS、オウンド・メディア、キュレーション・サイト、コンテンツ・マーケット、及び検索エンジン等のICTプラットフォームの課題を根本から解消した、エネルギー・ロスなくストレス・フリーに経済活動を行うことができる、独立した通貨「インターカレンシー」の流通するグローバル・サイバー経済圏です。それは、いつでも・どこでも・誰しもが、インターネットに接続されたデバイスを介して参加することのできる、実社会にシンクロナイズされるユビキタス・ソサエティーです。通貨と経済圏とが一体不可分であるように、インターヴァースは、インターカレンシーと一体不可分の存在として機能します。
インターヴァースは、人類共通の「情報流通インフラ」を担います。

インターヴァース®に流通する価値一覧

マゼル・ネット®について

マゼル・ネット®とは
  • インターカレンシー®&インターヴァース®の提供に先駆けての、これらをブラッシュアップさせるオープン・イノベーション・プラットフォーム
  • プロジェクトに参画する有志によって研究成果が無償提供、及び情報交換される、3つの特許発明を核にするリサーチャー・ネットワーク
  • セキュリティ・トークン化された当社株式の流通するブロックチェーン・ネットワーク
  • リサーチャーによる研究成果と創出される経済価値とがシンクロナイズされる、かつてないグローバル・シンポジウム

MAXELE NET®は、MAXELE Inc.の保有する特許に含まれる経済価値が反映するセキュリティ・トークン化された当社株式を、プロジェクトに参画するリサーチャー間でシェアするネットワーク・プラットフォームです。MAXELE NET®には、リサーチャーの沸き起こる情熱から最良のアウトプットを引き出し、ソリューションをブラッシュアップさせ続ける力があります。
MAXELE NET®は、人類共通の「研究基盤」を担います。

※MAXELE NET®は、本ウェブサイトwww.maxele.netをアップグレードさせる形で2020年中に提供される予定です。

The Future of the World

未来における12の効果
シニョリッジ

マゼルは、構築するICTプラットフォームから送金手数料や発行する2種類の通貨の交換機能におけるスプレッド利益を、ユーザに負担を感じさせることなく低負荷で回収できることから、シニョリッジ、及び外部予算を必要とせず運営することができます。このため通貨の信用発行権(通貨発行権)は、構築するICTプラットフォームに参加する各国中央銀行に委譲することが可能です。
これにより、各国中央銀行の独立性を保ちながら、併せてシニョリッジも各国中央銀行に帰属させることができるようになります。

またインターカレンシーの発行は、融資等による信用創造(Money creation)のほかに、ICOによる通貨供給も可能です。このとき、通貨供給の対価として取得する外部資産(主に外貨)は、そのすべてがマゼルの収入に計上されます。換言すると、無からゴールドを生成する能力をマゼルは有していると言えます。すなわちこれは、かつてない完全なシニョリッジです。

White paper

インターネットの誕生から半世紀
情報革命が起きようとしている今、ここに従来の概念を根底から覆す、発明されたデジタル本位貨幣のすべてと、実現可能な未来のすがたとを公表します。

かつてないソーシャル・プロジェクト「MAXELE」
未来の経済システムの基盤として機能するICTプラットフォーム
その要所をお伝えします。

Greetings

私たち研究者は、グローバリゼーションの先にあるワールド・エコノミーのビジョンを、常に意識の先端に置いています。そして、私たち人類が文明を興すことになった原因たる、個体間における価値交換への機能的アプローチのメカニズムを解析し続けています。経済が地球規模で成立する現代、及び未来において、経済圏とは人類が認識可能な範囲すべてになり、このような経済圏を成立させるMONEYとは、地球規模でこれを支えるマネタリー・システムにほかなりません。
ワールド・エコノミーを成立させるマネタリー・システムとしてのグローバル・スタンダード・カレンシー、その欠如こそが、すべてにつながる根本課題でした。

このたび当社は、グローバル・スタンダード・カレンシーになり得るインターカレンシー、及びワールド・エコノミーの基盤となり得るインターヴァースの理論をまとめ、これをオフィシャル・サイトにて完全公開しました。そしてそのアルゴリズムの要所について、日本国において複数の特許を成立させました。今後当社は、歴史上唯一の「グローバル通貨・経済圏提供事業者」としてプロジェクトを推進してまいります。
なお当社の掲げるビジョン、及び当社のミッションは、特定の国家に従属しない、独立した機関によってのみ達成できます。提供するソリューションの特異性に鑑みると、当社は早急にグローバライズされた組織体制を採る必要があり、また直ちに、コア・アルゴリズムにかかる国際的な特許網の整備が必要です。これがかなわなければ、インターカレンシー、及びインターヴァースを成立させるコア・アルゴリズムは、世界中の誰もが(どの国家もが)自由に使用できるようになってしまい、事実上、グローバル・スタンダード・カレンシー、及びワールド・エコノミーのビジョンはついえてしまいます。そのため当社は、現在、国際的な特許ポートフォリオ、及びグローバライズされた体制の構築を目的とした資本政策の実現に向けて邁進しており、コア・コンピタンスのシナジーが見込まれるグローバル・カンパニーとの資本業務提携を模索しています。関係各位におかれましては、オフィシャル・サイトの内容を精査の上、当社との関係構築をご検討くださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
※PCT(特許協力条約)における優先権制度により加盟国への国内移行期限があるため、当社は早期に資本政策を実行する必要に迫られています。ご検討の際には、なるべく早いご対応をお願いいたします。

ビジョン、及びミッションを頓挫させることなく、未来につなげること、これだけが私たちの想いです。どうか私たちに力をお貸しください。

株式会社MAXELE
代表取締役 & ファウンダー 渡邊和豊

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