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2020/02/21

source : 週刊文春デジタル

genre : ニュース, 社会

 佐藤被告はどんどん被害女性にのめりこんでいった。イベントなどでは最前列にいることが多く、女性も佐藤被告を認識していたという。昨年7月には勤めていた会社を退職してまで、女性のグループのイベントに参加。消費者金融などで借金を重ねながら、身の丈にあわない活動をしていく。

「カネがなくなってから襲おうと考えた」

写真はイメージ。本文とは関係ありません ©iStock

インターネットで「レイプ」「身体拘束」などと検索

 被告人質問でそう話した佐藤被告の歪んだ感情は増幅していく。女性マンションの部屋を特定した翌日にはインターネットで「レイプ」「身体拘束に関するQ&A」などと検索。さらにマンションに2度下見に行ったという。

 事件が発生する3日前の2019年8月29日、佐藤被告はツイッターで被害女性の写真とともに「はよ推しに会いたい木曜日」と投稿。翌30日には「推しに会いたい金曜日」。

 そして事件が発生した9月1日。この日は、女性のグループのライブイベントがあり、佐藤被告も参加。同日の佐藤被告のツイッターには被害女性のサイン入りのチェキ写真が3枚掲載されている。

 イベント後、先に女性のマンションに向かった佐藤被告。階段踊り場で4~5時間も待ち続け、午後10時50分ごろ、女性が帰宅。跡をつけていき、玄関ドアを開けて部屋に入ろうとしていた女性を背後から顔にタオルを押し当てて引き倒し部屋に侵入、助けを求めて叫ぶ女性の口などを押さえた上で、尻などを触った。騒ぎに隣人が気づいたため佐藤被告はその場から逃走した。

写真はイメージ。本文とは関係ありません ©iStock

 佐藤被告は女性の帰宅を待ち続けている間も「ライブ2公演お疲れさまでした」「めちゃくちゃ楽しかったよ」とツイッターに投稿していた。事件により、当日23時から予定されていた動画の生配信がグループのツイッターアカウントから「本人の携帯の不具合でお休みになります」と告知されると「了解いたしました」「お知らせありがとうございます」と書き込んでいる。犯行直後とは思えない対応だ。その後も体調不良が知らされると、「ゆっくり休んでね」「ずっとずっと待っています」「また笑顔で会いたいな」などと逮捕されるまで毎日のように書き込んでいた。

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