平成29年8月の活動日記
8月31日(木曜日) 阪神南地域づくり懇話会
兵庫県知事と阪神南地域の首長(尼崎・西宮・芦屋)、市議会議長及び県議会議員が一堂に会し、地域の課題や地域づくりについて直接意見交換をする「阪神南地域づくり懇話会」が開催されました。今回のテーマは、「地域の強みを生かしたまちづくり~誰もが住みたいと思う阪神南地域をめざして~」。私からは、ひと咲きプラザを拠点とする切れ目のない「ひとづくり」について、丸岡議長からは「城内まちづくり整備事業」について報告しました。その後、出席された県会議員の皆様からも様々な提案や問題提起がなされ、井戸知事を中心に多岐にわたる意見交換が行われました。
8月31日(木曜日) 尼崎市防災総合訓練
本日は、尼崎の森中央緑地大芝生広場において、震度6強の地震と津波被害を想定した「尼崎市防災総合訓練」を実施しました。地震・風水害等による災害発生時に、防災関係機関が緊密に連携し、迅速かつ適切な災害応急活動が実施できるよう、シェイクアウト訓練にはじまり、情報収集・伝達訓練や交通応急対策訓練、救助救出訓練、電力・水道・ガス施設復旧訓練、救援物資輸送訓練などが行われました。
また、水防工法訓練では、消防団員の皆様に三段積土のう工法を披露していただきました。いかに早く・的確に土のうが積めるか、競技方式で実施され、本年度は第3機動隊(大庄地区)が優勝しました。
訓練には、県消防防災航空隊や市内3警察署をはじめとする兵庫県関係機関、自衛隊、海上保安署、災害時相互応援協定を締結している岐阜市の皆様や、市内企業、市民の皆様など、723名もの方が参加してくださいました。皆様には、大変暑い中、防災総合訓練にご参加いただき、心から感謝を申し上げます。
近年、各地で様々な災害が生じています。自然災害を止めることはできませんが、私たちにできることはしっかりと準備をし、後悔のないようにしたいと思います。本日は、多くの重機を実際に動かしていただくことで、自分たち以外の団体がどのような資源を持っているのか確認をしていただきました。こういったネットワークをしっかりと強め、きたるべき災害に備えるとともに、このネットワークの力を平素のまちづくりにもしっかりと活かしていきたいと気持ちを新たにしたところです。皆様には、引き続きのご協力を心からお願いいたします。
8月30日(水曜日) 県政150周年記念事業企画委員会
本日は、「県政150周年記念事業企画委員会」に出席するため県公館へ。兵庫県では、平成30年に県政150周年を迎えるにあたり、様々な企画や事業を予定されています。委員会では、記念事業についてや県民連携事業のあり方、記念式典について協議を行いました。私は市長会からの枠で、顧問という立場を拝命して出席させていただいているのですが、本市の市制100周年の興奮がまだ冷めやらず、つい、たくさん発言してしまいました。こういった節目が大きなチャンスとなることを実感しているので、兵庫県にとっても、150周年がふるさと意識の醸成につながるようにと願ってやみません。本市でも、様々なジョイント企画ができればと思います。
8月29日(火曜日) 尼火会
市内にある国や県の機関、公共交通や金融関係の機関などの公共機関の連絡会議である「尼火会(にかかい)」を開催。本日は、尼崎労働基準監督署の田中隆一署長から「労働基準監督署の業務について」、日本郵便株式会社尼崎神田郵便局の加島裕三局長から「特定郵便局の業務について」というテーマでお話しいただきました。
尼火会の後は、会員の皆様と懇親会を開催。会議の中では聞くことが出来ないお話など、皆様と意見交換を行い交流を深めることができました。
8月29日(火曜日) アウクスブルク市青年使節団 表敬訪問
アウクスブルク市の青年使節団の皆様が、表敬訪問に来て下さいました。
本市とアウクスブルク市は、1959(昭和34)年に日独間初の姉妹都市提携。長きにわたり、隔年で青年使節団の派遣、受入れを行っており、今年は本市が先方を受け入れる年です。使節団メンバーは8月24日に来日し、同じくヤンマーのつながりで姉妹都市となっている長浜市を訪問後、28日尼崎市に到着。本日、市役所へ表敬訪問してくださいました。今年も皆様を尼崎市にお迎えすることができ、大変嬉しく思っています。私は、4年前にアウクスブルク市を訪問させていただいたのですが、ぜひもう一度訪れたいと思いながら忙しくて行けない状況にあり残念に思ってます。その分、皆様と交流して友情を深めたいと思っています。アウクスブルク市も長い歴史があるまちですが、昨年、本市も市制100周年の節目の年を迎えました。お祝いとして、アウクスブルク市の皆様から素敵なタペストリーを頂きました。これからも、もっともっと長い友情が続いていくことを願っています。現在、本市では尼崎城の再建プロジェクトを進めていますので、皆様には、お城が再建された時にはもう一度、尼崎市に来ていただきたいと思います。たとえ行き来することが難しくても交流を続けていくことは可能です。ホストファミリーや多くの人たちとの出会いを大切に、より多くの思い出をつくることができる素晴らしい旅になることをお祈りしています!
8月28日(月曜日) 議員経験者会 懇談会
議員として満8年以上在職され、現職の議員ではない方で構成されている「議員経験者会」。会員の研修や相互の連携によって、尼崎市の発展に寄与することを目的に活動していらっしゃいます。昨年の市制100周年に記念植樹をはじめ様々な取組をしていただきました。現在、本市では尼崎城の再建に向け、まちの賑わいや歴史文化の発信に努めていくという強い決意のもと、急ピッチで取組を進めています。また、子ども子育てや教育でも旧聖トマス大学の跡地を「ひと咲きプラザ」と名付け、整備をしている真っ最中です。豊富な知識と経験のある皆様からもご意見をいただきながら、しっかりと取組を進めていきたいと思っています。本日は、私も総会後の懇談会にお招きいただき、意見交換をさせていただきました。
8月25日(金曜日) 地域特性に応じたシティプロモーションの可能性
本日は、東海大学文学部広報メディア学科の河井孝仁教授を講師にお招きし、「地域特性に応じたシティプロモーションの可能性」をテーマに市政課題研修を実施しました。長きにわたりイメージの向上が課題となっているなか、本市では現在、「シチズンシップ」(市民力・公共力)と「シビックプライド」(まちへの愛着と誇り)の醸成を目指し、シティプロモーションに取組んでいます。折しも、総合計画の後期計画策定を進めており、計画の進捗状況を確認するための指標についても検討を進めているところ、河井先生が、「お客さん」が増えるだけの人口増を目指すのではなく、わがまちを推奨する意欲、参画、感謝といった視点を含めた指標を提唱されていて、ぜひ研修をとお願いしました。尼崎なりのシティプロモーションを進めていくにあたり、効果的な手法や前提として持っておくべき考え方、また、それらの取組の効果を測る際の指標などについて、職員が共有するとともに、各部局で何を目指し、何をすべきかを考える一助となったことと思います。なお、河井先生には、今後の指標設定やデータ集積にあたって引き続きのサポートをお願いし、快諾いただきました!
8月24日(木曜日) 丹波少年自然の家事務組合議会 定例会
本日は、「丹波少年自然の家」事務組合議会の定例会に出席しました。丹波少年自然の家は、自然に親しむ機会が少なくなってきた子どもたちが、楽しく野外活動ができるように、そしてそのような体験を通して健やかに成長できるようにと、阪神丹波9市1町(尼崎市、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、猪名川町、丹波市、篠山市)により共同設置された施設で、主に構成市の分担金及び負担金と、施設使用料で運営しています。定例会では、丹波少年自然の家事務組合教育長の任命や監査委員の選任の同意、平成28年度歳入歳出決算認定、平成29年度補正予算など9件の議案が提案され、全て原案通り可決されました。また、今後の丹波少年自然の家のあり方調査・研究についての報告がありました。今後はこの報告書をたたき台として、利用と負担のあり方や、各構成市の公共施設マネジメントの取組とどう整合を図るかなど、さらに踏み込んだ検討を事務担当者レベルで引き続き進めてもらい、経過を議会にも報告してもらう予定です。
8月23日(水曜日) 中核市市長会議・PT会議
中核市市長会に出席するため、東京へ。尼崎市は、中核市における児童相談所設置に向けた課題と国への提言をまとめる「地方分権検討プロジェクト」に参加しています。中核市が児童相談所を設置した場合、設置費や運営費などの経費と国の財政措置が十分になされているか、また、専門職員の確保育成等について、児童相談所設置市の事例をもとにした調査を行い、提出する提言について意見交換を行いました。調査では、運営費は措置されているものの、整備費については実際にかかる費用と国の補助金に相当の乖離があることが分かり、来年度に明石市が児童相談所の設置を予定していることから、時機を逸することのないように緊急提言を出すことになりました。また、本市から「中核市における地域特性に応じた児童相談所のあり方の検討」について、課題意識の共有を図るため資料を提出し、発言させていただきました。
プロジェクト会議に続いて開かれた中核市市長会議では、総務省自治行政局国際室長から「日EU経済連携協定 政府調達に係る大枠合意について」の説明があったほか、新会長の選出や各プロジェクト活動報告、地方分権改革に関する募集、中核市市長会「税制改正要望」などについて情報共有を行いました。
8月22日(火曜日) 決算審査 手交式
平成28年度決算にかかる審査が終了し、監査委員の皆様から結果報告を受けました。
平成28年度決算においては、当初予算に比べると財源対策が縮小したものの、収支均衡には至りませんでした。平成29年度当初では中間目標どおり、交付税措置のない行財政改革債を発行しない予算を組むことができたものの、28年度は最後の行革債を発行することとなり、監査からは、プロジェクトに掲げる「持続可能で弾力性のある行財政基盤」を再構築するために、将来を見据えた市債発行の抑制や償還促進に努め、的確で効率的・効果的な財政運営を行うようにとの意見を頂きました。
決算の内容や財政指標の数字は監査委員の意見を付して、9月議会に提出し、市議会でも審査していただきます。
8月22日(火曜日) 企業訪問(安田製麺所)
本日は、株式会社安田製麺所を訪問、見学させていただきました。株式会社安田製麺所は、生麺・茹で麺・冷凍麺の製造販売を行っており、主力の冷凍麺は1日に2~3万食程度を製造されています。大手企業と異なり、2千食程度の小ロットからオリジナル麺のオーダーを受けることができるなど細かいニーズに対応することで他社と差別化を図るとともに、価格競争ではなく付加価値と適正価格を目指すビジネスモデルで堅調な業績を上げていらっしゃいます。子どもたちの見学も積極的に受け入れるとともに、手打ち麺をつくる出前授業もされていて、大変好評なのだそうです。私たちが普段おいしく頂いている食品が身近な技術で支えられていることを知ってもらうのは大切なことだと思います。私も、おいしさと厳しい品質管理を追求されている現場を興味深く見学させていただき、本当にありがとうございました。
8月21日(月曜日) 政策推進会議
本日の政策推進会議の案件は3件。
1.『平成29年度施策評価結果(平成28年度決算)について』
平成25年4月からスタートした現総合計画では、みんなで共有する4つの「ありたいまち」と、この「ありたいまち」の実現に向けた取組の方向性を示す20の「施策」を示しています。それぞれの施策の効果や課題を振り返るため、毎年度、決算時に実施している「施策評価」がまとまりました。この結果は、翌年度における施策の展開方向の確認や新規事業の立案、既存事業の改廃等に反映させ、より効果的・効率的な施策展開を目指します。また今回分からは、市議会の決算委員会でも審議いただき、より多くの意見をいただく予定です。
2.『平成28年度決算の概要(決算説明資料)について』
ここ数年、決算ベースでは概ね収支均衡になっていた一般会計ですが、28年度は収支均衡には至らず、当初予算に比べると財源対策は減となったものの、約27憶円の収支不足となりました。歳入では、市税収入は増となったものの、地方消費税交付金等が減となったこと。歳出では、執行差金等による物件費や扶助費、市債借入利率の減があったものの、城内地区の整備費が増となったことなどによるものです。29年度も地方交付税が当初予算より若干下振れする見込みで、引き続きの改革が必要であることを確認しました。
3.『(仮称)尼崎市手話言語条例(骨子素案)に対するパブコメの実施について』
これまで手話が言語として認められていなかったことや手話を使用することができる環境が整えられていなかったことなどから、ろう者は、多くの不便や不安を感じながら生活をしてこられました。そのような中、本市では新たに「(仮称)手話言語条例」の制定に取り組んでいます。素案がまとまりましたので、パブコメを実施します。公募期間は平成29年9月8日から平成29年9月28日まで。皆様のご意見をお待ちしております。
続けて、業務執行体制の見直し検討会議を行いました。
8月19日(土曜日) 若王寺こども食堂
隣接するする百合学院とともに聖ヨゼフ会系列の大学だった聖トマス大学。大学の廃止に伴い、その敷地と施設の一部は本市に譲渡、食堂と体育館を含む一部の敷地は聖ヨゼフ会が取得されました。この度、旧聖トマス大学の食堂だった建物を利用して、聖ヨゼフ会ベタニア修道院の皆様による「若王寺こども食堂」が開設されるということで、私も出席させていただきました。オープニングでは、尼崎市立小園中学校の吹奏楽部の皆さんが演奏や配膳のお手伝いもしてくれていました。もちろん、百合学院の生徒さんもテキパキとお手伝い。
本日のメニューはカレーライスで、私も皆さんと一緒にお食事させていただきました。子どもたちには食を通して地域やスタッフの皆様とふれあう場になると思います。また、本市は取得した旧聖トマス大学の施設を活用して、子ども子育て支援と教育の拠点となる「ひと咲きプラザ」の整備を進めており、今後もいろいろな連携を図っていきたいと思います。
8月17日(木曜日) 尼崎市歯科医師会要望受取り
歯科医師会の皆様が市長室に来て下さり、要望書を受け取りました。次期尼崎市地域保健医療計画策定における口腔保健部会設置および口腔保健の推進に関する基本的事項の制定、口腔保健支援センターの設置および尼崎市への歯科医師の配置、後期高齢者歯科健診の拡充、高齢者の低栄養化防止・重症化予防のための食支援チームの仕組みづくり、歯周病節目検診の拡大など、多岐にわたるご提案をいただきました。とりわけ、検診データ等のデータベース化推進については、これまで行っていただいている学校健診のデータ分析に取り組んでいきたいと考えており、より一層の連携を確認させていただきました。歯科医師会の皆様には、引き続きのご協力をお願いします。
8月17日(木曜日) こども参観日
今年も市役所で「こども参観日」を実施しました。親がどのような場所で働き、どのような仕事をしているかを知ってもらい、仕事に対する家庭内での理解を深めるとともに、他の職員の家族を知り、互いにフォローしあう職場風土を醸成するなど、ワークライフバランス意識の向上を狙いとしています。
本日は、職員のこども(6歳から10歳)24名が参加し、一日体験職員としての辞令交付を行った後、名刺交換の仕方や「影の尼崎観光特使」への就任、尼崎城のお話、庁舎・職場見学、親の仕事のお手伝いなどを体験。市長室訪問も組み込まれていて、名刺交換、意見交換を行いました。子どもたちには、お父さんやお母さんが尼崎市のために働いてくれているということを誇りに思ってもらい、応援してもらいたいと思います。また、自分たちが暮らしているまちのことに少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです。
8月16日(水曜日) 新任課長研修
本日から、今年度に新しく課長に昇任した職員との対話研修がスタート。私と課長の1対1で、1人あたり約30分話をします。今年度の対象者は24名。課長からは担当業務の概要や課題、今年度目標の進捗などを報告してもらい、意見交換をしていきます。政策査定や事業等のレクとはまた違って、職場の雰囲気や課題、各課長の仕事やキャリアに対する考え方などについても話せる大変貴重な機会です。とはいえ、ついつい業務の話が主にはなってしまうのですが・・・。コミュニケーションの機会の重要性を改めて痛感しながら、取り組んでいます。
8月16日(水曜日) 鞍山市訪問尼崎市小学生使節団 表敬訪問
8月3日から6日までの4日間、本市の友好都市である中国鞍山市を訪問した尼崎市小学生使節団の皆さんが、市長室に報告に来てくれました。今回の小学生使節団は、本市シティプロモーション推進部課長を団長、学校教育課の指導主事を副団長として、尼崎市内の小学校に通う5年生・6年生8名の計10名。鞍山市では鉄東区219小学校の小学生との交流、玉仏苑や博物館などの市内視察のほか、今年からホームステイ先のホストファミリーと1日過ごす時間を設けました。インターネットやテレビで見るだけでは分からない生の交流、様々な経験と、ホストファミリーとの間に育まれた絆は大きな財産になると思います。当初持っていたイメージが変わったという声も。この経験を周りの人にも広げていただき、今後も架け橋としての役割を担ってもらいたいと思います。また、中国以外の多様な国の文化や、自分たちが住んでいる尼崎のことをもっと学びたいと思ってもらえれば嬉しいです。本市では、尼崎城の再建プロジェクトが進行中です。皆さんには、地域のことや尼崎市の歴史を色々な国の人たちに案内する子どもガイドにも挑戦していただきたいとお願いしました。
8月12日(土曜日) 潮江なつフェス
今年で3回目となる「潮江なつフェス」。今年も盛大に開催されました!市制100周年を記念してプレ期間から始まったこの潮江なつフェス。市制100周年では実に様々なイベントが開催されましたが、100周年の年だけで終わるのではなく、未来につながることをスタートさせていく機会にしたいと考えていたところ、この「なつフェス」は、まさにそのとおりのイベントとなりました。この潮江の地域は、新住民の方々も多くいらっしゃると思います。このような盛大な地域のイベントを開催いただきまして、本当に頼もしく思います。今後も皆様の絆が深まり、この地域がますます発展していくことを祈念しております!
8月10日(木曜日) 書道「城」
毎年、秋に神戸で開催される表装展に出品される市内の柴田表具店様にご依頼いただき、無謀にも書道に挑戦しています。ここ数年は昨年の市制100周年という大きな節目に合わせて、「百花繚乱」や「百年大計」など、百にちなんだものにしていたのですが、さて、今年はどうしたものか。いろいろ悩んだあげく、やはり次は尼崎城だろう!ということで、まさに「城」の一字を書いてみました。いやはや、お恥ずかしいかぎりですが、毎年本当に素敵に表装して下さるのです。ありがとうございます。主役は表装の方だから!と開き直って今年も筆を持たせていただきました。
8月8・9日(火曜日・水曜日) 飯田市視察
自治のまちづくりを支える職員の育成を目的に、公民館活動が盛んな長野県飯田市に若手職員を2名派遣しています。職員の激励と視察に私も飯田市に視察に行かせていただきました。飯田市では、ほぼ小学校区ごとに公民館があり、30代、40代、50代の現役世代が中心に公民館活動を支え、60代、70代のリタイア世代が自治会を支えるというのが多いパターンなのだそうです。また、行政が縦割りで地域とつながるのではなく、各分野の団体を統合した「まちづくり委員会」を自治条例のもと再編し、行政サイドも事務職、保健師、公民館主事を自治振興センターに配属。尼崎市とはいろいろと違いはあるものの、「行政の脱・縦割り」「学びと地域活動の循環」という点が、本市が目指している地域振興のあり方再構築の問題意識と同じであること。そして何より、地域で住民の皆様とともに学び汗をかいた若手職員が、その後、その経験と学びを活かして市全体のマネジメントにかかわっていくという、「地域こそが人材育成職場になっている」という点に大いに学びたいと考えています。
本市の職員を受け入れて下さっている地域を訪問し、飯田市職員やまちづくり委員会の方、公民館長さん(地域の方が市の委嘱を受けて館長になっていらっしゃいます!)に丁寧に対応していただきました。学生のインターンなどを受け入れて下さった企業さんなどもよくおっしゃることですが、受入側も改めての気づきがあるとのこと。お互い刺激を受けながら頑張っていきましょうと、現場でも、牧野市長からも嬉しいお声をかけていただき、本当にありがたいです。また、本市顧問として活躍して下さった船木さんが今は長野県庁なので、飯田市職員と本市職員の振り返りをサポートしてくれています。職員は現在の2名のほかにもう4名、合計6名を派遣予定ですが、先陣を切った2人は本当によく頑張ってくれているとの評価をいただき、嬉しく思いました。職員派遣と並行して、尼崎市役所でも鋭意、地域振興のあり方の再構築に向けての協議を進めています。たくさんの経験を持って元気に帰ってきてくれるのを楽しみに、私たちもしっかり頑張りたいと思います。
8月7日(月曜日) 尼崎城模型寄贈式
本市が取組を進めている尼崎城再建プロジェクト。このプロジェクトを盛り上げるため、株式会社チューブロック様が、配管型ブロック玩具「チューブロック」を使って尼崎城の模型を制作し、本市へ寄贈してくださいました。株式会社チューブロックは、配管継手のメーカー“ベンカングループ”がその技術を使った丸みのある玩具の企画・開発・製造・販売を手がけるために立ち上げられた、2016年8月創業の新しい若い企業です。市立幼稚園に玩具を寄贈いただいたり、学生とのプロジェクトに参画下さったり、本市も連携させていただいています。このように市内企業の皆様が尼崎城に関心とお力を寄せて下さるのは本当に心強いこと。本当にありがとうございました!
8月7日(月曜日) 政策推進会議
本日の政策推進会議の案件は3件。
1.『尼崎市総合計画「後期まちづくり基本計画(素案)」に対するパブコメの実施について』
本市の総合計画は、「まちづくり構想」と、「まちづくり基本計画」で構成しており、計画期間は「構想」が平成25年度から平成34年度の10年間、「基本計画」はその10年間を前期と後期に分けた5年間を計画期間としています。この度、審議会や市民懇話会の皆様に鋭意協議をいただき、平成30年度からの後期計画の素案がまとまりましたので、パブコメを実施します。公募期間は平成29年8月8日から平成29年8月28日まで。皆様のご意見をお待ちしております!
2.『平成29年度普通交付税及び臨時財政対策債の概要について』
国からの情報で今年度の交付税等の金額が概ね見通せる状況になりましたので、情報共有しました。結論からいいますと、ほぼ当初予算で見込んだとおり。しかし実はこれは、一昨年までは当初予算より交付税が上振れることで予算→決算で収支不足がかなり縮小されていたのが、今年度は見込めない状況になっているということで、引き続きの財政改革が必要です。行革プロジェクトは総合計画とセットで、来年度から後半戦。しっかり頑張っていきたいと思います。
3.『尼崎市総合治水対策基本ガイドラインについて』
開発や都市化の進行、台風に伴う大雨、多発する局地的大雨により、従来よりも雨水の流出が増え、浸水の恐れが増加しています。こうした状況のもと、「河川下水道対策」に加え、「流域対策」、「減災対策」を効果的に組み合わせた「総合治水」の重要性が増しています。本市においても県条例にもとづき、庁内関係部局が連携し、総合治水に係る施策を円滑に推進するため「尼崎市総合治水対策基本ガイドライン」を策定しました。
続けて、アスベスト対策会議、環境保全推進委員会、ヒアリ対策連絡会議を行いました。
8月6日(日曜日) 尼崎市消防団招集訓練
消防団の初動態勢の確立を図り、被害の軽減に努めることを目的に実施されている「尼崎市消防団招集訓練」。早朝5時に訓練招集が発令され、午前6時には尼崎市船出町2番地ダイハツ尼崎流通センター西側岸壁に、6地区から消防団車両58台と団員約400名が集結します。本来業務のために待機している団員は地区に残り、臨海部に集結するのは全体の約半分程度。それでも、団員の皆様と車両が続々と集まってくる様子は本当に壮観で誇りに思います。皆様には、この招集訓練を改めて、志と分団内での絆を確認する機会にしていただければと思います。台風の時期でもあります。まだまだ暑い日が続きますが、体調に留意して、さらにご精励いただきたいとお願いしました。
8月5・6日(土曜日・日曜日) みんなのサマーセミナー
今年で3回目を迎えた「みんなのサマーセミナー」!「みんながセンセイ、みんなが生徒」をコンセプトに実施される本気の学校ごっこは、まさに学びのフリーマーケット。提案型協働事業として市と市民が一緒に開催しています。今年は市立尼崎双星高校にて、350もの多様な講座が開講され大盛況でした。実行委員会の皆様、お支え頂いた企業や団体、関係者の皆様に心から感謝です!
今年も、こんなに多くの面白い「先生」と出会える尼崎ってすごい!と思わずワクワクしてしまうユニークな講座が目白押し。市役所からもいろんな局が講座を開講させていただき、私も、知的障害・発達障害の体験ワークショップや、おいしい野菜の見分け方講座や文楽の楽しみ方講座など、多彩な講座を満喫しました!また今年は、文化ビジョンフォーラムでもお世話になった平田オリザさんに演劇ワークショップを開催していただいたり、海士町島前高校の生徒さんたちに発表してもらったり、霞が関の若手官僚グループによる教育をテーマにしたフォーラムがあったりと、管理型や暗記重視ではなく、主体的な学びを志向する教育最前線のプログラムが充実していました。
皆勤賞だった私ですが、日程が重なった自転車フォーラムや技能フェスティバルに行けず・・・。スミマセン。会場の都合などがあって簡単ではないのですが、来年はもう少し調整できればと思います。わがまちは本当に多くの市民の活動に支えられているのだと実感します。尼崎での出会いやご縁が、テーマを超えて集うプラットフォームとして、今後もこのサマーセミナーが発展していくことを心から願っています!
8月4日(金曜日) ラビットラさんとのラジオ収録
FMあまがさきの番組「攻めまくりバラエティーラビットラのハートでやれや」にゲストとして呼んでいただきました。本日は収録のため、お笑いコンビ「ラビットラ」のお二人が市長室へ。「ラビットラ」は、尼崎市出身の松本さんと宝塚市出身の渡邊さんのコンビで、昨年、お笑い芸人の登竜門である「新人お笑い尼崎大賞」で大賞に輝き、その副賞としてFMあまがさきレギュラー番組出演権を獲得されました。実は昨年は表彰式だけの出席だったのでお二人の漫才は見ることができなかったのですが、さすがに大賞を獲得したお二人。楽しい時間を過ごすことができました。これからブレイクに向けて頑張ると決意を語ってくれました。お二人には、尼崎市のPRもしっかりお願いしておきました。毎週日曜日午後10時00分からの放送です。皆様もぜひ聴いて&応援していただければと思います。
8月4日(金曜日) 安全推進!尼崎市民大会
尼崎市と尼崎市市民運動推進委員会、各警察署の共催で「暴力団追放、青少年健全育成、くらしの安全推進 尼崎市民大会」を開催。今年は暴力団の現状に詳しい県警OBの五十川邦夫氏に講演をお願いし、多くの方にご参加いただきました。皆様には、平素より地域のために多大なるご尽力をいただき、心から感謝を申し上げます。
この大会は、私たち関係者や、市民が一丸となって力を合わせ、私たちのまちや暮らしの安全・安心を守っていこうという決意と知識を共有することを目的に開催しています。皆様のご協力もあり、ひったくりの件数は減少傾向になっています。本市では、自転車の不法駐輪にも力を入れて取組を進めており、自転車が盗まれるということも減少傾向にあります。引き続き頑張っていきたいと思います。また、反社会的な組織に対しても毅然とした態度で対応をしていくということを確認し、私たちの実感としての安全・安心、そして、市外の皆様の本市のイメージも向上させていきたいと思っています。どうぞ引き続きのご協力をお願い申し上げます。私たちのまちの安全、私たちの意識と行動でしっかり高めていきましょう!
8月3日(木曜日) あまがさき産業フェア2017
「あまがさき産業フェア2017」。昨年、市制100周年を記念して拡大開催されたのに続き、今年も盛大に開催されました。実行委員会の皆様をはじめ、本日ご参加の産業界の皆様には、フェアの開催はもとより平素より尼崎市の産業振興に多大なるご尽力をいただき、感謝申し上げます。ものづくりを取り巻く環境の変化はまさに激動。だからこそ、最先端の技術にアンテナを張り、多業種異業種の関係者ががどんどん出会いネットワークを広げていくということが重要な時代だと痛感しています。そのよう中、この産業フェアの開催の意義も増していると思います。
今年も市外からも多くの企業の皆様が出展して下さいました。地域や業種を越え、今年の産業フェアのテーマ「最先端のモノ作りのアツいパワーを感じよう!」というスローガンの通り、ここ尼崎市から、夏の暑さにも負けないものづくりの元気とパワーを全国に発信できればと思っています。私も各企業のブースでいろんな技術を目の当たりにして、ワクワクさせていただきました。このフェアで商談のきっかけができたという嬉しいお声も。参加企業の皆様のさらなるご発展、ご活躍を心からご祈念申し上げます。
8月2日(水曜日) 尼崎だんじり祭
毎年恒例の「尼崎だんじり祭」。貴布禰神社の伝統行事として、毎年8月1日と2日に開催されています。私は例年、2日の「地車山合わせ」に伺っています(「山合わせ」とは、2台の地車が向かい合って前の部分を上げながらぶつかり、上手く肩背棒といわれる棒を先方の地車にのせられるかどうかを競うもので、勇壮です!)。今年も貴布禰神社は、大人から子どもまで多くの人で賑わい、「山合わせ」では凄い盛り上がりをみせていました。だんじり祭を支えてこられた保存会の皆様をはじめ、地域や関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。この祭がこれからも続いていくよう、皆様の引き続きのご活躍を祈念申し上げます!
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