救急隊長がマスク出品=職場倉庫から盗んだ疑い―静岡県警

救急隊長が職場のマスク出品

 勤務先の消防分署からマスクを盗み、インターネットで出品したとして、静岡県警焼津署は17日までに、窃盗容疑で志太消防本部焼津消防署大井川分署の救急隊長の男(49)を書類送検した。同本部は17日、男を懲戒免職処分とした。

 送検は16日付。容疑は2月上旬、同分署の倉庫からマスク6箱(1箱50枚入り)、計約1200円相当を盗んだ疑い。

 志太消防本部によると、男はフリーマーケットアプリ「メルカリ」にマスクを出品し、計1万920円を得ていた。新型コロナウイルスの影響でマスクの品薄状態が続く中、「いくらで売れるのか知りたかった」などと話しているという。 【時事通信社】