三重県桑名市にある特定抗争指定暴力団山口組のナンバー2の自宅に銃弾が撃ち込まれた事件で、津地方検察庁は17日、拳銃を発砲したとして元暴力団員の男を銃刀法違反の罪で追起訴しました。

起訴されたのは、元山口組系暴力団員で住所不定無職の谷口勇二被告(76)です。

起訴状などによりますと、谷口被告は2月2日、桑名市長島町にある山口組のナンバー2、高山清司若頭の自宅の正門に拳銃で銃弾を4発発射したとされています。

谷口被告は拳銃と銃弾を所持していたとして、既に起訴されていました。

警察の調べに対し谷口被告は「拳銃を3、4発はじいて正門などを壊したことは間違いない」と話していたということです。