【3/18、一部誤字等がありましたので該当箇所を訂正いたしました】
今年は例の委員会での日本への聞き取り調査を実施する時期であります。
本来であれば調査が行われる前に各地でロビイングしている予定でしたが、新型肺炎の影響により各地に出向けず申し訳ありません。
なお別途通話やメールなどテレワークを導入しての情報提供をしています。
関係各位へは引き続きよろしくお願いします。
新型肺炎による異例の措置から時間が経過しました。
感染者対策や臨時休校措置や行事の自粛要請など様々な出来事がありましたが、私達が行っていく事に関しての面から見た様々な問題が見えてきました。
まずひとつは、休校措置を取られたことで学校で学ぶ機会が奪われてしまうのは問題です。
その中で、一部の保護者からは子供が自習もせず、遊んでばかりもいる、との嘆きの報告も寄せられています。
休校措置が取られたことによる自宅での勉学推進のために、アーミュズメントストアなどでの未成年の入場の制限やそもそも感染拡大防止の観点から休業したとの情報もありますが、外出を制限した家庭では家庭用テレビゲームやインターネットやアニメ・漫画を読むことばかりをしてしまっているとの声が寄せられています。
さらには漫画・アニメサービスなどで無料配信をはじめた企業も出たことでそれに拍車がかかっているとの話もあります。
実態調査のため、今後どれだけ深刻な状況かを対象を絞った上でアンケート調査をしていかなければなりませんが、そのようなことがあればますます18日成立予定の香川県ゲーム規制条例が重要であるかをより認識せざるを得ません。
そして、他の問題では、医療体制の面で、新型肺炎感染拡大を受け、多くの陽性反応が出た患者が増加しています。
しかし、日本国内では元々医者不足と言われる状況であり、特定の症状や状態、陽性反応が出た患者に接触した関係者などに絞ってしか検査できない状況となっています。
地方や企業によっては検査キットを多数用意し大人数検査できるようにしようと動いておりますが、本当に医師が足りるのか、医療体制が維持できるのかが不透明な状況です。
医師が不足するからといって、医師になれる条件は、安易に緩和していいものではありません。
必要な資格も多く、医師になるためにどうするかについては、本当に子供の時からそういう時のための勉学や行動をしなければまず、なれることはありません。
そういった職業は医師だけに限りません。必要な資格が必要でなおかつ、私達のライフラインの維持必要な職業というものは多くあります。
それらを含めてそういった職業に就く人の減少で、ただでさえ将来のライフラインの維持が危ぶまれている中、ゲーム・アニメ・創作物にいそしむ人が増加し、またそれらの職業に就く人の増加もまた、今回の新型肺炎に限らず、今後重大な感染症のパンデミック時の対応に悪影響を及ぼしかねないものであり、ゲーム依存以前に退廃的娯楽・産業自体がこういった非常時に足を引っ張ってしまうことは理解しなければならないことです。
そのようなこともある以上は、それを防ぐ意味合いでも香川県ゲーム依存規制条例という土台はたいへん重要であると重ねて主張せざるを得ません。どのような手を使ってでも成立させるのは当然だと言えます。
現時点ではゲーム依存に対する規制にと止まっていますが、将来は退廃的娯楽産業自体をなくしていかねばならないものだということを強調せねばなりません。