【YAMAHA XSR700】
ネオレトロ? カフェレーサー?? 試乗・乗り比べ!
【2019 岩手モーターサイクルフェスタ】 #2
岩手自動車学校の教習所走行会で
SRにぶっちぎられてしまったガン
バルマンさんのヤマハXSR700試乗
レポ。
XSR700の車なりの作り方の一端
は伝わっているかと思う。
基本的にこのマシンの操安性は
RZ(1型)をベースにしている。
なぜならば、この機種を作った人
がRZ大好きマンだったから。
デザインシルエットは、映画『大
脱走』でのトライアンフベースの
ドイツ軍車として映画で使用された
バイクをイメージの念頭に置いたこと
は、設計開発者本人が教えてくれた。
マックイーンが草原を快走した
あのトライアンフのシルエットね。
タンク前下の首下のあたりの造形
イメージはRZRを踏襲している。
個人的には、ヘッドライトを低めに
セットしたXSR700のデザインは
とてもハイセンスだと思う。
ヨーロッパではXSR900(開発者は別)
よりもXSR700のほうが人気がある。
特に英国での人気が高い。
そして、「親から子へ時代を超えて遺し
伝えられる子孫に託せるせるオートバイ」
というこのXSR700のテーマの象徴の中心
軸は、日本刀に置いている。
このXSR700の製作基本コンセプトの
ガイドラインは、「日本刀」。それ。
これも製作者本人から聞いた。
この機種の製作者のヤマハの人は、海外
在住ながら(ヤマハ開発部門はイタリア)、
日本の伝統文化、伝統工芸技術を愛して
いる人だ。
特に日本刀が好きで、日本刀についての
造詣もかなり深い。