東京2020 祝祭の風景
アスリートや市井の人々の思いに耳を傾けながら、この国の風景を見直す
【社会】WHO事務局長、検査の徹底要求 専門家に慎重論、火消しも【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は16日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、感染者の特定が鍵を握るとして、対象を拡大して徹底的にウイルス検査を行うよう各国に求めた。「検査、検査、検査。疑わしい例は全て検査するのだ」と述べた。 だが検査範囲の無条件な拡大は医療機関のパンクを招きかねず、専門家の間では慎重論が根強い。発言直後、WHOは異例の早さで発言記録を公表し「感染者と接触した人が(発熱などの)症状を示した場合にのみ、検査を行うことをWHOは勧めています」と注釈を付した。混乱を招かぬよう火消しに走ったとみられる。 PR情報
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