◆オープン戦 龍谷大6―3立命大(17日・龍谷大)
昨夏、履正社高(大阪)の1番打者として甲子園初優勝に貢献した桃谷惟吹(1年)が“大学デビュー”した。初出場で「1番・右翼」として先発し、史上初の5試合連続初回先頭打者安打を放った昨夏のように、1回に左前安打をマーク。3打数1安打2四死球と上々のデビューを飾った。
桃谷は「高校のときと同様に、積極的にいくことを意識した。メンバーに入ることが一番。春のリーグ戦からレギュラー獲得を目指していきたい」と、抱負を掲げた。
後藤昇監督(59)は「びっくりした。さすがに日本一になっただけはある。このまま(レギュラーまで)いく可能性もある。辰己(現楽天)が抜けなかった(関西学生リーグの)通算安打を抜けるかもしれない」と、元オリックスの田口壮が持つ123安打のリーグ記録に挑めると絶賛した。