興味深いサービスである。
そう思いながらAvacusのアプリを覗く機会は増えた。
もちろん取引は増えた。
ついでにAmazonギフト券が納まっていた金属製の外箱も増えた。
ありがたいことにスコアもプラス20になっていた。
面倒な購入手続きをし手配してくれてありがとう。また、バグったオファーで手を煩わせてしまったこともすまなかった。
荷物を受け取るたびにAmazonのサイトへ飛び、ギフト券の登録を行っていた。
曇りの日の午後、少し忘れかけてた3月10日のことだ。
オファーを出した数が多かったのか、配送のタイミングがこの日に集まったのか今までにないくらいギフトを受け取った。
到着したことを知らせるためにアプリと納品書を確認していた。
すると一件、気になることが書いてあった。
オファーを出していたものと個数が違っていたのである。
気持ちが揺らぎ、不安になり、取引相手のバイヤーとAmazonにそれぞれ連絡を行った。
長くない時間がたって返事が来た。
2回に分けて発送されていた。
1回の配送で済むものをわざわざ2回に分けて送るなんて変わったことをするものだ、と思いながら安堵していた。
その日の夕方のことである、一人の下人が、液晶画面の前で表情を暗くしていた。
映し出されていたのは¥0。
文字数、数値ともにミニマルな表現である。
金額にして80,000円くらいはあったと記憶している。
その価値が消えた。ゼロになった。
破産である。
メールを確認すると、先ほど安堵してすぐに届いていた。
呆れにも似た驚きと怒りを覚えた。
そして、なぜか子どもの頃の記憶が脳裏に浮かんだ。
家族旅行で渓谷を散歩していた時に、サルにビックリマンチョコを盗られたことである。
ゼロになってしまったことだし、またイチを足していけばいい。
そう前向きな心持となった直後のことである。
Amazonに憶測で規約違反者となってしまったのだ。
(余談だが、私の本名には漢数字のイチが含まれているのだがこれはマイナスかもしれない・・・)
違反したなら違反したその証拠を!
そのことをAmazonに伝えているのだが返事があるかどうか分からない。
もしかしたら直ぐに返信があったあのメールが結論だったのかもしれない。
実際、Amazonが間違いを認めることに私は微塵も期待していない。
下人は下人のままなのだ。
・・・
登録されたAmazonギフト券に利用規約の違反がありました為、このAmazonギフト券はご利用いただけません。このギフト券の再発行及び返金は致しかねます。
・・・
ひとつ気になることがある。
徴収した日本円はAmazonの懐に入ったままなのだろうか?
無論、Avacusに連絡も行った。
AvacusはShoppingによって入手したギフト券はAmazonが発行する正規品で規約違反ではないと考えているようだ。
規約違反となるような、ギフト券を転売サイトへ登録したり、転売サイトから入手した行為を私は誓ってしていない。
またAvacusの利用規約にこうあるので補償も無いだろう。
第8条 商品の購入
4.弊社の免責
ユーザーの注文又は購入等によって、ユーザー及び第三者に生じる損害につき、弊社は一切責任を負わないものとします。
ALISも利用でき、ますます活気づく兆しを孕んだAvacus。
利用者の増加と被害者の増加が対とならないことを切に願う(とりあえず完)
*もし進展があればまた記事にします。
あばかすは利用していませんが、私もギフト券どころかアカウント自体を止められたので、アマゾンを提訴しています。消費者として訴訟をしてはいかがでしょうか。少額訴訟という手もあります。
仮想通貨でamazonギフト券購入難しいのかもしれませんねー。
転売・・
Amazonの販売価格から10%近く安く買い物ができるサービスの「Amaten」利用者からも似た事案が出ているのでAvacusでAmazonギフト券を直接購入するのはもしかしたら控えた方が良いのかもしれません。
https://takayuki.shinmoto.info/2020/01/caution-amaten/
もしかすると、AvacusはAmazon側としては「転売サイト」に当たっている可能性があります。
https://www.amazon.co.jp/Amazon-%E3%82%AE%E3%83%95%E3%83%88%E5%88%B8-%E8%B3%BC%E5%85%A5/b?ie=UTF8&node=4705466051