356早稲田聖殿礼拝3.1/成約のユダ
■中村仁史さんが暴露した「お伺い書」は2通あります。一つは、2014年7月21日に作成された「金榮輝先生様」宛のもの。これは差し出し人は「御言研究室:可知雅之・太田朝久」となっています。もう一つが、2014年8月7日に作成された「最高委員会各位」宛のもの。これは差し出し人が「日本教会・御言研究室」となっています。これらのお伺い書に目を通して思うことは、どうしてここまで念入りな反論が必要だったのだろうかということです。特に金榮輝先生宛のものは、4つの観点から異議を唱え、そのうちの(1)では、お父様のみ言を8つも引用しています。これほどの反論をしなくても、金榮輝先生にとって韓氏オモニが有原罪誕生だということは、初めから分かりきっていることです。
では、なぜここまでの反論をしたのかということを考えてみるに、それは可知・太田の二人が、韓氏オモニを無原罪誕生にするという韓国本部の方針を知ったために、その流れに日本が巻き込まれるのを、教理研究担当者として、何とか押し止めようとした努力がそのような形に表れているということです。
可知・太田の二人は、韓氏オモニ無原罪誕生などとんでもない話である、自分たちには受け入れられないし、もしこれを日本で広めるとなれば大変な混乱を生じることになると考えました。この時点では、まだ原理講師としての矜持がありました。しかし、1通目に対する返事はありませんでした。そこで、2通目のお伺い書を出します。
これも可知・太田二人によるものだろうとビデオでは述べましたが、太田院長の動機が強く働いていると思います。自分はみ言に責任を持つ立場だからという矜持ゆえに、もう一度、韓国サイドに働きかけてみようと努力しました。ここでは、お父様の済州島のみ言を引用しました。このみ言ほど明確に韓氏オモニが有原罪の誕生であることを語られたものはありません。やはり、これにも返事はありませんでした。
■そして、小山田と徳野から、時には周藤も混じって、懐柔工作が開始されます。可知・太田にはお金と地位の保証を約束しました。しかし、可知・太田を翻意させたものはこれが全てではありませんでした。実は、それ以上にインパクトのある隠しネタを、小山田と徳野及び周藤は可知・太田に披露しました。それが何かと言えば、お父様に係わる6マリアの裏話です。
拉致監禁した若い食口に反対牧師が聞かせるとっておきの話が6マリアの裏話です。ところが、こともあろうに家庭連合のトップが、お父様への信仰を破壊する目的で、拉致監禁もなしに、教会の中で、この話を食口に聞かせるのです。このようにして、先ずお父様への信仰を捨てさせ、その上でお金と地位の保証により、完全な別人に生み変えてしまいます。
かつて拉致監禁の暴風雨が吹き荒れ、4千とも5千とも言われる若者が犠牲になりました。そして犠牲者であった元食口が、拉致監禁中の食口を説得するケースがありました。小山田・徳野・周藤がまさしくそれです。自分らが説得を受け、お金をもらって転んだように、次は部下に働きかけ、お父様への信仰を捨てさせるのです。家庭連合の中枢部で、考えられないひどいことが行われています。
お伺い書でまともなことを書いていた太田院長が、その後、手のひらを返したように、韓氏オモニが無原罪誕生だと講義してはばからない、あるいは済州島でのみ言を裏返しに解釈してはばからない、その恥知らずな行為は、以上の説明によるしか、理解することはできません。
***
【お伺い書1】
金榮輝先生様
御言の問題に関するお伺い書
御言研究室:可知雅之
太田朝久
太田朝久
真のお母様が、天一国2年天暦6月5日(陽7月1日)に語られた「血統転換、私は母胎からです。皆さんはこれを信じなければなりません」という御言について、統一食口および反対派の間で、大きな話題となってきております。
話題となっている理由は、真のお母様が、今回語られた内容が、真のお父様の今まで語ってこられた御言や、原理の内容と食い違っているのではないか、という疑問が起こったためです。
統一食口たちは、真のお母様が、勝利された人類の「真の母」であられ、人類を神の血統に生み変えてくださる唯一の「真の母」であられ、今や、原罪のない完成された女性、神の独り娘、女王の中の女王であられることを絶対に確信し、また、お母様を心から慕っております。
また、神様によって、胎中におられるときから特別に選ばれており、責任分担を果たされるなら、人類の「真の母」となられるよう、胎中から選ばれてお生まれになったことも確信しております。しかし、神様に選ばれて生まれたとしても、人類の「真の母」となられるには、1960年陰暦3月16日(陽4月11日)の「御聖婚」以降、1968年1月1日の「真の神の日」宣布までの「7年路程」において、苦難の路程を歩まれて、人類の真の母として、勝利して行かれたからで
あると理解しております。
実際、真のお父様は、「1960年が、いったいどの基準であったか?堕落したアダム、エバの立場、長成完成級の基準である。長成期完成級基準を中心として完成圏まで上がるには、7段階の7年の期間が必要である。それが第一次7年路程であるというんだね」(『御旨と世界』28頁)と語っておられ、御聖婚の時が「長成期完成級」であり、その後、堕落圏を越えて、1968年1月1日の「真の神の日」に、「完成圏」へと上がったと語っておられます。
それゆえ、189万件のアクセス数を誇り、数多くの人々が関心をもって読んでいる「火の粉を払え!」というサイトには、食口からも、「お母様が胎中から無原罪だったという原理はないのではないでしょうか?私は、これを聞き唖然としました」という投稿文が寄せられておりますし、サイト運営者は、「新しい時代の始まりか、それとも破滅への序曲か」と問いかけております。今現在も、騒ぎが大きくなりつつあります。それゆえ、この問題をこのまま放置いたしますと、反対派がもっと大きく騒いで、食口たちの「脱会説得」に使い始めるのではないかと心配しております。そこで、次の点について、ぜひとも、金榮輝先生にご指導を仰ぎたく、ここに謹んでご報告申しあげる次第です。
(1)お父様の御言には、真の母とは「堕落圏」から復帰し再創造しなければならないという御言が数
多くありますが、今回のお母様の御言との整合性を、どう考えたらよろしいでしょうか。
●『御旨と世界』(876~877頁、「全体蕩減」から)
「そういう個人完成した場合は次に何をするか。エバを再創造しなければならない。エバはアダムをかたどって造ったんだからね。神はアダムを造って、アダムを標本としてエバを造った。それは何を意味するかというと、再創造原理において、アダムはアダムの責任を果たせないで、エバを堕落させたんだから、アダムは再び、エバを創造しなければならない。もう体は造っているんだね。サタンがもっている。それをサタンから取ってこなければならない。そういうような地上基盤を天は準備するんだね。それで、20歳以下じゃないといけない。だから、その年齢の何も知らないお母様を連れてきた。それは再創造だ。『君は絶対服従』。7年間の期間、それは、7000年の歴史の蕩減復帰だ。7年の期間、服従しなければならない。あらゆる面において、どんな場においても、その旦那さんに服従しなければならない。
こういうような過程を通じて、父母の日を決定して、子女の日を決定し、万物の日を決定して、神の日まで行くにはこれだけの内的問題、いろいろな問題を蕩減復帰して、御父母様自体がすべてに讒訴圏を乗り越えて得た勝利の条件を満たさなければ、神の日を決定することはできない。」
●『真の父母の絶対価値と氏族的メシヤの道』(38頁)
「アダムが責任を果たすことができなかったために堕落したので、その責任を完成した基準に立つには、エバを堕落圏から復帰して再創造し、善の娘として立ったという基準に立てなければなりません。そのようにしなければ、アダムの完成圏が復帰できないのです。(1972・4・30)」
●『祝福家庭と理想天国(Ⅰ)』(561頁)
「イエス様は、どのような資格をもってこられましたか。父親の資格をもってこられました。人類の真の父、すなわち真の祖先として来られたのです。しかし、真の母を連れてくるのではありません。真の母がサタンに奪われたので、本来の人間(メシヤ)は、死を覚悟してまでも、サタン世界から奪い返してこなければなりません。
最後の日に主が来られ、新婦を迎えるとき、新婦が解放されるのです。」
●『祝福家庭と理想天国(Ⅰ)』(1035頁)
「聖婚式以後、最初の7年間は、お母様を育てる期間として、天的な家門と家法に従った教育をしてきました。先生は、この期間、夜も寝ず、ずっとそのことのために祈祷しました。先生は、お母様もよく気づかないうちに、このようにして、堕落の結果として失ってしまった神様の娘と、その相対基準と、真の父母の基準、この三つを実体として復帰しました。これは、堕落した人間始祖の子孫であれば、誰もが行くべき道なのです」
●『神様の祖国解産完成』(78~79ページ)
「神様は、6千年間何をされ、神様の終始一貫した歴史的な願いは何でしょうか。それは、一人の母を取り戻すことです。アダムを再創造したのちに、彼を通して一人の母を取り戻そうというのです。これは再創造です。
本来、神様がアダムを創造したのちに、アダムを中心としてエバを造ったので、再創造においても、アダムを送り、彼を通してエバを造るのです。すなわち母を立てるのです。そのようにするために、この7年路程の間、お母様がサタン世界の讒訴条件から抜け出す道を歩むようになったのです。それを成そうとすれば、お母様自身がサタンと直接的な争いをしては絶対にいけません。先生に絶対従順しなければならず、絶対服従しなければならず、常に先生のあとから影のようについてこなければならないのです。自分勝手に行ったり来たりすれば、サタンの侵犯を受けるのです。(17―322、1967・4・10)」
●『神様の祖国解産完成』(78~79ページ)
「エバが先に堕落したので、先祖から下りてきた罪の根は、女性にあるのです。それで、女性は、今まで歴史的に悲惨な道を歩んできました。この罪の根が抜かれるまでは、女性は解放されません。母になるべきエバが堕落して罪を誘発させたので、このような歴史的な罪を蕩減し、母になれる存在にならなければなりません。それで、再び解産の苦労を経ることによって、蕩減の勝利圏を備え、新郎を迎え得る勝利的な基準を築かなければなりません。このような女性が現れなければ、メシヤは、父的メシヤとして登極できないのです。したがって、そのような女性が現れなければ、女性の解放もあり得ないというのです。(19―102、1967・12・31)」
●『神様の祖国解産完成』(81ページ)
「1960年度から7年路程を経て、1968年に心情一致圏を中心とする『神の日』を設定することができるようになりました。お母様も、長成期完成級から完成期完成級までの7年路程が残っているのです。それを経なければ、心情圏が同じではないというのです。ですから、先生は、1960年に結婚しましたが、7年を経たのちの1968年正月一日に、『神の日』を設定したのです。原理的です。(139―311、1968・1・31)」
●『神様の祖国解産完成』(81~82ページ)
「『神の日』を制定するためには、女性としての解放圏を備え、歴史時代の過ったすべての条件を蕩減した立場を経ていかなければなりません。女性がどれほど罪悪を背負いましたか。その十字架の道において、倒れてはいけません。完全に死亡の境界線を越えるときまで、先生にしがみつき、先生だけを、父だけを自分の中心として侍っていってこそ、道が開けるのです。このようにして7年路程を経なければなりません。長成期完成級の基準で父母の位置と子女の位置と万物をすべて失ってしまったので、7年路程を経て、神様の位置まで上がっていかなければならないのです。ですから、1960年度に聖婚式をして、7年間を経て、1968年正月一日の日に『神の日』を制定するようになったのです。そこには、お母様の涙がにじむ事情と先生の涙がにじむ事情がたくさんありました。(196―246、1990・1・1)」
(2)聖書には、完成したアダムである「生命の木」が遣わされるとありますは、その生命の木が、無原罪で生まれた第2アダムのイエス様と、第3アダムの真のお父様であることは分かります。しかし、聖書には、「善悪を知る木」が遣わされるとはどこにも書かれておらず、今回のお母様の御言との整合性を、どう考えればよろしいでしょうか。
「望みを得ることが長びくときは、心を悩ます、願いがかなうときは、命の木を得たようだ」(箴言13章12節)、「いのちの木にあずかる特権を与えられ、また門をとおって都にはいるために、自分の着物を洗う者たちは、さいわいである」(ヨハネの黙示録22章14節)は、旧約時代、新約時代の人々の願望が生命の木であったことを表しています。
この点について、『原理講論』終末論には、「ヨハネ黙示録の『生命の木』とは、とりもなおさずイエスのことをいうのである。我々は、このような聖書の記録を見ても、歴史の目的は、『生命の木』として来られるイエスを中心とした、創造本然のエデンの園を復帰するところにあるということを理解することができる」(146頁)と説明されています。
それゆえ、イエス様および真のお父様は、生まれながらにして「無原罪」であり、生命の木をして来られたと信じられます。しかし、聖書には、「善悪を知る木」が創世記2、3章に記されてあるだけで、他に一切登場しないために、再び遣わされると説明し難いのですが、この点を、どう説明すればよろしいでしょうか。
(3)お父様は、第2アダムのイエス様は、胎中から血統転換されているが、その相対者の新婦は、胎中では血統転換されていないと語っておられます。それは、蕩減復帰の原則から考えると、再臨主にも当てはまると思われますが、いかがでしょうか。
「マリアの腹中から生まれたイエス様は、サタン世界の血統を転換させた上で生まれました。そうではないですか。血統を転換させた位置に来たのですが、イエス様の相対になる新婦は、血統転換の過程を経ていません。何の話か分かりますか。ですから、それが複雑だというのです。ここには、必ず平面的に母が娘になり、娘が母になる、ひっくり返ることが起きなければなりません。天地開闢が起きるというのです。女性の世界で母が娘になり、娘が母にならなければならないのです。
それは一人ではできません。神様とアダムが完全に一つになってこれを協助しなければ、それをひっくり返せないということです。そこに誰が協助しなければならないのかというと、マリアが協助しなければならないのです。母が娘になり、娘が母にならなければなりません。このようなことを万古(限りない歳月)の伝統と理解し、風習の全体であると理解できる母にならなければならないのですが、そのような母になれなかったのです。
そのようなことを皆さんは知らないでしょう?先生が今日、このようなことをすることができたのは、そのようなことをすべて立て直したからです。ですから、お母様も迎えてきたのです」(140-149、1986・2・9)
(4)お父様が聖婚をされた方として、崔先吉夫人、金明煕夫人がおられますが、これらの夫人も、胎中から血統転換していたと考えてよろしいのでしょうか。特に、崔先吉夫人に対しては、もし、キリスト教の失敗等がなければ、崔先吉夫人が「真の母」となっていたと語られたお父様の御言があるために、その御言との整合性を、どのように考えたらよろしいでしょうか。
真のお父様は、「1960年代に祝福結婚がなされました。キリスト教が支えていたならば、今のお母様がお母様ではありません。聖進君のお母さんがお母様になっていたのです。……北朝鮮から来た群れが、(韓景職牧師の)永楽教会を中心として、統一教会に反対したのです」(『主要儀式と宣布式Ⅳ』332頁)と語っておられます。
以上のように、お父様は、もし、失敗がなければ、崔先吉夫人が「真の母」となっていた可能性があったことについて言及しておられます。そうだとすると、崔夫人も胎中から血統転換されていたのでしょうか。もし、そうでないならば、崔夫人が、なぜ「真の母」になり得る可能性があったと言えるのでしょうか。これらの点を、どのように説明すればよろしいでしょうか。
生命の木であるアダム(メシヤ)は、無原罪で生まれたお方であるために、もし、失敗したとすれば、代わりとなる存在がいないため、再び蕩減期間を経、再臨主を遣わす時まで待たなければなりません。けれども、「真の母」の場合は、3度まで摂理的延長が可能であるために、もし、崔先吉夫人が失敗すれば、それを蕩減するために金明煕夫人を立てられ、それでもだめなら、3度目として、天から選ばれた韓鶴子・真のお母様が立てられたと考えることは誤りでしょうか。
この場合、3度目以上の延長がないため、神様は「絶対に失敗しない」と信頼できる女性を、最後の砦として準備しておられた。それが、今の真のお母様であられると考えるのは、間違いでしょうか。ご指導いただけますように、よろしくお願い申しあげます。
以上
***
【お伺い書2】
最高委員会各位
御言の理解に関するお伺い書
日本教会・御言研究室
謹啓
真のお母様が、天一国2年天暦6月5日(陽7月1日)に語られた「血統転換、私は母胎からです。皆さんはこれを信じなければなりません」という御言の理解をめぐって、今、各方面で話題になっております。
話題となった理由は、真のお母様が、今回語られた御言が、真のお父様の今まで語ってこられた御言や原理と食い違っているのではないかという疑念が起こったためです。
私たち統一食口は、真のお母様が、勝利された人類の「真の母」であられ、人類を神の血統に生み変えてくださる唯一の「真の母」であられ、原罪のない完成された女性、神の独り娘、女王の中の女王であられることを確信し、真のお母様を心から尊敬し慕っております。
また、神様によって、胎中におられるときから特別に選ばれた女性であられ、歴史的なその使命を果たされるならば、人類の「真の母」となられるよう、胎中におられるときから選ばれてお生まれになられたことを確信しております。
しかしながら、上記のように、神様によって選ばれた血統にお生まれになったとしても、人類の「真の母」となられるためには、1960年天暦3月16日(陽暦4月11日)の「聖婚」以降、1968年1月1日の「真の神の日」宣布までの7年路程の苦難を通過され、さらには、その後におかれても2003年2月6日の2度目の「聖婚」に至るまで、人類の真の母としての路程を歩まれ、勝利されたからであると理解しております。
1.真のお父様は、1960年天暦3月16日(陽暦4月11日)の1度目の「聖婚」は、長成期完成級の位置であると語られました。
真のお父様は、「1960年が、いったいどの基準であったか?堕落したアダム、エバの立場、長成期完成級の基準である」(『祝福家庭と理想天国(Ⅱ)』28ページ)と語っておられます。
もし、真のお母様が、胎中で「血統転換」してお生まれになられたなら、1960年天暦3月16日(陽暦4月11日)の「聖婚」は、神様の直接主管圏すなわち「完成圏」における結婚式であったと考えられます。ところが、真のお父様は、1度目の聖婚は「長成期完成級の位置である」と語っておられます。
「エバを再創造しなければならない。エバはアダムをかたどって造ったんだからね。神はアダムを造って、アダムを標本としてエバを造った。それは何を意味するかというと、再創造原理において、アダムはアダムの責任を果たせないで、エバを堕落させたんだから、アダムは再び、エバを創造しなければならない。もう体は造っているんだね。サタンがもっている。それをサタンから取ってこなければならない。……それで、20歳以下じゃないといけない。だから、その年齢の何も知らないお母様を連れてきた。それは再創造だ」(同、895~896ページ)
そして、真のお父様は、2003年2月6日の2度目の「聖婚」の時に、神様の結婚式が初めて成されたとして「婚姻申告」をされ、次のように語られました。
「文総裁が現れて、神様と共に、婚姻申告をすることができ……『天宙・天地真の父母様平和統一祝福家庭王即位式』をしました。神様とアダムとエバは、家庭王即位式をすることができませんでした。……家庭王即位式をしたので、神様が本来の真の父母を中心として、婚姻申告をすることができる時を迎えた」(2003.3.10)
2.真のお父様は、16万人訪韓セミナーの御言で、「お母様は真の愛と真の血統を持っていません」と繰り返し語られました。
真のお母様は、1993年5月から7月にかけてアメリカ主要都市で「真の父母と成約時代」を宣布されながら巡回され、その後、米議会ダークセン上院議員会館と国連本部で宣布されました。そして、日本の主要都市と韓国の主要大学で宣布され、さらには、世界40か国43か都市でも宣布されました。
真のお母様が韓国と世界を巡回される時、真のお父様は、日本人女性を済州島に集められ、16万人訪韓セミナーを主管され、数多くの御言を語られました。その時、真のお父様は「真の父母と重生」と題して、次のように御言を語っておられます。
「(堕落人間は)真の母の腹を通過して再び生まれてくるのです。……入ってきてお母様の腹の中に入ったとしても、その入った子供とお母様の根っこは何かというと、渋柿の根っこから切って取り返してきたものです。分かりますか。それが天の家庭に入るには、手続きをしないといけないのです。何の手続きかというと、愛の手続きです。だから、真のお母様の腹の中に入っていても、それは真のお父様の真の愛と真の血統にはまだつながっていないのです。お母様は真の愛と真の血統を持っていません」(『訪韓修練会御言集』185~186ページ)
この「真の父母と重生」の御言は、その後、水澤洞でも同じように繰り返し語られたために、合計16万人の女性が聞いて学んでおり、その一部は「御言集」として出版されております。
もし、真のお母様が、胎中で「血統転換」してお生まれになられたなら、真のお父様は、「お母様も真の血統を持っている」と語られるはずですが、前述のとおり「お母様の根っこは何かというと、渋柿の根っこから切って取り返してきたものです。……お母様は真の愛と真の血統を持っていません」と語っておられます。
これらの真のお父様の御言と、今回、真のお母様が語られた御言が食い違っているように思われるのですが、これらの内容を、どのように理解すればよいのか、ここに謹んで、お伺いをする次第であります。
敬白
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