『やすらぎの刻~道 #236 テレビ朝日開局60周年記念』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド)
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『やすらぎの刻~道 #236 テレビ朝日開局60周年記念』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?
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やすらぎの刻~道 #236 テレビ朝日開局60周年記念[解][字]
巨匠・倉本聰氏が1年間をかけて描くのは、山梨を舞台に昭和~平成を生き抜いた無名の夫婦の生涯。そして『やすらぎの郷』のその後。2つの世界が織り成す壮大な物語!
◇番組内容
山梨の限界集落を訪れた直後、菊村栄(石坂浩二)の携帯電話に、“マロ”こと真野六郎(ミッキー・カーチス)が危篤状態に陥ったという連絡が入る。栄は急いで『やすらぎの郷』に戻るが…!?
一方、『道』の物語では、しの(風吹ジュン)の様子がおかしい。しのは、公平(橋爪功)が長男・剛(田中哲司)に「実の父親は三平だ」と漏らしたことを怒っていた。ところが、公平自身、剛に話した覚えはなく…!?
◇出演者
風吹ジュン、橋爪功、清野菜名、田中哲司、戸塚祥太(A.B.C-Z)、菅谷哲也、渡辺早織
◇作
倉本聰
◇音楽
島健
◇演出
唐木希浩
◇主題歌
中島みゆき『慕情』『進化樹』『離郷の歌』『終り初物』『観音橋』(株式会社ヤマハミュージックコミュニケーションズ)
◇スタッフ
【チーフプロデューサー】五十嵐文郎(テレビ朝日)
【プロデューサー】中込卓也(テレビ朝日)、服部宣之(テレビ朝日)、山形亮介(角川大映スタジオ)
◇おしらせ
☆番組HP
https://www.tv-asahi.co.jp/yasuraginotoki/
☆Twitter
https://twitter.com/yasuragino_toki
☆Instagram
https://www.instagram.com/yasuraginotoki/
(公平)〈どえらいチョンボを
したらしいんじゃ わしが〉
〈わしは
全然覚えとらんのじゃが
長男のゴウに
わしゃ 言ったらしい〉
〈お前は わしの子供じゃないと〉
〈三平兄さんの子供なんじゃと〉
〈そんな事 言ったかなあ?〉
〈言ったらしいんだ〉
〈時々 さざ波のようにボケが来て
言ったかどうか忘れるんだ〉
〈大した事はない〉
〈そして それから
何事もない日々が
何年も経って…〉
♬~「たくさん…」
(震動音)
〈突然 あの日の大事件が
起きたんじゃ〉
♬~
(震動音)
ええ…! えっ!?
おい… おい おい!
うう… 嫌…!
あっ 止まった…!
はあ…。
大きかったなあ…!
大きかったですね。
ああ…。
はあ…。
それに おい… 長かった。
うん。
あの… し… 震源地は
どこでしょうね?
さあな…。
みんな よく言う あの…
東海地震ってやつじゃないか?
そうしたら あの…
えっ 静岡のほうとか?
ああ。
(震動音)
えっ? えっ…!?
ちょ… ちょっと! 揺れてる!?
(激しい震動音)
あっ… でかいぞ! ああっ!
揺り戻しじゃ!
しの 机の下! 机の下!!
(激しい震動音)
やだ…!
おいおいおい… ああ~っ!
(激しい震動音)
(物が落ちる音)
しの! 大丈夫か!?
はいはい!
強い… 強い…! ああ…!
ああ~!
怖いよ…!
うん?
んっ?
止まったな!
今度の…
もう一つ大きかったですね。
ああ。
うわ… しかし まだ揺れとるぞ。
(防災無線のサイレン)
被害が出とらなきゃいいがな
ここら辺でも。
翔の家は大丈夫でしょうかね?
んっ? わからんぞ。
えっ…!
あいつが自分で建てたもんじゃ。
ありゃ~…!
(防災無線のサイレン)
あ~…! ありゃまあ…。
いやいやいや… あ~!
わあ…。
食事の時間じゃなくて
よかったですよ。
もう みんな 火の始末は
したあとじゃろうから。
ああ。
ああ…。
あ~ いや…。
お茶でも いれますかね。
えっ? ああ。
ああ…。
マリコと あの… 正太は
大丈夫だったでしょうかね?
マリコは 学校に
まだおる時間じゃろうが。
ああ…
学校だったら大丈夫ですね。
先生がおるからのう。
それで 震源地は
やっぱり あの…
静岡のほう
だったんでしょうかね?
恐らく そうじゃろうのう。
うん…。
(ため息)
こりゃ… 鯉沼の大鯰が
暴れたのかもしれんな。
鯉沼の大鯰?
おるんじゃよ あすこには
大きいのが昔っから。
あの沼の… だから 主よ。
こんな2メーター近いのが
あの… まだ すみよるんじゃ。
2メートル!?
おう!
ええっ!?
三平兄ちゃんが 昔
見た言うとった!
嘘~!
嘘でない!
兄ちゃんたち
あの… 仲間と集まって
鯉沼会議ちゅうのを
時々 やっとったのよ。
鯉沼会議?
ああ。
(公平の声)
あの… 西条の五介さんとか
あの… 貫井の司郎さんとか
中村修さんとか
みんな こっそり寄り集まってな。
(しのの声)へえ…
それ いつ頃の話ですか?
(公平の声)
うん? だから 戦時中の話よ。
はあ~…。 その時
その大鯰を見たんですか?
おう! そりゃ もう こんなんで
3メーター近い言うとったな。
んっ? さっき2メーターって
言いましたよ あんた。
3メートルじゃ!
忘れたんじゃ。
戦時中の話なら もういませんね。
あっ!? お前 なんも知らんの?
大鯰ちゅうのは
100年近く生きるんじゃよ!
嘘~!?
ああ 無知! 無学!
生きるんじゃよ。
これは あの鉄兵兄さんも
言うとったから確かじゃ。
それで その鯰が身をよじって
こうやって暴れるんじゃ。
そうすると グラグラッと地震…。
(戸の開く音)
親父! 大丈夫か!?
大丈夫 大丈夫。
大丈夫よ。
どうした?
テレビ見とらんのか!?
えらい事になっとるぞ!
(圭)東北地方が
すごい事になっとるんじゃ!
えっ? 東北!?
(圭)ああ。
(アナウンサー)「震源は三陸沖」
「マグニチュードは
8.8と推定されています」
「宮城県北部で震度7」
「関東大震災の規模を上回る
国内史上最大のもので
倒壊した家屋は…」
(アナウンサー)「津波が来ます!
津波が来ます!」
「今すぐ できるだけ高い所へ
逃げてください!」
「または 可能な限り
海岸から遠い所へ
逃げてください!」
「津波が来ます! 津波が来ます!」
♬~
(根来 翔)じいちゃん!!
こっちじゃ!
(アナウンサー)
「…強い地震がありました」
里子おばさんや
しのぶは大丈夫か!? えっ!?
あいつらは福島じゃ。
震源地は宮城じゃろ。
(アナウンサー)「…宮城県沿岸
福島県沿岸には
大津波警報が出ています」
「揺れの強かった地域の方は
落ち着いて行動してください」
「怪我をしないように
気をつけてください」
「割れたガラスですとか
壁が壊れている恐れがあります」
(不通音)
(受話器を置く音)
通じない。
ああ…!
(アナウンサー)「海岸や河口付近の方は
絶対に近づかないように
してください」
「また できるだけ早く安全な…」
おばあちゃん! 大丈夫…!?
(電話)
もしもし! もしもし!?
ああ…! ゴウか。
うんうん… うん。
電話が繋がらないのよ…!
うん うん。
なんにもない… 連絡がないのよ!
ううん ない!
(アナウンサー)「福島県では
地震が発生した
3月11日 午後3時35分頃に
津波が到達しました」
「福島県警の調べによると
南相馬市原町区の
介護老人保健施設
ハッピーハウスが津波に襲われ
10人が死亡 数人の行方が…」
(克夫)ここが南相馬!
(克夫)ここが富岡!
だいぶ距離があるな。
原発は?
ここじゃ!
ああ…!
(電話の操作音)
(不通音)
(アナウンサー)「また いわき市でも
午後3時…」
♬~
(アナウンサー)「その際の津波の高さは
3.3メートルと非常に高く
一部道路を障害物で通行止めにし
家屋や建築物を
次々と のみ込んでいきました」
(不通音)
(アナウンサー)
「いわき市社会福祉協議会の
デイサービスセンターの
バスが流され…」
駄目だ!
携帯も固定も 両方とも通じない!
(アナウンサー)
「…女性1人が死亡しました」
「引き続き 現地からの中継です」
(リポーター)「赤く黒く炎が…
火の柱が立っています!」
「ここは気仙沼上空です」
「現在 このように…
これ 現在の映像です」
「えー… 黒煙が上がりまして
赤く黒く燃えています!」
「えー…」
(しのぶの声)「翔兄ちゃん 元気?」
「しのぶは元気」
「今 春の発表会に向けて
毎日 ピアノの猛練習」
「私の弾くのは
ショパンの『ノクターン』」
「結構上手くなったから
お兄ちゃんに
聴いてもらいたいな」
♬~
♬~
(戸の開く音)
♬~
俊一くんが付いてるから
心配いらんよ。
(剛)それに 富岡っていっても
里子たちの家は
夜の森に近いって言ってたから
海から離れとるよ。
あいつらのとこまで
津波は来んだろう。
だけど…
しのぶは
富岡の駅前の中華料理屋で
働いとるって言ってたぞ。
あいつ いくつになったんじゃ?
ああ…
もう とうに30は過ぎとります。
もう 結婚もせんで
ピアノばっかり弾いとるって
里子が言うとった。
(戸の開く音)
(詩子)あんた!
どうした!?
福島の原発が… 爆発した!
♬~
(アナウンサー)「大熊町にある
福島第一原子力発電所の
原子力建屋が
午後3時36分頃 爆発」
「その白煙が確認されました」
「第一原発の周辺から
放射性セシウムが検出され
経済産業省 原子力安全・保安院は
燃料の一部が溶け落ちたと
見ています」
「政府は 半径10キロ以内の
大熊町 双葉町 富岡町
浪江町 葉町の住民に対し
避難指示を発令しました」
「大熊町では
この避難指示を受け
全町民に対して避難指示を出し…」
〈夢を見とるような気分
じゃった〉
〈悪い悪い夢じゃ〉
〈戦時中の 毎日 空襲に
見舞われとった頃の…
あの頃の気分が
舞い戻ってきたんじゃ〉
〈平和な この時代に〉
〈しかも わしの大切な…
大切な家族が…〉
〈その悪夢の中に
巻き込まれとるんじゃ〉
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
(根来 竜)金貸してくんねえか?
(剛)金?
別の考え方すりゃ これは
どでかいビジネスチャンスだ。
〈別の生き物を
見とるような気がした〉