ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

やすらぎの刻~道 第237話 風吹ジュン、橋爪功、田中哲司、駿河太郎… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『やすらぎの刻~道 #237 テレビ朝日開局60周年記念』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド)

  1. 克夫
  2. 文彦
  3. 津波
  4. 里子
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  10. 富岡
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  12. 放射能
  13. 大丈夫
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  15. 爆発
  16. 被害
  17. 避難
  18. 福島
  19. 本当
  20. 無理

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『やすらぎの刻~道 #237 テレビ朝日開局60周年記念』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

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やすらぎの刻~道 #237 テレビ朝日開局60周年記念[解][字]

巨匠・倉本聰氏が1年間をかけて描くのは、山梨を舞台に昭和~平成を生き抜いた無名の夫婦の生涯。そして『やすらぎの郷』のその後。2つの世界が織り成す壮大な物語!

◇番組内容
山梨の限界集落を訪れた直後、菊村栄(石坂浩二)の携帯電話に、“マロ”こと真野六郎(ミッキー・カーチス)が危篤状態に陥ったという連絡が入る。栄は急いで『やすらぎの郷』に戻るが…!?
一方、『道』の物語では、しの(風吹ジュン)の様子がおかしい。しのは、公平(橋爪功)が長男・剛(田中哲司)に「実の父親は三平だ」と漏らしたことを怒っていた。ところが、公平自身、剛に話した覚えはなく…!?
◇出演者
風吹ジュン、橋爪功、田中哲司、駿河太郎、戸塚祥太(A.B.C-Z)、菅谷哲也、秋元才加、渡辺早織
◇作
倉本聰
◇音楽
島健
◇演出
唐木希浩
◇主題歌
中島みゆき『慕情』『進化樹』『離郷の歌』『終り初物』『観音橋』(株式会社ヤマハミュージックコミュニケーションズ)
◇スタッフ
【チーフプロデューサー】五十嵐文郎(テレビ朝日)
【プロデューサー】中込卓也(テレビ朝日)、服部宣之(テレビ朝日)、山形亮介(角川大映スタジオ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/yasuraginotoki/
☆Twitter
 https://twitter.com/yasuragino_toki
☆Instagram
 https://www.instagram.com/yasuraginotoki/

 

 


(公平)〈まるで
悪い夢を見てるようじゃった〉

〈東北地方に大地震が起こり

里子一家の住む福島の家と

全く連絡がとれなくなった〉

(根来詩子)あんた!
どうした!?

福島の原発が… 爆発した!

〈そこへ原発が爆発した!〉

〈里子の亭主 堺の勤める
東亜電力 福島第一原発がじゃ〉

〈津波災害が
どっかに吹っ飛んだ!〉

〈放射能から逃れる事のほうが

津波の被害より
先になったんじゃ〉

♬~

(アナウンサー)「東亜電力
福島第一原子力発電所を中心に

半径20キロから30キロ圏内で
屋内退避の対象となったのは

12市町村の住民で 約14万人」

(不通音)

(克夫)駄目だ! 全く繋がらん!

無理だよ
原発災害のほうが優先だ。

津波の被害なんて後回しだろう。

里子たちは あの…
津波に遭うたんじゃろうか?

ええっ?
わからん!

いや だけど あの…

里子… しのぶたちは
あの… えっ 何!?

津波の被害に遭うたら
誰か助けてくれる人は おらんの!?


多分
それどころじゃないんだろう。

放射能から逃げるほうが先じゃ!

(アナウンサー)「…住民13万6000人と
避難者4000人」

「今日 午前11時1分

3号機も
水素爆発を起こした模様です!」

「この爆発により 放射性物質が
空気中に大量に放出されたと…」

富岡の事 全然言いませんね。

南相馬の津波被害には
捜索隊が入ってるらしいよ。

(根来文彦)
富岡は原発にもっと近いから

怖くて
誰も近づけんのじゃないの。

えっと…
里子たちの住んどるところは

海岸線から離れとるんでしょう?

でも しのぶちゃんの働いてる
中華屋は富岡の駅前だから

海に近いよ。

うまく避難ができたかな?

(文彦)堺さんは原発の中なんだろ。
そっちは連絡とれてるの!?

(圭)さっきからやっとるよ!
全然電話が通じん!

俺 やっぱり現地に行ってみる。
(詩子)えっ…!

(圭)おい 無理じゃ 無理じゃ!

道路は避難民で
ごった返しとるっていうし。

ガソリンスタンドも
開いてないってよ!

それに
道路は封鎖されてるっていうし。

今 行ったって
追い返されるだけだ!

それでも行ってみる!
行けるとこまで。

やめときなさいって!
邪魔になるだけだから!

(詩子)そうだよ!
(克夫)翔 やめろ!

やめろって 翔兄さん!
(圭)おい!

(戸の開閉音)

〈翔は結局行ってしもうた〉

〈あいつの気持ちは
よくわかった〉

〈あいつにとって
本当に しのぶは

妹のようなもんだったんじゃ〉

〈しのぶも
翔には本当になついてた〉

〈もしかしたら あいつらは
兄妹以上の仲だったかもしれん〉

〈わしは ぼんやり
戦時中の事を…〉

〈あの頃 みんなの目を盗むように
付き合っとった

三平兄ちゃんと しのの事を
思い出しとった〉

♬~

〈あの頃…
わしらは必死に生きてた〉

♬~

〈その晩 遅くに
ゴウが駆けつけた〉

〈どうして
どこへ行こうとしたのか〉

〈そこのところが わからんの〉

〈いても立ってもおられんから

何かしようと
表へ出たんじゃろう〉

〈表へ出たのは
わかっとるんじゃ〉


〈鎮守の森におったのも
覚えとる〉

〈そこから
道がわからなくなったんだ〉

〈子供の頃から遊び慣れとる

目をつぶっても行けるはずの
村の真ん中でだぞ〉

〈このわしが
道に迷うてしもうた〉

〈どこがどこだか
わからんようになった〉

〈慌てて家へ帰ろうと思ったが

今度は その家へ帰る道が
わからんの〉

〈心細さが…〉

〈それから
突然 恐怖が突き上げた〉

♬~

(アナウンサー)
「震度6強が 静岡県富士宮市」

「震度5強が 山梨県…」

おじいちゃん 知らん?
いいや。

(アナウンサー)「震度5弱が 神奈川県…」

(剛)どうした?
いや… おらんの。

おらん?

じいちゃん。 じいちゃん?

(アナウンサー)「…の地震は
マグニチュード6.0」

いないよ。

(階段を下りる足音)

2階にも おらん。
(ため息)

(克夫)いなかった。

(アナウンサー)
「震度6強が 静岡県富士宮市」

「震度5強が 山梨県…」

じいちゃん!
じいちゃん! おい!

(剛)親父!
(克夫)じいちゃん!

(アナウンサー)「…富士河口湖町」

「震度5弱が 神奈川県小田原市
山北町 山梨県南アルプス…」

(克夫)じいちゃーん!

(克夫)じいちゃんが…
いなくなっちゃった!

えっ…?

捜しに行くぞ! 準備しろ。
早く!

(圭)お前は残れ。 早く!

じいちゃん!
(根来 結)おじいちゃん!

じいちゃーん!
おじいちゃん どこ!?

(根来圭司)じいちゃん!

(圭)親父!
(圭司・文彦)じいちゃん!

(圭)文 裏回れ!
(文彦)はい!

(圭司)じいちゃん!
(文彦)じいちゃん!

(圭)親父!
(圭司)じいちゃん!

(圭)あっ…。
(文彦)いない!

(克夫)じいちゃん! おーい!
(結)おじいちゃん!

(克夫)じいちゃん いるかーい!?

(結)おじいちゃん!

(文彦・圭司)じいちゃん!
(圭)親父!

(文彦)どこだ!? じいちゃん!
(圭司)じいちゃん!


(圭)親父 どこだ!?
(文彦)じいちゃん!

(克夫)父ちゃーん!
(圭)おう!

(克夫)父ちゃん…!
(圭)どうだ!?

(克夫)こっちには いなかった。
(圭)いない!? こっちもだ。

(文彦)どうする!?
(圭)よし 裏山だ!

(圭司)早く行こう。

(文彦)じいちゃーん!
いたら返事して…!

おばあちゃん。
うん。

お茶飲んで。
ああ…。

大丈夫。 帰ってくるよ。

(秒針の音)

(戸の開く音)

(圭司)見つかった!
えっ 本当!?

あんた…! どこ行っとった!?

ああ よかった…!

道が…!
道がわからんようになった!

(泣き声)
よかった!

(秒針の音)

こういう事は
前にもあったのか?

ボケが来たかね…。

♬~

♬~

ああ…。
(息を吐く音)

あっ…。

♬~

大丈夫か?
何が?

〈朝になったら
ケロッと忘れていた〉

〈ただ なんか知らん
怖かった記憶が

心の奥のほうに
引っかかっていた〉

〈昼前 東京から竜が来た〉

東京は真っ暗だ。
電車が全く動いとらんから

サラリーマンが家に帰るのに
みんな 黙々と歩いて帰っとる。

フフッ… 兄ちゃん
これは どえらい事だぜ。

日本経済は大打撃だ。

地震と津波で
めちゃくちゃなところに

原発事故の追い打ちだろ。

政府も どうしたらいいか
わからんから

ただ なんじゃかんじゃ
騒いどるだけよ。 うん。

(剛)道路は どうなっとる?

東北方面は
もう めちゃくちゃよ!

(竜)避難する車と
救援に向かう車で 大渋滞!

全く動いとらん。

ガソリンスタンドには
長蛇の列ができとる。

翔は どうしたろう…。
(竜)翔?

あいつ
里子たちの消息がわからんから

見てくるって言って
昨日 出たんだ。

(竜)あいつ 何 馬鹿やってんだ
こんな時に!

里子んとこは原発のそばだろう?

あそこは道路が封鎖されてるんだ。

行くっつっても
たどり着けるわけがないよ。

まあ そのうち
すごすご帰ってくるよ。

原発もだけど
津波は どうなったの?

富岡は やられたんでしょう?

(竜)わからんのよ それが。
全く情報が入ってこん。

まあ でも
津波には やられただろうな。

里子は…!?
まあ 避難しとるだろうな。

放射能が
北西に流れとるっちゅうから

まあ 南西か… 山のほうか。

しのぶは 富岡の駅前で…
中華屋で働いとったのよ!?

逃げとるって きっと!
大丈夫だよ。

どうして?

どう…。

なんとかするもんだよ!
子供じゃないんだから。

なんとかするったって…
あの大地震だよ!?

大地震のあとに津波だよ!?

津波のあとに放射能だよ…!?

考えたって仕方ないよ!
悪く考えたって

どうしようもできないんだから
俺たちには。

ああ…! 冷たいなあ!

あのさ 兄ちゃん…

金貸してくんねえか?

(剛)金?
(竜)ああ。

いや 別の考え方すりゃ これは
どでかいビジネスチャンスだ。

これから 落ち着いたら
復興ブームが来るだろ?

まあ がれきの整理やら
インフラの再建やら

まあ 政府の金も
ドカーッと つぎ込まれる。

そしたら
これに のらない手はないって。

福島はともかく
まあ 仙台とか 北のほうとか…。

〈別の生き物を
見とるような気がした〉

はいはい 俺だ。 うん。

〈こいつは
一体 どうなっとるんじゃ〉

そうだろ。 うん。

〈家族の生死がかかっとる
いう時に…

こいつは何を考えとるんじゃ〉

〈こいつは
いつから こうなったんじゃ〉

〈みんなが
里子や しのぶの事を

一生懸命 考えとる時に…〉

〈こいつのせがれの翔が
今 必死に

あいつらの安否を確かめようと

被災地に向かって
走っとる時に…〉

命を助けて頂きました。

私どもがですか?

わしら 長生きしとると
いい事もあるのう。