好きモノの整備だす。
あたし、スタームルガーの.22は6丁持ってる(≧∀≦)
まあ、トイガンなので口径.22ではなく6.04位だけど(笑)。
弾丸は5.98ミリですね。
ライフリングはなくスムーズボアの滑空銃身です。
6丁のうち1丁はゲーム仲間のスナイパーさんのとこに近々行きやす。
それでも、自分のブローバックガスガンの中で一番大切なのはこれだ。
世界中を探してもどこにも売っていない。
これはワンオフで達人カスタマーが一品製作した世界でただ一丁の
ガスブローバック・コルト・ウッズマンだからである。
ネットで探す限り、ガスブローバックするウッズマンはこれ一丁
しか存在しない。
凄腕ガンスミスのなぞ作さんが私のために作ってくれた。構想半年、
製作1年。待った甲斐がありました。外見は一切崩さず、私が1979年
にカスタマイズしたMGCウッズマンの自作飛葉モデルのまま。
マガジン4個もワンオフで製作。
内部構造はMGCのモデルガンの構造を最大限に活かしている(=ほぼ
実銃と同じ)。
それでいてブローバックの作動は完璧だ。
装弾数はリアル弾数の10発。実銃と同じ。
本邦初公開の内部機構。
これは7年間非公開のままだったからか、まだ誰もこの個体以外では
ウッズマンのブローバック化に成功していない。外見を一切崩さず、
マガジンストップもセーフティもライブで完璧作動のガスブローバック
のウッズマンは世界中でこれ一丁しか存在しないというのが、何とも
不可解だし、面白くも感じる。
我ながら無茶苦茶カッコイイと思う。
これは永遠の宝物。
ウッズマンのモデルガン化は1973年からずっと待望していた。
アナウンスは1970年にすでに大阪万博の際のMGC広報誌の
ビジェール誌上でされていたが、販売されたのは8年後の1978年で、
実売はずれ込んで1979年初頭だった。
私は実売直後にMGC御徒町サービス部(実質的な本店)で3丁購入して、
すぐに1丁を飛葉カスタムのソードオフバレルに改造した。最初は
紙火薬仕様で発売され、すぐに世界初のキャップ火薬1発で作動する
ブローバックモデルが発売された。
「絶対に改造できない」との触れ込みだったが、私は銃身を飛葉のようにカットして、インナープレートを除去し、
そこに新たにボルトインナーを打ち込み、そのボルトの中心に穴を
貫通させてガス抜きをして、しっかりと火薬でブローバックさせる
構造のモデルガンを作った。
作動は完璧で、たぶん見せたら小林の太さんも驚いたのではなか
ろうか。
デトネーターの工夫よりも、良好なブローバックをする薬室での内圧を
確保するバレルのチョークに苦心した(笑)。
その後、マッチターゲットも購入したが、大学の先輩に懇請され、
マッチターゲットとスポーツモデルの2丁は進呈した。残った2丁は
今でも私の手元にあり、そのうちの1丁をガスガン化したのである。
先輩には進呈というか、「いいじゃん。くれ!なあ、いいだろ」という
感じで強引に持って行かれた(≧∀≦)
このガスブローバックのベースは、その最初に買った私の10年待った
MGCのウッズマンだった。
待った理由は一つ。漫画『ワイルド7』しかない。
主人公飛葉の銃が
ティーンの私は限りなく欲しかったのだ。
普段はMGCの専用ケースに入れて保管している。
世界で1丁しかないので、
ゲームやプリンキングでは使えない。
完全保存の鑑賞刀モードだ(笑)。
この専用箱も1979年当時の物だ。
物持ちいいねえ、おれ(≧∀≦)
それと、なぞ作さんならば、もしかするとスターム・ルガー.22マーク
シリーズもガスブローバック化出来るかもしれない。
彼なら大いにあり得る。
これまで、百式機関単銃の電動ガンやブローニングM1910のガス
ブローバックモデル、ウエブリーのガスリボルバー等々を作って来た。
ただ者ではない。
謎のトイガンを作る謎の男。
本人のプロフィールも徹底的に伏せている。
工作上手なだけにホントの「工作員」とは彼のことかと(笑)。