新型コロナ 善意につけ込み…パン詐取の疑いで逮捕
2020/03/12(木) 11:55 掲載
「コロナウイルスで集まれない子供たちのためにパンを配りたい」。金を支払わずにパンをだまし取った疑いで男が逮捕されました。
自称・旭川市の無職=新妻賢二容疑者70歳は7日、旭川市内のパン販売店で町内会関係者を装い、「コロナウイルスの影響で、子どもたちが集まれず、かわいそうなので町内会の子どもに配るパンがほしい。」「代金はあす一緒に支払う」などとウソをいい、パンをだましとった詐欺の疑いがもたれています。パン販売店の人:「こどもたちが我慢しているところの話を狙ってきている。そこが一番許せない」。新妻容疑者は調べに対し「コロナウイルスがどうのとかは言った覚えがない」と容疑を否認しています。先月から市内では同様の手口による被害が複数確認されていて、警察が余罪を調べています。