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同作は、劇作家の寺山修司が1963年に書いた戯曲を、蜷川幸雄が演出。1960年代、高度成長に躍る日本を舞台に、個性的なスラムの住人たちのドタバタの中で、反体制の視点を象徴的に描いた作品。亀梨は、正義と現実の狭間で苦悩する青年、賢治役を務める。
亀梨は「これまではジャニーズの独特のカルチャーの中、台本、演出、キャスティングもジャニーさんと一緒に作り上げるという、そこでしかやれない絶対的な世界観でやっていました。なので、今回のような、ステージに立つことに特化したポジションに興味があったので、お声掛けいただいたのは本当にありがたいです」とコメント。
今回、蜷川演出の舞台に初めて出演する亀梨。蜷川への印象については「初めてお会いしたのは16歳ぐらいの頃、ジャニーさんから紹介されたんです。蜷川さんが“今度ぜひ一緒に”と言ってくださって、そしたらジャニーさんが“そっちには渡さないよ!”って(笑)」とエピソードを明かした。厳しいことで知られる蜷川演出だが、「蜷川さんだからと言って萎縮せずに、これまで自分が培ってきた所を出せれば良いなと思います。ただ、せっかく新しい環境でやらせてもらえるので、自分で枠にハメてしまうという事はせずに、今までの経験と、新しい事、どちらも消化できればと思っています」と意気込んだ。