宝達志水町に飛来したコウノトリを、同町荻市の酒井一吉さん（７２）、静子さん（７２）夫妻が見つけ、一吉さんが撮影した。

　一吉さんによると、１３日午前中は天気が良かったため、宝達山へ車で向かっていたところ、同町聖川の田んぼにいるところを静子さんが見つけた。

　スマートフォンで撮影を試みたが断念。自宅にカメラを取りに帰り戻ったところ、元の場所にいなかったが、鳥がいそうな場所の見当を付け、自宅から車で５分のところで再発見した。

　酒井さん方の前にある田んぼには、サギやキジなどがよく訪れ、よく眺めているという。かつてトキも撮影したことがあることから一吉さんは「見たのは初めてで、これがうわさのコウノトリかと思った。鳥にとってすみよい環境なのだろう」と話した。（林修史）