「製造元」と「販売元」の違いをメーカーが語りましょう。 | ロハスウォール社長ブログ
新型コロナウイルスに関する情報について

ロハスウォール社長ブログ

100%自然素材でつくる漆喰と珪藻土の製造元ロハスウォール社長の辻が適度に更新するブログです。


テーマ:
今回は「製造元」と「販売元」の違いについて説明します。


他社さまより「漆喰を作って欲しい」とか「珪藻土を作って欲しい」という


依頼がよく弊社にあります。


具体的な会社名は、義務上言えませんが


建築業界に関係ない一般の方でも聞いたことがある有名な会社からもあります。



なぜ、私たちにそんな依頼があるのか


ここで、業界の仕組みを解説しましょう。



化粧品などでもよくあるのですが、


一般にいう「メーカー」でも、


製造元と販売元は違います。


まず、どんなモノでもいいので商品ラベルをよく見て下さい。


「製造元」と「販売元」「発売元」に分かれて表記されていますね。



・「製造元」というのは、文字通り自分たちで作っているところ

・「販売元」というのは、製造元から購入して、販売しているのです。

・「発売元」というのは商品のライセンス契約があればよく表記されていますね。



単純にいうとこれは誰でも販売元になれば工場を持つことなくメーカーになれるといえるともいえるんですよね。


もっというと、最近いろんなブランド(販売元)が多い化粧品業界は


日本では製造元が数社に絞られるとか・・・


(それって、ラベルだけ違って中身は一緒なのかな?よくわかりませんが。詳しい方がいらっしゃったら教えてくださいね。)


また、スズキがつくる日産のMOCO(モコ)という車もそうですね。


自動車のエンジンオイルもそうみたいですね。



私たち辻建材は漆喰や珪藻土の塗り壁材の


製造元ですが、販売元でもあるのです。


まあ、実際に作っているのが社長が率いる製造チームですから間違いありません 笑



そこで私たちが思うに、


実際に自分たちで作っていないのになぜ漆喰の特性を伝えられるんだろう?


と疑問に思うわけです。



ただ、販売だけしているところって間違っている情報を平気で流して


世の中を惑わしているのが非常に悔しいのです。


実際に作ったことがないと本質的なことが言えないのは仕方ないとしますが、


せめて、間違ってないことを伝えて欲しいなあ。






俯瞰図から見える IoTで激変する日本型製造業ビジネスモデル/大野 治

¥価格不明
Amazon.co.jp