僕はAKB48に人事部を作りたい #シアター型勉強会 #面白法人カヤック

カヤック人事部のみよしです。

AKB48には人事部があったほうがいいんじゃないかな？いや、作りたい！と思っています。だって、よく考えてみてください。

• 300人以上が集まる集団である
• 新卒採用（＝オーディション）をやっている
• 各自売上の目標などがあったり、毎回評価がされる

もうこれってほぼ会社じゃないですか？この規模の会社だったら組織戦略なり人事なりを考えると思うんです。この規模の組織なら、必ず組織制度と育成理論が必要で、それがないとどれだけマーケティングや商品が良くても潰れるって思うんですよね。だから、AKBがこれからさらに10年続くには、マーケティングや商品開発と同じくらい組織戦略が必要なのでは？それが今まで20年安定的に続いたアイドルがいない原因（モーニング娘。は続いてるけど）だと思うんです。

だから、AKB48には人事がいたほうがいいと思っています。そこで、カヤックの人事制度（育成制度）を導入して、次世代を育てるという新しい試みはどうですかね？っていう話とかを今回の勉強会では行います。

AKB48に人事部ができたらどうなるの？

「いた方がいい」だけだと意味不明だと思うので、もう少しちゃんと書きたいと思います。個人的に感じているAKB48の組織的な側面での課題を挙げてみます（あくまで個人の感想です）

• 次世代エースと呼ばれる存在がきちんと育成できていない
• 休職する人が増えてきてきた
• 退職率（卒業率）が増加してきている
• 選抜（メンバーの評価）が固定化されてきていて、下の人達のキャリアやモチベーションが出てこない
  

最終的には費用対効果の問題になってくるとは思うのですが、僕の個人的な意見として、AKB48は最初の10年は事業戦略（マーケティング）で国民的アイドルになることができましたが、これからの10年は組織戦略が必要だと思っています。

とかいう話をおりまぜつつ、アイドルのことがまったくわからなくてもわかるように、かつ、人事視点ではどういう意味があるのかの解説を行いますので、ご安心ください。

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シアター型勉強会とは？

勉強会の課題を「人事同士の情報交換より、社員の話を聞くべきという結論になった話」の記事でかきました。少人数で問題意識が似た人と議論した方が、いろいろ学びはある。でも、ある程度人数集まった方が、新しい出会いとか機会はあって、それはそれで面白い。その両立方法はないのか！！みたいなことを考えていました。

今回は「少人数の濃い議論」をステージ上で行います。その人達は、周囲で聞いている人達にわかりやすく話すことは意識しません。その代わりに、それらの議論の解説を実況と解説者が、その場で行っていきます。そうすることで、誰にでもわかりやすく、かつ、学びが促進されるのではないか？という仮説から、この新しい勉強会の形式を実施しています。（将棋番組のように対局と解説が切り替わりながら放送されるイメージです）

イベント詳細

時間
受付開始…19：15
前説…19：25
開始…19：30
※前説があるので5分前にはお集まりください

場所
渋谷ホール
東京都渋谷区桜丘町15-17 NKG東京本社ビル 5F

出演者
テーマについて話す人…カヤック人事部 三好／浜岡(カヤックOB）
実況解説…カヤック社外人事 神谷俊、佐藤征潤（AKT秋田テレビのアナウンサーからカヤックに転職してきた企画部の社員）

勉強会の様子