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奴隷娘の大逆転 作者:逆辻 可愛

奴隷娘が暗殺組織に拾われるまで

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番外編、闇の国の総統的なやつpart1

皆さん本当にお久しぶりです!そしてごめんなさい!

ここフォースグラントは有史以来沢山の戦争が行われてきた。


その理由としてはまず民族の多さが上げられるだろう。まずは人族、亜人族、そして魔族である。その人族の中にも系統があるし、亜人族となればそれは尚更顕著である。また、姿形は人族達と似ていても色々と生活が違う魔族達。それがオーストラリアとさほど変わらない面積の大陸にひしめきあってるのである。


二つめの理由としては地理的条件が上げられるだろう。フォースグラントよりも圧倒的な広さを誇りながらも人が暮らすには適していないビックグラント。また、このフォースグラントの幾つかにも魔素泉と呼ばれる魔素の発生地があり、その周囲には高濃度の魔素が存在している。この2つは決して人間が住めない訳ではないが、魔素の影響によって独自の進化を遂げた魔獣やそもそも作物が育ちにくいということもあるため人は住もうとしない。


この2つの主な原因によりこの大陸では戦争が起き続けているのである。しかし、現在は上の2つに上げたような問題は皮肉にも解消しつつある。数十年前行われた戦争により、多数の亜人種は魔人種がビックグラントに渡り、またフォースグラント内にも民族同士の協和が進められたためである。




しかし、それだけで終わらないのがというものだ。そして、今この大陸に再び戦火が舞い降りようとしていた。


ー闇の国ー

闇の国の総統であるガナブノは首都ノルンヘルムの最古の城でありながら、最固の城であり国の中心であるクロナワの椅子に座っていた。


ガナブノは生まれながらにしての天才であり、天災・・であった。ガナブノが生まれた時、闇の国はあの戦争から約40年が経過していた。しかし闇の国では当時未だに国際社会からは孤立し、国自体は貧しく、上流階級が国を牛耳り、都市は荒れ果てていた。

闇の国の領地には多くの魔素泉があり、もともと作物が育ちにくく、他国との交易などで食物を得、代わりに魔獣の毛皮や、狩場の提供などで国の財政を成り立てていたがあの戦争以来貿易は小さくなった。


また、あの戦争が1人の独裁者によって行なわれた戦争であるというのもこの現状を作り出した原因であった。独裁者が死んだ後、戦争の責任はそいつ1人であると貴族たちが逃げの算段をうち、その結果として40年経つにも関わらず貴族たちだけで政治をし庶民の生活には大きな戦争の爪痕が残されたままだったのである。


そんな時代ガナブノが生まれたのは当時の上流階級の一つ貴族の家であった。しかし、貴族とは言っても没落ギリギリの下位貴族、そしてあの独裁者の血を引く家系の貴族であった。

例の独裁者の家系はあの戦争以来没落を強いられた。そして今では他の貴族の顔色を伺う下賤な貴族に成り果てていたのだ。


しかし、その家系に希望とも言える天才が生まれた。いや、当時の貴族界からしたら天災・・と言えるかもしれない、その名はガナブノ、幼くして憑依術、召喚術を習得し、知謀は優れ、体術や剣術にも優れ、そして何よりもカリスマ性があった。本人自体にも国の頭をとりたいという、上昇志向が強かった。


しかし、このガナブノに強い反感を持ってた輩がいた…そう、ガナブノの両親である。

彼らは、名を上げていくガナブノを疎ましく思っていた。他の貴族との折り合いをつけ顔色だけを見ている彼らにとってはガナブノは邪魔な存在であり、また彼らはガナブノよりもその弟であり、両親の言うことを素直に聞くイエノブを可愛がっていたこともある。

そんなガナブノがそれでも自分を高められたのは、ガナブノの家の長である祖父の存在が大きかったのかもしれない。




しかし、その後ガナブノは今の自分作り上げることになる決定的な出来事にあうのだった…






前書きでも書きましたが本当に皆さんお久しぶりです。

そして本当にすみませんでした!作者です。

約半年ぶりの次話投稿となって本当に申し訳無さでいっぱいです。

これからは月1回は必ず投稿できるよう頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします!


さて、今回と次回はこれからこの物語を大きく動かしていく闇の国の総統ガナブノさんの話となります。ミズキちゃんの出番はもう少し先になります、すみません。

少しリハビリのつもりで書いたので誤字脱字が多いと思います、指摘してくださると嬉しいです。


また、感想、批評大歓迎なので是非書き込んでいただけると幸いです。


これからも応援お願いいたします!

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