小田原市立病院が立て替えになることを皆さんご存じでしょうか?
現状の小田原市立病院は、昭和56年(1981 年)建築基準法の改正による新耐震基準に適合していますが、建設後 35 年 以上 が経過しており、壁面のひび割れ、配管や機械設備の老朽化等の物理的劣化が進んでいます。また、たび重なる増改築の結果、集中治療室や救急部門、検査部門が分散していることによる人員や設備の非効率な配置、施設の狭隘化といった社会的劣化も進んでいる状況にあります。
こうした状況を踏まえて、できるだけ早期に小田原市の新病院建設事業を進めていきます。
- 小田原市 新病院建設事業
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/hospital/outline/saiseibi.html
小田原市立病院は老朽化しており、建て替えが必要とされております。小田原市民の皆さまは市立病院の建て替えについてどうのように思いますか?今のまま建て替えるだけ急いで行うか?建て替えに合わせて立地や機能などについて見直すか、たくさんの議論があると思います。
そう、市民の中ではたくさんの議論があるんですが、市長は市民意見を聞かずにちょとす猛進に現地現状で建替えを進めているようなのです。
いつの間にか、現地建替えを決定して発表していることに驚きを隠せませんでした。。。
肝心な市長の方向性についてですが、H29年3月に策定された小田原市立病院経営改革プランというものを掲げており、こちらの計画に従って医療改革・収支改革などを行っていくということです。
現在の病院経営の実態は非常に悪く20億の負債があるようです。プランが作られたH29年度までの収支をみても単年度で1億近い赤字を垂れ流した状態のまま続いています。何故かH32年度、つまり令和二年度は黒字化される予測をたてられていますがこれは市長選挙の年だからでしょうか?根拠がなんなのかよくわかりません。
プランにも度々出てきてはいるものの、救急患者の受け入れもほぼできていない状態と聞いています。地域機関病院の役割を果たせていないのではないでしょうか?救急車を受け入れる場所として現在の立地で本当に良いのかも疑問しかありません。
消防と救急が市役所内にある不思議。
危機管理ができていないのは、過去の酒匂川についてのブログも読んでいただき、ご理解いただければと思います。
加藤憲一市長は危機管理がまったくできていない。そして対策するつもりもない。