こんにちは。昨晩のクレージージャーニーは見られましたか?J-HIP HOPでいまもっとも勢いがあるといわれる、神奈川県川崎市のレペゼン池上町、BAD HOPが出演しましたが、メンバーみんなの経歴もビックリでしたが、それよりも出身地の川崎市池上町にビックリしました!今の日本にこんなまちが残っていたとは。。。早速調べてみました!
BAD HOP
今夜、23時58分からBAD HOPが
”クレイジージャーニー“に初登場
2週連続で出演いたします
TBSテレビ(6チャンネル)
是非ご覧下さい!#BADHOPWORLD#クレイジージャーニー
神奈川県川崎市を拠点とする、8MCによるヒップホップ・クルー。
双子であるT-PablowとYZERR を中心に、Tiji Jojo、Benjazzy、Yellow Pato、G-K.I.D、Vingo、Barkのメンバーで構成される。
pic.twitter.com/8hOogvhyO5【岩瀬兄弟】前歯を10本失った不良伝説-小中学校・少年院時代編【完全版】https://badhoppress.com/2win-schoollife/ … #BADHOP
T−PablowとYZERRはそれぞれ「高校生RAP選手権」での優勝経験を持ち、T-Pablowは現在テレビ朝日系列「フリースタイルダンジョン」に初代モンスターとしてレギュラー出演していた。まさに、ここ数年の日本語ラップ・シーンを牽引してきた存在だ。
一方、彼らの地元である川崎の工業地帯である池上町は「日本で一番空気が悪い場所」とも言われ、BAD HOPのメンバーも幼少の頃から特異な環境の中で生活を送ってきた。2015年11月には彼らの日常に迫った映像メディアVICE JAPANによるドキュメンタリー・ムーヴィー「MADE IN KAWASAKI」が制作され、彼らへの注目度は上がっていく。
2016年3月には『BAD HOP 1 DAY』をネット上で無料DLのミックステープとしてリリース。その中に収録されたT-PablowとYZERRによるシングル「Life Style」のMVは現在Youtubeでの再生回数が約1100万回を誇り、彼らの勢いの強さを見事に裏付けた。
2016年9月には『BAD HOP ALL DAY』を発表。無料配布CDという形態を取り、ゲリラ的に日本全国のアパレルショップやレコード店に配布された。取り扱い店舗には開店前から行列が出来、ネットークションでは高値取引されるなどの事態を起こしつつ、発表後わずか1か月で1万枚以上を配布。BAD HOPの存在感をより一層全国に知らしめる形となった。
2017年9月には初の全国流通となるセカンド・フルアルバム『Mobb Life』をリリース。
このアルバムはiTunes総合チャートで1位を獲得し、その後行われた初の全国ツアーである『Mobb Life Tour』も見事大成功を収めるなどBADHOPの名を一躍日本全土に轟かせた。
2018年4月にはZepp Tokyoにてワンマンライブ「BAD HOP HOUSE」を主催。販売当日に前売りチケットが完売するなどインディーズのHIP HOPアーティストとしては異例となる3000人以上を動員し、大成功を収めた。その後発表したEP 「BADHOP HOUSE」もiTunes総合チャート1位を獲得するなど、その人気を不動のものとしていく。
そして2018年11月13日、初となる日本武道館でのワンマンライブ”Breath of South”を開催。
異例となる3ヶ月を切った状態での開催決定にも関わらず、チケットは約3時間で完売。
告知からステージング、演出までの全てをメンバー自らがDIYでこなしていき、約8000人の動員数を記録する大成功を納めた。
川崎から<20代のリアル>をラップに乗せて発信し続けるBAD HOPは今や、日本のシーンにおける一大ムーヴメントとも言える。常識では考えられないようなスピードで次々と新しい記録と歴史を築き上げている彼らの躍進は続く。
凄すぎます!
レペゼンとは?
「レペゼン」はヒップホップ用語で「~を代表する。」という意味です。英語では”Represent”と表記されます。ラッパーの方はご存知の方も多いかもしれませんが、一般的にはあまり知られていない単語だと思います。僕も知りませんでした。。。
「レペゼン」は組織や地域の代表を意味する言葉で、「レペゼン大阪」「レペゼン◯◯高校」のように、組織名や地名などとともに使用されます。英語では“I represent Osaka.(私は大阪府を代表しています)”といった表記になります。
ただし英語のrepresentには、「公的な」というニュアンスが含まれます。選挙や投票などで、正式に代表として選ばれた場合に使用される表現なのです。
一方カタカナ語のレペゼンは、Youtubeなどで人気のDJグループ「レペゼン地球」のように自称としても使われます。
レペゼン池上町、BAD HOPとは池上町を代表するBAD HOPという事ですね!
川崎池上町はスラム街?
この池上町というのは日本鋼管(現・JFEスチール)の土地になります。
時代は満州事変のころになります。
歴史の授業でも習っている通り、当時日本は強国と戦っていたわけで、その戦うためには物資が必要。川崎は軍事生産の拠点でもありました。生産するには人が必要。そのため朝鮮人が川崎に来て日本鋼管で働くようになったのだとか。今でもそれが強制だったのかそれとも任意だったのかで揉めているヤツです。
日本鋼管で日本人とともに朝鮮人もそこで働く。働くためには住まいや飯場が必要。そのため敷地内には居住スペースが設けられ、寄宿舎などが軒を連ねていたそうです。
しかし日本は先の大戦で敗退。軍事産業の必要は無くなり、日本人従業員も減りました。従業員は田舎に帰る、地元に帰っていったのでしょう。ただ、そこに残った朝鮮人がいたわけです。その人たちが空き家になった家を不法占拠、スラム街へと変わっていったそうです。
こんな歴史があったとは知りませんでした。。。
不法占拠ですので行政サービスはありませんでした。当時は水も電気も下水もない状態だったのだと思います。でもそれは当時の話ではなく現在も上下水道の整備がすべてに行き届いていないのだとか。また戦後から区画整理がされていないため、昭和のままの街並みです。
「池上町には、戦前・戦中は京浜工業地帯で働いていた労働者の飯場や寄宿舎が並んでいた。
1945(昭和20)年、敗戦とともに日本人の従業員が郷里に帰り、空き家になっていた所へ、それまで各工場内の寮などに収容され、強制的に働かされていたりしていた朝鮮人が住むようになった」「おおひん地区(川崎市臨海工業地帯に存在するコリアタウン)の中でも池上町の朝鮮人の居住割合は高い1990(平成2)年、川崎市内に在住の在日韓国・朝鮮人は約9000人、半数強は京浜工業地帯の南部に集中する」
「池上町の土地(約54ヘクタール:約54万平方メートル、横浜スタジアム約20.6個分)は、大部分が日本鋼管の所有地であり、多くの居住者が歴史的な過程から、地権者との契約関係もなく土地を占有している」
「池上町では1990(平成2)年の段階で52%(居住者947人中494人)を占めている。1990(平成2)年の国勢調査によると、一世帯あたりの延べ面積は約55平方メートル、住宅合計161、戸数456、人口密度300人/ヘクタールである」
「制度的に『朝鮮人強制連行』とは、1939(昭和14)年に国家総動員法に基づいて作られた、『朝鮮人内地移送計画』のこと。動員されたほぼ2倍が自らの意志で日本に渡ってきた。
朝鮮では徴兵・徴用が適応されていなかったので若い男性の労働力が、高い賃金を求めて内地渡航者を生み出した」などとある。「強制連行」には複雑な背景があるようで、人による歴史認識の違いなども、池上町の問題を複雑にさせているのかもしれない。
行政としても、どうにかしたいと思っているようですが住民と折り合いがつかないそうです。
「川崎市は、今まで長期にわたってこの池上町の問題に取り組んできました。職場の先輩の話によると『解決に向かいそうな機運が高まる時があるものの、住民が同じ意見でまとまらず、具体的に展開が難しい』といっていました」
「上下水道、緊急車両が入れる道の整備などのためにも区画整理などを行うと良いのですが、それには土地の所有者や住民の意見の一致が必要なのです。しかし、お互いの土地の区分がはっきりせず、隣地の境界がはっきりしない、など権利関係が輻輳(ふくそう)しているためそれが難しくなっているようです」
「また区画整理などを行うと、公道の幅を広く確保するため、従前の土地よりも狭くなってしまう可能性があり、それを嫌がる住民もいるのかもしれません」
「土地の所有者は人がいなくなった廃屋に対しては、立ち退いて家屋まで処分してくれた土地には、これ以上新たな住居などを増やさせないようにバリケードを張ったりして対処しています」と答えてくれた。
大阪の西成あいりん地区以上ですね。。。
池上町の有名な場所
焼き肉店・道飛館(どうひかん)
ドラマ『GOOD LUCK!!』で有名になった、釣り船「つり幸」
映画『小川町セレナーデ』のロケで使われたコインランドリー
本当に色々な意味で有名な土地だったようです!
まとめ
BAD HOP(クレイジージャーニー出演)出身地/川崎池上町はスラム街?について記事にしました。本当にこんな街がまだ日本に残っていたのにはビックリしました。



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