みなさんこんにちは。
よく晴れた日の空気が、 日に日に夏のにおいに変わってきていますね。
あんまりいい天気の日には、 仕事なんか早く片付けちゃって
遊びに行きたいぜ!な気持ちがムクムク。
さて前回に引き続き、
今回もアクティブな初夏にぴったりな
カレーをお届けします。
第二弾は、
むきえびと切り身の魚を使った
「シーフードカレー」
「Caril de Peixe」 です。
今回はココナッツミルクを加えてまろやかに仕上げます。
辛さはトッピングの青唐辛子にお任せ。
唐辛子のトッピングは
ポルトガルスタイルってわけじゃなく、
単に私の好きな食べ方。
私、青唐辛子が大好きなので、
夏は何かと刻んだ青唐辛子をパラリとかけるんです。
生のままはもちろん、
炒めても辛さと風味が楽しめておすすめですよ。
ちなみにポルトガルにも、
ココナッツミルクを使うカレーレシピはあります。
ただ、これがポルトガルのオリジナルカレーだぜ!という感じかというと、
ちょっと違うかも。
インドとかあっちのカレーがおいしいから、
真似っこしているうちにいつの間にかレギュラー化していました、
という感じかと思います。
ココナッツやココナッツミルクを使うのは
こしょうやその他の香辛料と同様
大航海時代に東南アジア方面から受けた影響だと思うのですが、
ポルトガルでは菓子に使われたりもしていて
比較的馴染みのある食材。
独特のコクと甘味が魅力です。
ココナッツミルクは、
スーパーなら缶詰売り場やアジア食材のコーナー、
最近だとカルディなどの輸入食材店で簡単に手に入ります。
では
「シーフードカレー」
早速作っていきましょう。
材料(2人分)
・むきえび 8尾
・めかじき(なければ白身の魚) 1切れ
・トマト(完熟) 1個 ・玉ねぎ 1個
・にんにく 1片
・しょうが 1片
・カレー粉 大さじ2 +適宜
・ココナッツミルク1缶(400㏄)
・青唐辛子、塩、こしょう 油 水 各適宜
まず材料を切ります。 玉ねぎ(1個)、にんにく(1片)、しょうが(1片)はみじん切りに、トマト(1個)はざく切りにします。
むきえび(8尾)は背に切れ目を入れて背ワタなどの汚れを取り、めかじき(1切れ)はひと口大に切ります。ともに塩、こしょう、カレー粉(各適宜)をふってしばらく置きます。
鍋にサラダ油を熱し、
むきえびとメカジキを並べて両面をさっと焼きつけて
取り出します。
鍋底においしいおこげが残るのでそのまま一度火を止め、
そこへたまねぎ、にんにく、しょうがを入れ、
野菜で鍋のおこげを絡め取り、
お鍋がなんとなくきれいになったら再び弱火にして、
ふたをして野菜が透きとおるまで数分蒸します。
さらにトマトとカレー粉(大さじ2)、塩、こしょうを加え中火で炒めます。
トマトの水分が出て、
全体がもたっとしたペースト状になるのが目安。
そこへココナッツミルク(1缶)を加え5分ほど中火で煮ます。
水分を飛ばすイメージで、
ときどき混ぜながらふたなしで煮ます。
ル―が落ち着いてきたら
最初に焼いたむきえびとメカジキを加えます。
ときどき全体を混ぜながら、
15分ほど弱火で煮て完成。
器にごはんと一緒に盛り、
輪切りの生の青唐辛子やレモンを添えて
辛みや酸味をプラスして下さい。
その方が、カレーに変化が出て楽しいですよ!
ごはんは押し麦や丸麦などの雑穀を半分ぐらい加えて、
パラッとした食感にするのもおすすめです。
ビールが合うのは書くまでもないことですが、
私は冷えたロゼや白ワインと合わせるのも好き。
たっぷり作って、
週末にカレーパーティなどいかがでしょう。
さてさて、次回は何を作ろうかなあ。
まずはこのカレーを食べちゃってから考えますね。
いただきます!