cakes読者のみなさま、こんにちは。
GW明けで忙しかった今週。遅く起きた休みの日、お腹が空いて冷蔵庫を開けたら、じゃがいもが2個だけ。買い物行く暇なかったからなあ。そんな時こそ、じゃがいものガレットを作る絶好のチャンスです。香ばしい香り、かりかりの食感。じっくり揚げ焼きされたじゃがいもが、おいしくないわけがありません。
では、じゃがいもでパパッと作っていきましょう。
Menu do dia 本日のメニュー
材料 1~2人分
じゃがいも 2個
オリーブオイル 大さじ1/2
バター 大さじ1
塩 適量
黒こしょう 適量
つくり方
じゃがいもは皮をむき、できるだけ細く千切りする。スライサーがラクでおすすめ。包丁で切るときは、薄切りしたものを右に倒して並べ、端から切っていく。切り口のでんぷんが、焼くときにじゃがいも同士をくっつける役目を果たすので、切ったあとは絶対に洗わない。
切ったじゃがいもをボウルに入れて塩、こしょうをふって混ぜる。
フライパンを中火で温めてオリーブオイルをひき、じゃがいもの半量を厚さ1センチ程度に丸く広げ、周りにバターを散らす。
ふたをし、中火弱でこんがりするまで焼く。火加減にもよるが、5~7分ぐらい。この間、じゃがいもをさわらないのもコツのひとつ。焦げ具合が気になる人は、途中ふたを開けて香りで確認する。
片面がこんがり焼けたら反対に返し、同じように5~6分焼く。ここでバターを追加すると、さらに香ばしく仕上がる。焼けたら食べやすく切り、器に盛って完成。
今回この料理に合わせたワインはこちら。「ガルディアン ヴィーニョ ティント」
これは私の好きな赤のひとつ。グラスに注ぐとかなり濃いルビー色にびっくりしますが、色に反して味わいはなめらか。ほんのりスパイシーなニュアンスもあり、やさしい渋味の余韻も楽しめて、飲み飽きない赤です。自然な環境で育てたオーガニックぶどうを足踏みで破砕後、自然酵母で発酵。フィルタリングなしでボトルに詰めるので、最後の方には見事な澱が溜まっています。私はその澱を確認しながらボトルを空けるのが好きです。生きているワインを飲んだ証のように感じます。ユニークな造りのためあえて格付申請せず、自由な発想で造られたテーブルワインという名の逸品。ドウロ地方のワインです。
それでは、かりっと香ばしいじゃがいものガレットと、ポルトガルのオーガニックな赤で、良い週末を!
ポルトガルワインと料理を楽しめる夏のイベントのご案内
「あなたと旅するポルトガル ワイン&フード2018」VOL.2
6月23日(金)18:30~20:30
テーマ:夏気分を先取り 気分上向くワイン
ヴィーニョヴェルデ、白、赤、自然派、エシュプマンテなど、 香りや酸に特徴のある、個性的なワイン8種を味わえます。
場所:IDEÉ CAFE PARC(東京ミッドタウン3FのIDEE店舗隣)
内容:ポルトガルの食文化・ワインに関するショートセミナーを開催。
その後テーマに沿ったポルトガルワイン8種の試飲と、 ポルトガルを感じる軽いおつまみをポルトガルの器でご提供します。
定員:着席20名様 会費:6000円(税込)
申し込み:私宛メール、または03‐5413-3454(IDEÉ CAFE PARC)
2018今後の予定
VOL.1 5月23日(水)満席キャンセル待ち
VOL.3 7月18日(水)盛夏を楽しむ 緑のワイン
白、赤、ロゼなど、さまざまなタイプのヴィーニョヴェルデを味わえます。
VOL.4 8月5日(日)ポルトガルワインサマーフェスティヴァル2018
1回目 13:00-15:00 2回目 16:00-18:00
50~80種ほどのポルトガルワインをすべて試飲・購入できるイベントです。
VOL.5 9月19日(水)夏の終わりを楽しむ 味わい豊かなワイン