猛暑を乗り越えるさっぱりシャキシャキの「レモンレタス柚子胡椒麺」

cakes読者のみなさま、こんにちは。

こうも毎日どうかしてる級の熱さが続くと、人間って何を食べたいのか分からなくなってきますね。仕事終わり、早く帰って冷蔵庫をがばっと開けて、まずはよく冷えたビールを飲みたい、それだけは確か。でも、つまみはどうしよっかな、っていうか夕飯どうするよ、のまま思考停止しちゃいます。

こんなときは、麺です。こういうときこそちゃちゃっと作りましょうよ、家にあるもので適当に。切ったり炒めたりと手を動かして料理していると、仕事のこともちょっと忘れて、気分転換になるし。

ということで、今回からしばらくは酷暑スペシャル。ポルトガルワインのご紹介もちょっとだけお休みして、酷暑のおつまみ麺をお届けします。さかのぼると4年前にも、猛暑のおつまみ麺と題して「汁なし担々麺」「中華風和え素麺」「明太ペペロンうどん」をお届けしていました。こちらのレシピも、ぜひ活用ください。やっぱり暑いときは、ご飯よりも食べやすい麺料理が欲しくなるんですよね。

1品目は、柚子胡椒とレモンをメインの調味料に使ったこちら。

具は豚肉とレタスだけ。そのぐらいのシンプルさが気分です。食感の主役は軽く炒めたレタス。豚肉はカリッとするまで焼くと、香ばしさが出ておいしくいただけます。口いっぱいに頬張って、レタスのシャキシャキと豚肉のカリカリを楽しみながら、わしわし食べる感じ。柚子胡椒は、酒に溶かしてソースのようにしてから加えると、全体に絡まりやすい。冷蔵庫の奥の方で眠りがちな柚子胡椒があれば、出番到来です。レモンをたっぷり絞って仕上げる、酷暑に最適な1皿です。

では、ぱぱっと作っていきましょう。

Menu do dia　本日のメニュー

「レモンレタス柚子胡椒麺」

材料　大盛り1皿分
豚バラ薄切り肉（または豚こま切れ肉）　80ｇ
素麺　2束
レタス　3枚
レモン1/2個
柚子胡椒　大さじ１
酒　大さじ2
顆粒鶏ガラスープ　小さじ2
塩　適量

つくり方

素麺は袋の表示通りに茹で、流水でぬめりを落とすイメージでよくもみ洗いし、できればさらに氷水で麺を締めてから、水気をしっかり切る。こうすることで、麺にコシが出て食感が格段に上がる。

ちなみに、素麺は多めに茹でて使わない分を小分け冷凍しておくと、次から麺を茹でる手間が省けてラク。私は一度に6束ぐらい茹で、使わない分は1束分ずつラップに包んで冷凍しています。

小さな器に柚子胡椒と酒、顆粒鶏がらスープを入れ、しっかり溶かし混ぜる。

フライパンに豚肉を広げて軽く塩を振り、中火でじっくりカリカリになるまで焼きつける。豚バラ肉の溶けた脂で豚肉を焼くイメージ。その間にレタスは大き目にちぎっておく。

肉がカリカリに焼けたら茹でた素麺を加え、柚子胡椒ソースを全体にかけ、しっかり炒め合わせる。ここで一度味を見て塩で調える。

さらにレタスを加えてさっと炒め合わせたら、すぐ火を止めてレモンをたっぷり絞り、軽く和える。レモンといえば、前回の蒸し鶏でもお伝えしているレモンあるあるですが、絞ったときに落ちてまぎれ込んだ種をうっかり食べると、苦みが凄くてテンション下がる異物感なので、種はみつけ見つけ次第ちゃんと拾いましょう。

レタスはしゃきしゃき感を残したいので、炒め過ぎないように注意。余熱で和えるだけでもいいぐらいです。レモンの酸味がたっぷり、柚子胡椒の切れの良い辛さでビールもすすみます。

それでは、柚子胡椒とレモンをたっぷりきかせた麺で、ピリッと爽やかな週末を

ポルトガルワインの試飲と購入ができる夏のイベントのご案内
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