ひき肉パックの上で作れるパティを新開発
ひき肉をこねたあとのボウル。
あれ、白い脂がギトギト付いて、冷たい水で洗うと固まって……洗うのがめんどくさいですよね。
でも、このハンバーガー、ひき肉のパック上でパティが作れるんです。
だから、あのボウルと遭遇しなくていい!
しかも、フォークとペーパータオルを駆使すれば、手もほとんど汚れない。
そんな、パティにまつわるネガティブな側面をすべてクリアした、スーパーでスペシャルなパティを新開発しました。
しっかりこねなくても大丈夫かって?
大丈夫どころか、逆にそれが、「あらびき感」を生み出すのです。
肉の不ぞろいなごろごろ感と、ジューシー感が現れて「肉!」をとことん感じられるパティです。
「いやいやそもそも、ハンバーガーって買うもんでしょ?」
「そもそもハンバーガー作ること自体だるいわ」
はい、それなら買ってきてください。
しかし、「家で本格ハンバーガーを食べる」というのが、いかにすばらしいことか!
買ってきたハンバーガーは、バンズが水分を含んでふんにゃりと頼りなく、バンズにソースが染みすぎていたり、パティが冷めて固くなっていたり……という残念なケースも多々起こり得ます。
「じゃあ外で食べてくるよ」とおっしゃるあなた。ほんとうに、外で、思い切りハンバーガーのおいしさを味わえると言い切れますか?
きっと、デートでハンバーガーを食べたことのある方ならおわかりでしょう。
気づくと手にソースがこぼれおちてるもの第一位、ハンバーガー。
かぶりついてるときの顔を見られたくないもの第一位、ハンバーガー。
かといって、ちまちま食べてもおいしくないもの第一位、ハンバーガー。
しかし、家なら誰も見ていないので、思い切り大口を開けて頬張れるのです。
顔の筋肉をたくさん使うので、なんやかんやあって、美肌になれるかもしれません。
よけいな洗い物からも、人の目からも解放されるこの充実感。ということで、家ハンバーガーにはメリットしかないこと、おわかりいただけたでしょうか?
では、そんなハンバーガーの作り方をご紹介します。
材料(2個分)
A牛ひき肉…300g
小麦粉…大さじ1・1/2
塩、粗びきこしょう…各小さじ1/3
Bケチャップ…大さじ2
中濃ソース・粒マスタード…各小さじ1
・大きめの丸パン…2個
・トマト(1cm厚さの輪切り)…2枚
・玉ねぎ(薄切り)…30g
【作り方】
①ひき肉のパックに、Aを入れ、フォークで1分混ぜて、二等分にする。
②1つずつペーパータオルの上にあけ、直径10〜12cmの円形にする。
③フライパン(26cm)に油(小さじ1)を30秒中火で熱し、パティを入れる。
4~5分、返して4~5分焼く。
④パンは厚みを半分に切り、軽くトーストする。
⑤パンにパティをのせ、Bのソースを適宜かけ、トマト・玉ねぎをのせてサンドする。
これで完成です。
特別なバンズを買わなくても、コンビニなどでも買える丸い形のパンがあれば、それを半分に切って使えます。
さあ、できたてを思いっきり頬張ってください!
いろんなバーガーに応用しよう
てりやきバーガー
大人気のあの味。焼いたパティに1:1の砂糖としょうゆを煮詰めて絡め、マヨをたっぷり。
ダブルチーズバーガー
ハンバーガーというよりは、ほぼ手づかみの肉。お腹のすいた若者が家にいるならこちら。
ベーコンレタスバーガー
レタスのシャキシャキと、ベーコンの燻製感が、お店っぽさをさらに高める。
食パンバーガー
丸パンもバンズも手に入らない。そんなときはこれ。食パンの甘みで肉がさらにおいしく。
どんなパンを使っても、パティがめちゃくちゃにおいしいから、とにかく食べごたえばつぐんです。
どうぞ今度の休日に、お試しください。