遷移アニメーションの重要性

もしアニメーションがないとどうなるのか

アプリの遷移アニメーションはあることが当たり前になっていますが、もしも遷移アニメーションがないと、ユーザーはただただストレスになります。
アニメーションのない無機質な遷移は待ち時間を長く感じさせ、画面から目を離したくなります。

ゲームに遷移アニメーションは必要になるので、遷移アニメーションがあることでどんな効果があるのかを以下で考えてみます。

理解を助ける

アプリの遷移アニメーションではUIで表示されている内容をわかりやすく伝えることも含まれています。
gifでは暗転して次のページへ遷移しました。
暗転というアニメーションが入っていますが、実はリストが下まで伸びている場合は気が付かないかもしれません。

そんな時は、リストが下にも続いているということをUIアニメーションで教えてあげられると、ユーザーもスクロールできることに結びつくので、指で上下にスワイプをしやすくなります。

体感時間を短くする

ボタンを押した瞬間ブラックアウトし、次の画面へ移動する時もぱっと現れると暗い画面が長く感じ、ストレスになりやすいです。

遷移時にアニメーションを入れることで同じ時間の遷移でも遷移した時間の間隔を和らげることができる（gifだとわかりにくいかもしれないです・・・）

現実に引き戻される瞬間をなくす

無機質な遷移は世界観へ没頭することが困難になります。
ブラックアウトやバツッとした切り替わりによってゲームから思考が一瞬切り離されることになり、夢中になってプレイができなくなります。

楽しくゲームができる

これに尽きます！
遷移アニメーションで世界観を伝えるようなアニメーションにすることで、ゲームの世界に没頭でき、待ち時間のストレスを軽減、はたまた待ってる感覚すらないかもしれないです。
そして次にどんなアクションをすればいいかがわかるように手助けしてくれるアニメーションが入ることで、ゲームをストレスなく遊べるようになります。
遷移アニメーションが見ていて楽しい、ゲームの一部として動くことが理想です。

Loading…やConnecting、Downloadingの待ち時間が遷移アニメーションにより、少しでもゲームへ没頭できるように作り込むのが腕の見せ所ですね。

遷移アニメーションがなくても良い例外もある

例外的ですが、webは次のページへ遷移する時、読み込みが遅いと上から順々に画像が表示されます。
これは目的が文字を読む、画像を見ることが目的で、世界観がないのでまだ許せます。
むしろ冒頭を最速で見せてくれる分、読み手の願いを最速で叶えるので遷移アニメーションが不要になるパターンです。
遷移アニメーションがない方が良いパターンもあるので、アプリもユーザーの目的がお知らせを読むことや、ゲームと切り離された内容を見るときには遷移アニメーションは不要になることもあります。

さて、次は何を書こうかな。ローディングについて書こうかな。

ここまで読んでくださりありがとうございました！
ご意見ご感想はお問い合わせホームから、またはTwitterからお願いします！
Twitter：@takayuP4