最後に

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皆さまこんばんは。


名残惜しいのですが、備忘録  未来予想図をもちまして、このブログは一旦の区切りとさせていただきます。



皆さま最後までお付き合いいただきありがとうございます。



無事、最後まで妻の生きた記録を残すことができました。








未来予想図でも書きましたが、これから何年何十年と、きっと色々なことがあるでしょう。



嬉しいこと、悲しいこと、人生ですので楽しいことばかりではないと思います。



今でも妻の事を思うと涙がでます。



でも、そういう時には、この文章を読み直して、もう一度前を向いていけたらと思っています。



そして10年後、20年後、50年後にも幸せな人生だったと思えるように。



明るく前向きに、時に悲しみ、それでも強く、ひたむきに生きた妻に笑われないように。。



そして、妻の分まで人生を楽しもうと思います。









そして、突然なのですが、しばらくしたらこのブログの全ての記事を非公開にしようと考えています。



今までアメンバー申請していただいた方には申し訳ないのですが、一旦削除させていただきました。



これからアメンバー申請される方には申し訳ありませんが、申請はお断りさせて頂こうと思います。




妻のブログからの読者の方々には夫が勝手な事をして申し訳ない気持ちもありますし、沢山の方々に読んでもらったブログなのでとても心苦しいのですが、、




皆様からのコメントを受けて決めたことではありません。




以前からそう決めていました。




私がこのブログを書いている途中から考えていた事でした。




なぜそのような事をするのか?




娘はこれから大きくなっていき、だんだん物事が理解できるようになってくるでしょう。




娘がこのブログを読めるようになるころ、まだ、幼く、きちんと物事が判断できないときに、意図しないところで何かの拍子にこれを見てしまって、辛い気持ちにならないようにとの配慮のためです。




また、将来、娘のお友達や周りの人達がこのブログを見たときに、娘にどういう言葉をかけるかわかりません。




あまり考えたくはないですが、もしかして、娘がからかわれたりして嫌な気持ちになるかもしれません。




子供の反応は純粋で、残酷かもしれませんので、




私が、娘に本当に読ませたいと思うその時まで、このブログはタイムカプセルとして、今はそっとその蓋を閉めたいと思います。




短い間でしたが、皆様と妻の生きた証、感情を共有できた事を本当に幸せに思います。









妻の生前に、まだ化学療法をしていたころだったと思いますが、この病気で頑張った自分たちの事を記録に残しておきたいね、と話したことがあります。



しかし、その頃は妻もブログを書いてはいませんでしたし、私もブログなんて考えてもいませんでした。



治療中は色々忙しく、妻も私もなかなか細かい記録までは残せませんでした。



以前も書きましたが、この備忘録は、妻の亡くなる1週間ほど前から、僕が携帯のメモに一気に書き上げたものでした。



妻と、自分たちの事を記録に残したいね、と話した時の事を思い出して、一心不乱に書きました。




分かりづらい内容だったかもしれませんし、皆様がもっと知りたかったこともあるかもしれません。



こんなことまで書かなくてもいいのに、という意見もあると思います。



本当は私も、書き忘れていた事、もっと書いておけばよかったと思う事がまだたくさんあります。



しかし、妻と私のブログがこのような形で皆様の目に留まり、たくさんの方が私達家族を応援してくれるようになり、本当に嬉しかったです。



なので、そんな嬉しい気持ちのままでこのブログは終わろうと思います。







以前の記事にも書きましたが、私はブログなどというようなものには無縁な生活を送ってきました。



もともと、それほど社交的でなかった私は、明るくて皆から好かれる妻に社交性を依存していました。



しかし、妻が亡くなって、ブログを知り、ブログを書くようになり、沢山のコメントをいただくことが、こんなにも嬉しいことだと知りました。



人は自分1人では生きていけない、沢山の周りの人に支えられて生きているのだと、本当に心からそう思います。



妻が亡くなってから、少しずつ自分の性格も変わってきているような気がします。



これからは恥ずかしがらずに周りの皆の助けを借りながら、頑張っていこうと思います。



そして、苦しんでいる人をみたら、そっと手を差し伸べてあげられるように、強く生きていこうと思います。



また、娘がこれから幸せに生きていけるように、最大限の努力をしようと思います。







本当に皆さま今まで沢山のアクセス、応援コメントをありがとうございました😊
応援してくださった皆さまのおかげで最後まで書ききることができたことに多大なる感謝を申し上げます。



私もこのブログのおかげで、一番辛かった時期に、少しでも何かに没頭し、沢山の方からコメントをいただいて、悲しみも少し和らいだように感じます。




ほんとうにありがとう😊




こじ&りゅう&あおい