感染男性 自宅待機要請無視し飲食店に 愛知・蒲郡市の50代男性
新型コロナウイルスの感染が確認された男性が、自宅待機の要請を無視して、飲食店を訪れていた。
愛知・蒲郡市の会見「『外出をしないでください』という指導はあったが、従っていただけなかった」
愛知・蒲郡市に住む50代の男性は、同居する両親の感染が確認されため、4日に検査を受け、陽性と判定された。
医療機関が男性に午後6時ごろ結果を伝え、受け入れ先の医療機関が見つかるまで自宅に待機するよう要請したが、男性はその後、1人で市内の飲食店を訪れたという。
保健所によると、店内にいた濃厚接触者は健康観察の対象とし、自宅待機を求めたという。
市は、飲食店の名前は明らかにしていない。
各地で感染が広がる中、6日から新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR検査が保険適用に変わる。
いったいそれによって、何がどう変わるのだろうか。
まずは、検査費用について。
本来は、1万8,000円かかる費用だが、窓口負担は公費で補てんされるため、これまでと同じように患者負担はない。
このPCR検査を受けるために、これまでは保健所を一度通す必要があった。
なので、医師がPCR検査が必要と判断しても保健所に断られるなどして検査を受けられないといった事態も出ていた。
これが6日から保険適用になることによって、医師が必要だと判断すれば、保健所がなくてPCR検査を受けられる。
ただ、熱っぽいからといって、誰もが検査を受けられるというわけではない。
感染が疑われる患者と、そして、入院していて退院できるか判断するために検査が必要な人に限る。
検査を実施するのは、当面の間、設備や人員などの体制が整っており、院内感染を防止できる機能を持つ、帰国者・接触者外来か同様の機能を持つ医療機関に限られている。
保険適用されることで、今後、民間企業も検査に入れることになる。
検査会社が参入しやすくなるので、今後の検査能力の高まりが期待される。
(東海テレビ)