嫌がらせ電話も 感染者とデマ拡散された清水区の社長 「事実無根」と否定 

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新型コロナに感染した男性が静岡市清水区の会社社長ではないかとSNSなどで拡散されたことを受け、会社側はホームページ上で事実無根と否定しました。

「この噂は事実無根であり当該男性は弊社とは無関係です」

これは清水区でねじ部品の製造や販売を行う興津螺旋のホームページに、4日掲載された一文です。

興津螺旋によりますと、静岡市が60代男性の新型コロナウイルスへの感染を発表して以降、SNS上に「感染したのは社長らしい」と言ったデマが投稿・拡散されました。

このため会社には嫌がらせの電話がかかって来たほか、取引先などから問い合わせのメールが寄せられたため対応に追われたということです。

この会社の社長は「社員や家族にいじめなどの危険が迫らないか心配。匿名であるのをいいことに、無責任に噂を広めることで重大な被害につながると認識してほしい」としています。

新型コロナウィルスに関する根拠のない情報、デマ、うわさがSNS上で広がっています。重大な被害を被る人がいることを心にとめて、簡単に広める行為はやめてほしいと思います。

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