名言ナビ☆名言格言辞典
[ 名言 ]
いひおほせて何かある(=いいおおせて何かある)
[ 出典 ]
松尾芭蕉[まつお・ばしょう]
(江戸時代前期の俳人、1644~1694) 向井去来著『去来抄』 [ 別表現/別訳 ]
(ver.1)
言ひおほせて何かある(=言いおおせて何かある) [ 意味 ]
言い尽くしてしまって、あとに何が残るのだ?
何も残らないではないか。 すべてを言い尽くさず想像の余地があってこそ、余韻・余情が生まれ、作品の味・魅力となるのだ。 すべてを言い尽くしたような作品はただの駄作である。 [ 補足 ]
※去来が巴風の句「下臥(したぶ)しにつかみ分けばや糸桜」について、「いと桜の十分に咲きたる形容、よく言ひおほせたるに侍(はべ)らずや」(糸桜が満開に咲き誇っている様子をよく言い尽くしている)と評したことに対し、去来の師である芭蕉が指摘した言葉
[ 関連名言ツイッター]
[ ランダム名言 ]
1. 金は物を言うという。しかし、こちらがいくら呼んでも聞こえ…… 2. 人間は環境の創造物ではない。環境が人間の創造物である。 3. 女性たちは、自分が女として見られていると、刺激されて、ハ…… 4. 本を読まない人間は、本を読めない人間より少しも有利ではない。 6. クローゼットのスペースはお金に似ている。あればあるだけ使…… 7. 自然は絶えず建設し、また絶えず破壊する。自然の工場は及び…… 8. 自信とは、自分の能力や技量で物事が達成できるかどうかの見…… 9. 他の誰かがあなたの気持ちをわからないと言う理由だけで、そ…… Copyright (C) 名言ナビ.net All rights reserved. |