安倍政権の補正予算は、人工知能や5G強化、自衛隊の待遇改善、高齢ドライバー対策、災害復興に特化した内容!

安倍政権が年内にまとめる予定の2019年度補正予算について、内容が明らかになってきている。経済対策として約4兆3000億円を計上することが明らかになった。災害からの復旧・復興などに約2兆3000億円、米中貿易摩擦など経済の下ぶれリスクへの対応として9000億円前後、来年夏の東京五輪後を見据えた未来への投資に1兆1000億円がその内容だ。

その中身をご紹介しよう。

人工知能や5G通信強化に1兆円!!!

安倍政権は、2019年度補正予算では、人工知能や5G導入のために1兆円を投じることを決定した。また、遅れがちな中小企業のIT化支援に3000億円も投じることとなった。

政府は9日、近く閣議決定する2019年度補正予算案に、人工知能(AI)や次世代通信規格「5G」の導入を進め、経済成長を目指す「デジタル・ニューディール」の関連予算として9550億円超を計上する方針を固めた。

学校のICT(情報通信技術)化に2318億円、中小企業のIT化支援などに3090億円を充てる。ポスト「5G」を見据えた情報通信基盤強化には1100億円程度を盛り込む。

引用元 補正1兆円計上へ 「デジタル・ニューディール」でICT化や技術開発を強化

これにより、諸外国に対し、巻き返しを狙うということだ。

自衛隊の待遇改善に4200億円!!!

連日の災害派遣によって疲弊している自衛隊だが、安倍政権は、そこへの配慮も欠かしていない。災害派遣時に不足している簡易ベッドや普段から不足しているトイレットペーパーの充当を決定した。

防衛省は11日、災害派遣された自衛隊員の活動環境を改善するため、近く閣議決定する令和元年度補正予算案の防衛費に8億円を計上する方針を固めた。簡易ベッドと用具箱を約9900個ずつ購入。いずれも既存のものと合わせて1万6400人分を整備する。これまで河野太郎防衛相は過酷な環境を改善する意向を強調しており、補正予算案に反映させた。

今年は大規模災害が相次ぎ、人命救助や生活支援などにあたる隊員の派遣が長期化。台風19号では1カ月半以上にわたり延べ7万9千人が従事した。

さらにトイレットペーパー約89万個や、戦闘服や下着、靴下、簡易トイレなども購入する。防衛費全体では総額約4200億円となる見通し。

引用元 災害派遣自衛隊員の環境改善へ 補正予算案でベッド1万台購入

立憲民主党などの野党は、自衛隊員の身の安全などと心にもないことをしばしば口にするが、こうした待遇改善を口に出したことすらない。むしろ、今国会では、桜!桜!桜!ばかりであった。

いかに野党の自衛隊云々が口先だけであり、安倍政権が有言実行であるか、よくわかるというものだ。

高齢ドライバー対策に1130億円!!!

また、安倍政権は、立憲民主党が思い付きで検討したものの、放棄してしまった高齢者の安全運転対策に取り組む姿勢をすでに示している。(参考

今回の補正予算は、さらにその姿勢を強化するものとなった

政府が近く閣議決定する令和元年度補正予算案で、65歳以上の高齢ドライバーを対象とした「安全運転サポート車(サポカー)」の購入支援などに1130億円程度を計上する方向で調整していることが10日、分かった。社会問題化した高齢ドライバーの交通事故を防ぐとともに、自動車メーカーの技術開発やサポカーの普及を促すのが狙い。

(中略)

サポカーに加え、電動アシスト自転車や電動車いすの普及にもつなげる。

引用元 「サポカー」購入支援などに1130億円程度 政府、元年度補正予算案で調整

「サポカー」とはレーダーによる自動ブレーキに加え、ペダル踏み間違い時加速抑制装置等を搭載した、特に高齢運転者に推奨する自動車である。この購入を支援しつつ、そもそも自動車にのるべきではない高齢者には電動アシスト自転車や電動車いすの購入支援によってシフトさせるというのが狙いだ。

災害からの復旧・復興などに約2兆3000億円!!!!

また、安倍政権は台風など今年続発した災害の復旧・復興に2兆3000億円を投じることも決定した。

このように、今回の補正予算は、当たり前のことではあるが、国民やこれに尽くす人々を考慮した大変魅力的かつ大規模な内容になっている。しかし、こうした4兆円の補正予算のチェックよりも、5000万円の「桜を見る会」を何とかの一つ覚えのように追いかけたり、シュレッダー遊びにいそしんでいるのが野党の皆さんなのだ。

これらのことから、野党の議員の能力欠如、人格欠如は明らかになった。もはや野党としての資格すらない。人間失格、野党失格だ。

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