安倍総理、G7におけるイラン、北朝鮮、データ流通で議論をリード!

8月下旬、大成功に終わった先進七カ国国首脳会合(G7)。このビアリッツ・サミットは、日本のメディアは首脳宣言がないことから失敗だったと評しているが、欧州メディアは大成功と報じ、特にイラン問題などでは進展があった。

ここにもメディアの公平性を欠いた、国民のことなど全く視野にない偏向報道が見られる。なぜそこまで自分の国の総理を貶めたいのか理解に苦しむ。

そして、そこにおける成功の一端を安倍総理が担っていたのである。

「大成功」だった、ビアリッツ・サミット

まず、大成功だった点については、八幡和郎氏が「欧州の報道」を紹介しながら指摘している。なぜ日本人が欧州の報道を紹介しないといけないのだろう。

ヨーロッパのメディアはビアリッツ・サミットの予想外の大成功を讃えているが、NHKは「首脳宣言見送り G7 揺らぐ結束」という見当外れの見出しで朝からフェイクニュースを垂れ流している。朝日新聞もG7「『首脳宣言』見送り」と同じようなもの。どちらも、事態が急変したのに予定原稿をそのまま修正しなかったのだろうがお粗末の極みだ。

ロシアや中国が冷淡なのは参加していないから当然だし、アメリカのリベラル系メディアは、トランプ大統領の得点になることは絶対に報道しない。ましてやそれが大成功だということは、安倍政権に対する日本のメディアと同じだ。

なぜ、こんなことになったかというと、マクロン大統領が、期待値を下げるという高等戦術をとったからで、宣言を採択しないということにしたのもその一環だ。これをドイツのZDFもマクロンとフランス外務省の外交手腕を絶賛している。

結果的には、サミット本体だけでなく、同時に行われた様々な2国間の首脳会談も含めて信じがたいほどの大成功だった。

引用元 G7サミット:空前の成功を理解しないNHKと朝日新聞

これは八幡氏の贔屓ではない。首脳宣言の代わりに、最終的に5項目について文書がとりまとめられたのは事実であり、こういうことは全く報道されずNHKと朝日新聞は、またもやフェイクニュースを垂れ流したのだ。まあ、もしかしたら、こう言ったことの理解ができる頭もないし、取材能力もNHKと朝日新聞にはないのかもしれない。

また、8月26日、中東の地政学専門家のアルダバン・アミルアスラニ氏は、フランスラジオのヨーロッパ1に対し、「トランプ氏はマクロン氏を批判する下品なツイートもせず、G7会場を立ち去ってもいない。成功の第一歩だ」と述べている。

事実、マクロン大統領は、イランのザリフ外相を招き寄せ、会見の場で、イランとの直接対話を促し、トランプ大統領から「適切な条件下で会談する」という、とてもポジティブな発言を引き出すことに成功している。

そして、このイラン問題の進展に安倍総理が大きな役割を果たしていたのである。

イラン問題で、安倍総理が果たした貢献

今回のG7では、安倍総理はイランの最高指導者ハメネイ師と直近に会談し、イランの主張を直に聞き取った唯一の首脳である。実際、外務省によれば、安倍総理は、自身のイラン訪問も踏まえ、中東における緊張緩和と情勢の安定化に向けて日本として外交努力を継続していく旨述べたという。

そして、安倍総理の発言もあり、G7としては、イランの核保有を認めず、地域の平和と安定のため、引き続き緊密に連携していくことを再確認したという。安倍総理の説得が功を奏したと思われる状況証拠は、2つある。

第1に、あのトランプ大統領が、「今回は機が熟していないから(ザリフ外相に)会わなかったが、時期が来れば、近々イランと直接的な対話に臨む準備がある」としおらしくなったのである。これは気候問題で対立するマクロン大統領の力だけでは無理だ。もちろん、安倍総理だけの力ではないが、安倍総理とトランプ大統領の関係が大きく事態解決に寄与したことは間違いない。

第2は、サミット直後の8月28日に、安倍総理とイランのザリフ外相は会談を行っているということだ。これはイラン側が安倍総理に何らかの御礼なり今後の相談をしたとみてよい。つまり、G7における安倍総理の活躍に感謝なり今後の助力をイラン側がお願いした可能性が高い。このことはその際のザリフ外相の笑顔からも伺える。

このように、こうした事実を国内メディアは全く無視しているが、G7において、世界の火薬庫である中東和平の為に、安倍総理は大きな役割を果たしたのだ。

北朝鮮問題やデータ流通でも議論をリード!

北朝鮮問題でも安倍総理のリーダーシップは発揮された。

北朝鮮に関しては,安倍総理が議論をリードし,G7の優先課題の一つとして,議論が行われました。G7として,全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な,検証可能な,かつ不可逆的な廃棄(CVID)の実現を追求していくことの重要性について一致し,そのために国際社会として関連国連安保理決議の完全な履行を徹底し,引き続き米朝プロセスを後押ししていくことを確認しました。拉致問題についても,安倍総理から,早期解決に向けた理解と協力を呼びかけ,賛同を得ました。

引用元 G7ビアリッツ・サミット(結果)

安倍総理は、北朝鮮問題が、拉致・核・ミサイルの三本柱であることを引き続き、先進六カ国の首脳に合意させたのである。

また、安倍政権がG20大阪サミットの主題として掲げ、各国の賛同を得た「信頼性のある自由なデータ流通(DFFT)」もG7ではさらに進展させることになった。G20大阪サミットの際に立ち上げた「大阪トラック」の下、データ流通に関するWTOでのルール作りを進め、来年6月までに取りまとめることが合意された。


このように、今回のG7サミットは大成功であり、イラン問題の緊張緩和に安倍総理が大きな役割を果たしたのである。そして、北朝鮮問題やデータ流通では、安倍総理が議論の主役を担った。

こうした外交的成果は認められるべきものだ。

また、こう言った事実をメディアはしっかりと国民に伝えないといけない。

失敗も成功も政治家は、その全てに対する責任を常に負っており、そうしたことをメディアが正しく客観的に評価し国民に伝えるのが義務だ。

我々は、こうしたことに貢献できるよう努めて行きたい。

やはり安倍総理は戦後の名宰相の一人として相応しい人物ではないだろうか。

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