ついに地元有権者も裏切った石破茂

以下のチラシは、直近の石破茂の政治活動である。


このチラシを見て、あえて一つだけ言いたい。憲法改正について国民の前で議論することは良いことだが、対談相手の人選は全く理解できない。以下の対談相手が、憲法改正を語れる資格は、全くない。
• 山尾志桜里:W不倫の末、W離婚
• 仁比聡平:マイク・ホンダ下院議員に対して、「米下院で(慰安婦で日本に謝罪を要求する)決議を上げたことに敬意を表します」と感謝を直接伝える

山尾氏は、道徳以前に国会議員として危機管理能力がなく、ハニートラップに対しても脆弱としか思えない。有権者に対しても空虚な言い訳を繰り返し、不誠実この上ない。このような人物が憲法改正を語るべきではない。

仁比氏はもっとひどい。日系議員でありながら、自らの当選の為に中国・韓国系に媚を売って、日本政府に慰安婦問題での謝罪を要求する下院決議を提起したマイク・ホンダ下院議員(当時)に対し、2008年に面談した上で「敬意を表します」等と直接伝えたのである。まさに日本への裏切りである。

こうした面々に対し、自民党所属の派閥の長である石破氏が議論するのは、愚かしいことこの上ない。おそらく石破氏は安倍総理との違いを出すことに躍起なのだろう。しかし、違いを出そうと必死のためか、結果として全国民を敵に回すような言動が目立つ。特に日韓関係についてはどこの国の国会議員なのかと思うほど韓国よりの立場、いや韓国の立場を主張している。

●竹島は石破氏お膝元、しかし領有権を主張せず

まず、悪化する日韓関係について、石破氏は「(韓国最高裁の)判決は国際法的に間違っている」と明言しながら、「合法であっても独立国だった韓国を併合し、(朝鮮半島出身者の)名字を変えることが行われた。そういう歴史があったことをどれだけ認識するかだ」と述べた。

韓国が不法占拠する島根県・竹島については、「日本人は領土への感覚が鋭敏ではない。『韓国の主張は間違いだ』と、きちんと話せる国会議員もそんなにいない」「それでも、そう話さずして、領土問題を語ってはならない!」などと強気な発言をみせた。

ここで記者に疑問がわいた。

石破氏は11月18日に韓国・ソウルで講演した際、韓国最高裁の異常判決について、「日本人にとり大きな驚きをもたらした」といい、日本人の「激しい怒りの声」を伝えなかったとされる。竹島でも強い主張をしなかった。これは、先の「やらねばならぬ時に…」という話と違うのではないか? 講演後、石破氏を直撃した。

石破氏は「韓国では地方創生がテーマだった。招待を受けておいて領土の話をする? そんな無礼なことができるか?」と記者をにらみ返した。

引用元 石破氏 竹島領有権、強く主張せず…「地方創生で韓国に招待された。領土の話なんて無礼なことができるか!」夕刊フジ「大丈夫?“ポスト安倍”」ネット「ポスト鳩山」

石破氏は「韓国では地方創生がテーマだった。招待を受けておいて領土の話をする?そんな無礼なことができるか?」というが、米ポンペオ長官など海外要人はしっかり自国の主張を相手国にしている。

政治家たるものおべっかばかり使わないで、国益を優先することが第一ではないのだろうか。

いくら日本国内で息巻いて見せても肝心の訪韓の時に韓国にヘコヘコしているようでは国民の信を得ることはできない。むしろ売国行為である。

●「韓国レーダー照射」事件で沈黙。しかし、過去には反撃すべきと発言・・・
今や日本国中の怒りを倍加させている、韓国海軍駆逐艦による、海自哨戒機へのレーダー照射とその後の見苦しい言い訳の数々。だが、石破氏は沈黙したままである。いつもは評論家然として多弁なのに奇妙なことである。

ここで過去のレーダー照射に関する石破氏の著作や国会での発言を見てみよう。

「中国軍による我が国海上自衛隊の艦船や航空機に対する火器管制レーダー照射事案は、ロックオンと呼ばれ極めて危険な軍事的暴挙」「こうした行動に対しては、自衛隊が武器等防護のための武器使用規定(自衛隊法95条)を根拠に警告射撃等を行うことも、法理論上排除されない
出典 石破茂『日本を、取り戻す。憲法を、取り戻す。』(PHP研究所)

○国務大臣(石破茂君) レーダー波を照射されたということになりますと自衛の措置をとってよいということは、これは国際法上の常識でございます。(中略)レーダー波を照射されれば自衛の行為としてそこを攻撃するということ、これは当然認められておることでございますし、このことについて国連で何か疑義が提起されたことが一度でもあるかといえば、一度もないのも御案内のとおりです。
出典 第168回国会 予算委員会 第3号 平成十九年十月十七日(水曜日)

なんと、石破氏は防衛大臣時代に、レーダー照射は軍事的暴挙だと断言し、それに対する自衛権の発動が国連で疑問視されたことはないと断言しているのである。心強い限りである。

今こそ、石破氏は韓国軍のレーダー照射は、軍事的暴挙であり、自衛権の行使も可能であると、韓国政府に堂々と言うのが筋である。だが、沈黙している。まさか、韓国軍のレーダー照射だけはきれいなレーダー照射とでもいうのだろうか。

少なくとも、石破氏が韓国に忖度しているとしか思えないのは確かである。

●徴用工判決後、韓国で講演していた

政権与党の国会議員であって先の総裁選にも出馬した石破氏が徴用工判決後、韓国講演を行うこともあって、徴用工判決に憤りを覚える国民は、石破氏が日本の主張をきちんと伝えてくれるものと期待した。

しかし、石破氏は気付いていないかもしれないが言葉の端々に韓国に寄り添った発言をしている。例えば上の記事でもある「(朝鮮半島出身者の)名字を変えることが行われた。」とあるが、Wikipedi創氏改名によると

創氏改名(そうしかいめい)は、大日本帝国朝鮮総督府が、1939年(昭和14年)制令十九号(創氏)[注釈 1]および二十号(改名)[注釈 2]で、本籍地を朝鮮に有する日本臣民(以下朝鮮人という)に対し、新たに「氏」を創設させ、また「名」を改めることを許可した政策。儒教文化のために女性は結婚後も他所者として夫や子供の「姓」には加われなかったが、個々の判断で決めた新たな「氏」において夫婦一致させることが義務付けられた。約8割が日本風の「姓」で「氏」を創設したが、金や朴など従来の「姓」を夫婦の「氏」とすることが出来た「改名」は任意の申請制であり、希望する「氏」を許可期間中に届け出をしない場合は、自動的に従来の「姓」が一家の「氏」となった。陸軍中将洪思翊などは元の「姓」である「洪」を「氏」にしたが、改名はしていない。

引用元 Wikipedi創氏改名

とある。

石破氏は、改名は日本が強制したと主張しているが、史実はあくまでも改名は任意だったことが分かる。

また、「合法であっても独立国だった韓国を併合」という部分も韓国が主張する「日本は朝鮮半島を軍事力で植民地化し、収奪の限りを尽くした」に寄り添った発言だ。

つまり、石破氏は潜在的に韓国を擁護していることに気がついた方がいい。国民はとっくに見抜いている。元々、彼は裏切りの歴史ばかりだからだ。石平氏は、「安保法案にかんする石破茂氏の発言を聞いて呆れた。今一番肝心な時、自民党内のハト派といわれる人々でさえ総理を支えて法案成立に全力を挙げているのに、自称保守の彼は後ろから仲間たちに鉄砲を撃ってしまったのだ。肝心な時に裏切る人間は一番信用できない人間。「石破総理」何か要らないのだ。」とかつて、twitterで指摘していたが、まさにこの通りだろう。

一部報道では善戦したと言われていた総裁選から3カ月。石破氏の韓国に対する姿勢が明らかになるにつれて、国民の石破氏を見る視線は変わってきている。そして今、国民は徴用工判決とレーダー照射問題を契機に韓国に対して厳しい視線を送っている。石破氏は今一度、自身がどこの国の国会議員であるのか再考すべきだ。韓国に日本の立場を伝えることもできず、韓国の立場に沿った主張のみを繰り返すなら、それは日本国民に対する裏切りにほかならない。

自民党だけでなく、日本も裏切った石破氏は、一体どこへ向かっているのか。

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