『安倍晋三の真実』。著者は、安倍首相のスピーチライターである谷口智彦内閣官房参与だ。名前だけを見てもピンとこない人のほうが多いだろうが、谷口氏は元々「日経ビジネス」(日経BP社)の記者で、第1次安倍内閣時に外務副報道官を務め、2013年に安倍首相のスピーチライターとして採用された人物。
著者・谷口智彦『安倍晋三の真実』に書かれている安倍総理の外交が素晴らしい。
『安倍晋三の真実』を書いた著者
谷口 智彦(たにぐち ともひこ)
日本の雑誌記者、ジャーナリスト。
内閣官房参与、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。
この本では谷口智彦氏が「外交スピーチライター」であることを自らカミングアウトして執筆した渾身の1冊。
モリカケ問題など、さまざまの逆風の中でも、〝国益〟を第一に進む安倍総理と、それを支えるチーム安倍の姿が何ひとつ隠すことなく語られている。
内容紹介
「官邸は〝月月火水木金金〟」
「“無念”を共有するチーム安倍」
「55歳で手に入れた青い空」
「総理に負けない菅官房長官の働きぶり」
「今、安倍総理は世界外交の中心にいる」
「アベノミクスが目指しているのは“未来を明るいと思えるか”」
「演説会場に漏れた嗚咽」ほか、
これまで誰も知らなかった総理官邸の舞台裏がここに明かされる。
「(この本を書くことは)安倍総理を失っては国益を害すと信じる強い動機のみによって、導かれてのことです。今の日本には、試したことのない器に試しに水を入れ、ひび割れがあるかないか、そのせいで水が漏れるか漏れないかと、確かめてみるようなゆとりはないのです。……大手新聞やテレビが伝えるアベ像に、本当かな、と一抹の疑問をもっている人にこそ、読んでほしい」と――。https://goo.gl/pCEZSJ
『安倍晋三の真実』の感想
本書は、「官邸4階から、一つ上の階にいる安倍総理を常日ごろ見た観察の記」であり、「実証するよりは感想を記そうとして」まとめられている。そのため、観察記にしては直接の引用が極一部に限定されており、元記者であり、役所内を熟知した学者としての彗眼に触れることができる。逆に引用されていても、「総理から一度、直和として聞いたことがあります。(引用文)正確な再現ではありませんが、そんな趣旨でした。」と内閣官房参与という位の高さを偉ぶらないような気さくな表現がされている。
「外交の安倍」と国内で高く評価されている外交においても注目すべき箇所がある。外交音痴の有識者達が、北朝鮮との交渉で日本は蚊帳の外に置かれていると批判しているが、筆者は、拉致問題が北朝鮮が解決し、核、ミサイルで進歩が見られた暁には国交正常化のプロセスを始めることになり、日韓国交正常化の時のように支援金を日本が支払うことになり、北朝鮮はその支援金を皮算用し、交渉に臨むため、日本が蚊帳の外に転がり出ることはないと外交音痴の有識者達を論破している。https://goo.gl/c9ST7v
とにかく分かりやすい。いかにマスコミによって安倍総理の素顔が曲げられているか、考えさせられた。
客観的、冷静な分析に基づいて総理に仕える著者の主張には頷ける。
官邸の舞台裏を十分堪能できるものになっています。また外交面で安倍首相に敵う日本人はいないと確信した。
大きな政府として官邸主導の大政治を齷齪進める為に、総理並びに作者が血眼に働いている姿を知った以上、
私たちも心身を削らないといけない。
安倍晋三 – Wikipedia
マスコミ・メディアでは取り上げられない真実。
ただ批判するだけの無能・無知な議員達と一緒になってはならないのだと改めて思える内容でした。
機会があれば読んでもらえると新しい真実が見えてくるかもしれませんね。
谷口智彦さん(内閣官房参与、総理のスピーチライター)の、実にタイムリーな好著、『安倍晋三の真実』を、何度も涙しながら読了。安倍内閣のこれまでの成果は、外交はA、経済はBだが、情報化はCだ。ぜひ三選して、日本がすべてに「希望を持てる国」になれるよう、もうしばらく全力投球を続けてほしい。
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