覚醒剤およそ240キロを冷凍エビの箱に隠して密輸したとして、日系カナダ人の男が逮捕され、起訴された。全国の麻薬取締部が税関を通ったあとに押収した覚醒剤の量としては過去最大。
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覚醒剤およそ240キロを冷凍エビの箱に隠して密輸したとして、日系カナダ人の男が逮捕され、起訴された。厚労省麻薬取締部によると、カナダ国籍のタテヤマ・ヨシヤ被告はことし1月、カナダ・バンクーバーから東京・江東区青海の港に覚醒剤およそ240キロ、末端価格144億円相当を販売目的で密輸したとして先月逮捕され、9日、起訴された。覚醒剤はコンテナ内の冷凍エビの箱の中に隠されていて、タテヤマ被告が港から武蔵野市の短期賃貸マンションまで運び入れたところを捜査員が踏み込んだという。全国の麻薬取締部が税関を通ったあとに押収した覚醒剤の量としては過去最大で、麻薬取締部は、背後に国際的な密輸組織が関わっているとみて調べている。