2020-03-09

続・デリヘル嬢してた時にこんなお客さんいたなっていう思い出。

anond:20200309043139

同じ種類の空き瓶を窓際に沢山並べていた人

最近はめっきり名前を見かけない、某俳優さんに似ていた。

窓際に、お酒の瓶らしいものをずらーーーっと並べていた。

遅漏というか、本番でないと抜けない質のようだったが、ヤらせてと言ってくるわけでもなく隙あらば挿入してやるという勢いで、無言で攻めてくるのだった。ラスト5分になっても放してくれないし、三分超過してもまだ私の両手首を掴んだままで、一言も喋ろうとせずに腰を押し付けてくるので、私が折れるしかなかった。挿入したら大急ぎで腰振って射精して、やっと解放してくれた。お竿が右にカーブしているのが個性的で印象に残ったのだが、かなり痛かった。

すっごく喋らない人だった。

お得意様

店長が何故かかなり大事にしている客だった。他の嬢のお得意様だったのだが、その子生理休暇かなんかでいなかったので、私が相手することになった。のはいいんだけど、その人アナルを掘られるのが、趣味だったのだ。

私はアナル攻めなんかやったことない上にホームページ上ではNGにしてあったのに、いきなりやれって言われても。

「そんなー!何の知識もないのにいきなり内臓弄くれとか無理です怪我させちゃうよぉー!」

と泣きべそかいて断ったのに、店長の車でその人のおうちに強制連行された。そしたら、アナル攻めは出来ないならしなくてもいいってお客さんが言ってる、店長が言うので、渋々お客さんの部屋に入った。

アナル攻めは強要されなかったが無理矢理、生で本番やられた上に中出しされたという、短いデリヘル生活の中で最悪のパターンだったが、別に恐い人ではなかったのでメンタル弱ったりはしなかった。しかし、普段その人を相手してた女の子は、よくブラックリストに入れずに相手し続けていたなぁ。

たぶん歯周病の人

ヴィジュアル系バンドボーカルみたいな方向性イケメンだったが、鼻が曲がるほどに息が臭い人だった。歯周病だったのだろうと思う。ただ歯磨きをサボったりキムチくさやを常食してたとしても、そんなドブのような口臭には普通ならないだろうなあ、と思った。

黙ってあわよくば本番狙いの人だったが、攻撃は全てかわした。

私はその人とプレイするまでは歯周病とは無縁だったのだが、それからしばらくしてから息がなんか臭いとお客さんから言われたり、歯茎から血が出るようになったりしたのだが、歯周病って移るのだろうか?

その客ではなく別の客から、本番を断ったら口が臭い癖にと罵倒されたことがあった。落ち込みモードで次に相手したお客さんがカビゴンみたいな人で、

今日何だか元気ないじゃん?」

っていうので、正直に、さっき別の客に本番断ったら口臭いって怒られたって言ったら、

「息、はーってしてみて」

というので、はーってしたら、カビゴンみたいな人は、

全然臭くないよ大丈夫!気になるならこれでも食べて?」

と、手にどっさりブレスケアをくれたので、どうもありがとう!!と全部一度に食べたら胃が痛くなり、そして次の仕事場までの移動中に、ゲロゲロに車酔いをした。

反社会的な顔の人

私を呼んだお客さんたちには、普通サラリーマンっぽい風体の人って少なかったのだが、しかしあからさまに反社会的な見た目の人というのも少なくて、見た目がこわすぎて反社組織の人じゃないか心配になったのは、たぶんこの人だけだった。本人も、デリヘル呼ぶと必ず反社の人と思われて怖がられるということで、私が何もいう前に、

「俺ヤクザじゃないか安心して!!」

と言った。

部屋が大量の服で埋め尽くされていた。服は沢山あるが、本人が着ているのは普通ユニクロで買ったようなフリースという。

三度目くらいに呼ばれたとき、大量のブレスケアと30分の車移動で死ぬほど酔っていた私を見て、青ざめていた。吐きたかったらトイレで吐いていいんだよと言われたが、吐くまではいかなかった。ベッドで寝ててくれていいから、添い寝だけでいいから、と言っていたが、ぐったりしてる私にちゃっかり本番をするという。最中ゲロ吐かれたらとか思わないのだろうか?

何でかセックスしたら、気分が悪かったのが治り、

「だいぶ顔色が良くなったねー」

と言われた。お客さんもね。

万引き常習犯

東京とは思えないほど広ーいお部屋に住んでいる人だった。住所がギリギリ○○区だということがコンプレックスだったようだ。いいじゃない、広いんだし。

広い部屋に、巨大な電球(ほんとに灯りが点く)が転がっており、美術書写真集が床のあちこちに塩の柱のごとくに積んであった。二人がけのソファーと、ローテーブルと、その横にお布団が床に直敷き。

初めて呼ばれた日が凄く寒い日で、

「寒かったでしょ。これでも飲んで身体温めなよ」

と出されたのが、氷の入ったグラスに注がれた、赤ワインキンキンに冷えていたが、確かに身体は暖まった。寒すぎたせいか、酒嫌いな私が珍しくお酒を美味しいと思った。

なんか炭酸の抜けたファンタグレープみたいな味のするお酒だなと思ったら赤玉だった。

「こんなすごいのすごいの飲んだことないでしょ?」

うん、飲んだことはないけど……。

コーヒーが大好き過ぎて、キッチンにでっかいバリスタマシンを置いていた。

若いから歳上の女の人としか付き合ったことがなくて、若い女の子にハマったのは初めてだといって、何回か呼んでくれたが、会う度ごとに病んでいっていた。

持っているCDの多くが、学生時代万引きしたものだと、二度目に会った時に言っていた。正直引いたので、ぇ……そうなんだ……くらいの反応しか私はしなかった。

そして三度目にあった時に、お洒落帽子を見せてくれたのだが、

「この間君に昔の話をしたら、今でもやれるかどうか試したくなったんで、ちょっと盗ってみたんだ。簡単に盗れたよ。まだまだ腕は落ちていなかったみたい」

と、その人は言った。へ、へぇ……くらいのリアクションしか出来なかった。私のせいだろうか、いや、どう考えてもその人が悪い。

お腹がポヨポヨしていて腹筋が皆無な感じだったので、騎乗位です素股するときはおそるおそるした。

中学生並みの英語力で専門書を読みこなす

ちょっと普通じゃない二階建てアパートに住んでいる人だった。一見するとただのアパートなのだけど、階段おかし位置についていて、どうやって二階に上がればいいかからない、そんなアパートだった。

パソコン関係仕事をしているとかで、英語で書かれた専門書が部屋の隅に山積みされていた。こんなに英語読めるなんてすごいと私が驚いたら、

「これくらい中学生くらいの英語力で読めるよ。好きな分野の本なら英語勉強特別しなくたって、読めるようになるもんだよ」

とその人は言った。

大胸筋がすごい人だったが、運動といえばセックスくらいしかしないという。

プレイ中に何だかお互いやる気が出て、

「今すっごくしたいと思わない?」

と言われたので、した。もはや趣味領域だと思ったので、チップは貰わなかった。

次に呼ばれた時には最初から本番する気でいたがお互いテンションが上がらず、前回はたぶん奇跡だったんだ……とお互いに納得した。

本番した話ばっかりだが?

単に、セックスした相手は心に残り易いというだけで、しない方がずっと多かった。

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